静岡県・御殿場市にある、国内最大規模のアウトレット「御殿場プレミアム・アウトレット」は、東京から車でおよそ1時間半の人気おでかけスポット!
その御殿場プレミアム・アウトレットの敷地内に 2019年12月15日(日)、日帰り温泉施設『木の花の湯(このはなのゆ)』がオープンします。ショッピングを楽しんだあと、買い物で疲れた体を温泉で癒すのにぴったりの施設です。
編集部は、12月4日に行われた内覧会で一足先に温泉を体験してきました!
本物志向&富士山ファーストの温泉施設
『木の花の湯』は、(株)小田急リゾーツが運営する本物志向の温泉施設。露天の岩風呂には富士山の大沢溶岩、貸切風呂には檜や岩といった自然素材が使われているなど、随所で手触りや香りから本物のぬくもりを感じられます。
また木の花の湯では、富士山の絶景を楽しむことを第一に考えた空間作りがされており、露天風呂・内湯・サウナなどのある「大浴場」や、19室の「貸切個室風呂」、休憩施設など、館内のほとんどの場所から富士山ビューを楽しむことができます。
エントランス(帳場)は古民家風で落ち着いた雰囲気。
館内での食事などの支払いはエントランスで渡されたリストバンドで行い、帰る際に使った分の料金を支払うというシステムになっています。財布を持って館内をふらふらしなくていいのは安全で嬉しいポイント。
受付を済ませたら、2階に上がっていざ大湯(大浴場)へ。
内湯の大きな窓から富士山を一望
▲ 男湯 内湯
大浴場に入るとすぐに富士山が目に飛び込んできました!
地下水を使った内湯は少し深めのお風呂と炭酸風呂があり、大きな窓越しに富士山を眺められます。アウトレットでの買い物疲れが癒されること間違いなしです。
内湯に入りながら、早くも露天風呂への期待が高まります!
圧巻の大パノラマを楽しめる露天風呂
▲ 男湯 展望風呂
露天風呂は、富士山の山頂から麓まで望める最高のロケーション。視界を遮るものはなく、見えるのは富士山だけです。こんなに素晴らしいロケーションの中、温泉に入れるなんてとっても贅沢。
露天風呂のすぐ下は御殿場プレミアム・アウトレットなので、アウトレットエリアから見えないように曇りガラスがあるのですが、これがただの曇りガラスではないんです...!
▲ 男湯 展望風呂
露天風呂に入って富士山を眺めると、曇りガラスだったはずのガラスが透明になって富士山が見えました。角度によって見え方が変化するという工夫がされており、その徹底した富士山ファーストぶりに感服。
▲ 女湯 立湯
内湯は地下水を使用したお風呂ですが、露天風呂は木の花の湯のために掘られた天然温泉!少し黄色味がかった温泉は、美肌づくりをサポートすると言われているメタケイ酸が豊富に含まれているのだそう。
▲ 男湯 立湯
夕刻、空と富士山がオレンジ色に染まる光景は格別です...。
熱ノ室(サウナ)からも富士山
サウナというと窓のない密室というイメージがありますが、木の花の湯のサウナ(男性用)には大きな窓があり、サウナに入りながら富士山を眺めることができます。まるで絵画のような美しい光景に見入ってしまいますが、サウナの入りすぎには要注意です。
自由にくつろげる貸切個室風呂
大浴場とは別に、1階と3階には貸切個室風呂が全19室あります。友人や家族、恋人などとゆったりと過ごしたいという方におすすめです。
貸切個室風呂には、壱ノ巻・弐ノ巻・参ノ巻という3つのグレードがあり、最低平日4,500円〜 / 1時間 で利用することができます。料金には、諸税の他にレンタルのフェイスタオル・バスタオルも含まれているので、手ぶらでも大丈夫。
壱ノ巻(最大定員2名)
▲ 奥座敷 花伝 壱ノ巻「椿」
▲ 奥座敷 花伝 壱ノ巻「椿」
こちらは1階 壱ノ巻の「椿」というお部屋。
自然の音だけを聞き、富士山だけを眺めながら切り石の大きめの浴槽にゆったり浸かる、そんな自分だけの優雅な時間を過ごすことができます。
壱ノ巻のお部屋は平日4,500円、土・休日5,000円で貸し切ることができます。最大定員は2名です。
弐ノ巻
▲ 離れ湯屋 花伝 弐ノ巻「撫子」
こちらは3階 弐ノ巻の「撫子」というお部屋。撫子の浴槽は信楽焼(滋賀)で、職人がひとつひとつ手作りで仕上げた世界に1つだけのオーダー品。この大きさをろくろで回しながら作ったんだとか。
弐ノ巻のお部屋は平日5,500円、土・休日6,000円で貸し切ることができます。最大定員は2名です。
参ノ巻
▲ 離れ湯屋 花伝 参ノ巻「花水木」
▲ 離れ湯屋 花伝 参ノ巻「花水木」
こちらは3階 参ノ巻の「花水木」というお部屋。最高ランクのお部屋で、居間と脱衣室の2部屋あり、しかも露天風呂は個室風呂とは思えない広々とした岩風呂。貸切個室風呂というよりも旅館のお部屋のようです。
参ノ巻のお部屋は平日6,500円、土・休日7,000円で貸し切ることができます。最大定員は6名です。
広々とした休憩スペース
木の花の湯の無料休憩スペース(休息房)はかなり高クオリティーなので、貸切個室風呂がいっぱいで待ち時間が発生してしまっても大丈夫。写真左の畳スペースだけでなく、写真右の箱のようなスペースに籠って、横になりながらゆっくり休むこともできます。少し秘密基地っぽくて大人でもワクワクします。
▲ 休息房のライブラリー
休息房は350㎡とかなり広く、本当に温泉施設なのかと思うような場所もちらほら。そのひとつがこのライブラリーです。約2,500冊以上のコミックの他、雑誌やあらゆるジャンルの書籍が置いてあり、本屋さんのようです。
▲ うたたね房
少し照明を落とした「うたたね房」は、横になって休むのにぴったりの場所。
奥のスペースにいたっては、カプセルホテルのような空間になっているので、心置き無く休息することができます。
地元のB級グルメも手軽に楽しめる
休息房近くには「木の花カフェ」というショップがあり、静岡にちなんだドリンクや軽食が販売されていました。木の花カフェで購入した飲み物や軽食は、貸切個室風呂や休息房に持っていくこともできます。
三島メークインを使った「三島コロッケ」や、あしたか牛を使ったメンチカツ「あしたかつ」などのB級グルメが並んでいます。生ビールや地元のクラフトビールと一緒に楽しんでみてください。
地元の食材をいただけるレストラン
木の花カフェの軽食では物足りないという方は、併設されているレストラン「ダイニング花衣」へ! このレストランでは、ランチとディナーをいただくことができます(11:00〜22:00 L.O.21:00)。
一面、高さ約4mの大きなガラス窓になっており、146席全ての席から富士山を望めるようになっています。
▲ 花衣(はなごろも) 3,500円
地元の食材や旬の食材を使った料理が多く、一品料理や丼ものなど約70品があります。メニューが豊富なので、迷ってしまったら色々な料理を少しずつ楽しめる御膳がおすすめです。
御殿場プレミアム・アウトレットにオープンする『木の花の湯』。新たな絶景温泉として人気になりそうな予感がします... ! 静岡・箱根方面への日帰り旅行やアウトレットでのショッピングの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。