今回は、琵琶湖のほとりに位置する「UCC滋賀工場」へ行ってきました!
UCC(上島珈琲株式会社)といえば、1969年に世界初のミルク入り缶コーヒーを発売した会社として広く知られています。実は今年5月に、「缶コーヒーの最長寿ブランド」としてギネス世界記録に認定されたばかり!
そんなUCCの滋賀工場では、無料で工場見学ツアーに参加することができます。
大人だけでも楽しめる、UCCの工場見学
滋賀県の愛荘町に位置する「UCC滋賀工場」では、毎週火曜と木曜に工場見学ツアーを開催しています。
約80分間のツアーでは、コーヒーの木を育てる様子を映像で学んだり、普段は見ることのできない製造ラインを見学したり、コーヒーの試飲も可能です。参加費は無料! 必ず事前に予約しておきましょう。(詳細は本記事の一番下に掲載。)
まずは映像で学ぼう!
工場見学ツアーはシアタールームからスタート! 製造ラインを見学する前に、ジャマイカとハワイにあるUCC直営農園でコーヒーの木が育てられる様子を、映像で学びます。
コーヒー大好きな編集部は、さっそくUCCのコーヒーをいただきながら。
▲ セルフ式のコーヒーセットが完備されていました。
まるで宇宙船! 製造ラインを見学
映像で学んだ後は、コンシェルジュのお姉さんの案内に従って、いよいよ製造ラインの見学です。
(※ここから先は撮影禁止のエリア。今回は取材のため、特別に許可を得て撮影させていただきました!)
宇宙船のような扉が開くと・・・
近未来的な空間!
ただ製造ラインを眺めながら説明を聞くだけでなく、生のコーヒー豆と焙煎後のコーヒー豆を自分の手で触って比較できたり
社員さんによる品質検査の様子をライブカメラ越しに見学できたりもします。
見学中に手渡された、このプラスチックの筒。何だと思いますか?
実はこれ、ペットボトルの材料なんです!
この小さな筒は「プリフォーム」といって、膨らませると私たちが知っているペットボトルの姿になるのだそう。小さいまま運ぶことで、輸送にかかるコストが削減できるんですね。
他にも学びがたくさんあり、「へぇ〜!」の連発でした。
“工場萌え” するような複雑で美しい作りの機械は、残念ながら写真掲載不可とのこと。実際に行ってみてのお楽しみです!
違いが分かる? コーヒーの飲み比べ体験
続いてはカフェのようなスペースへ移動し、コーヒーの飲み比べ体験。
コーヒー濃縮エキスに水を加えて作る方法と、レギュラーコーヒー100%で作る方法、2つの異なる製法で作られたコーヒーを飲み比べます。
コーヒー好きなら一口で違いが分かるはず・・・?
最後は記念撮影!
見学や飲み比べ体験が終わると、再び最初のシアタールームへ戻ってきます。
この部屋に置いてある巨大なコーヒーのボトルは、実はプリ機(懐かしい響き!w)になっていて、記念にプリクラを撮ることができるんです!
はい、もちろん撮りました。
3種類ある背景から、あの宇宙船のようなドアをチョイス。工場見学に来た記念を残せるのは嬉しいですね。
また、この部屋ではお土産も販売されており、「コーヒーの苗木」を買って帰ることも可能!
コーヒーの木は暑い地域で育てられているイメージですが、温度や水やりなどに気を配れば日本でも育てられるそうです。常緑樹なので一年中鮮やかな緑を楽しむことができ、実は観葉植物としても人気なんだとか。
▲ UCC滋賀工場にあるコーヒーの木
上手に育てられたら、3〜4年でコーヒー豆を収穫して “自家製コーヒー” を楽しむことが可能! 木から育てるなんてロマンがありますよね。
見て、触れて、味わって、私たちの身近な飲み物であるコーヒーについて深く学ぶことができました。工場はコーヒーの良い香りに包まれており、コーヒー好きにはたまらない空間でしたよ!
夏休みのおでかけに、参加無料で楽しめるUCC工場見学はいかがですか?
「UCC滋賀工場見学」 詳細
ツアー日時:毎週 火曜・木曜、第1回 10:00〜、第2回 13:00〜
(上記以外の日時でも開催している場合や、工場の都合によりツアーを実施しない場合があります。ホームページの工場見学お申し込みフォームのカレンダーにてご確認ください。)
定員:22名(1回あたり)
料金:無料
所要時間:約80分
年齢制限:中学生以下は保護者の同伴が必要
★見学にはご予約が必要です。ホームページよりお申し込みください。