日本郵便が手掛ける商業施設「KITTE」。名前は聞いたことがあったのですが、私はごく普通の大学生。これまでオフィス街である丸の内に行く機会など全く無く、なんとなく連想していたのは正直、切手というよりもキティちゃんでした。
ところが最近、そんな未知の街に就活で降り立つことになり、空き時間に「KITTE」にも立ち寄ってみることに!やることはいつも通り、「カフェ巡り」なんですけどね・・。
ビジネスマンも観光客も集う「Tokyo City i CAFE」
こちらは地下1階、プロントの手掛ける「Tokyo City i CAFE」
さすがはオフィス街の中のカフェだけあって、電源が用意されており便利。私は締め切り間近の原稿を終わらせようとパソコンのキーボードを必死でたたいていたのですが、隣の席のお客さんも負けじと猛スピードでキーボードをたたいていました。オフィス街の中というより、もはやオフィスの中のような光景です。
でも実はこのカフェ、日本や東京を訪れる国内外の観光客に対して案内や各種サービスを提供している情報発信拠点、「東京シティアイ」の一部でもあるんです。そのため東京シティアイ内で開催されるイベントに合わせて特別メニューを用意していたり、ガイドブックや旅行誌などを閲覧できる「トラベルライブラリー」といったスペースも設置されており、ビジネスマンが集まる傍らで観光客も多そう。
大都会の商業施設の中に、突然こんなお茶屋さんのような風景が!これは日本に住んでいても、思わず写真を撮りたくなってしまいますね。
スイーツがガチすぎる「丸の内 CAFE 会」
さてまだ時間が余っていたので、探索がてら今度は1階に上がってみます。広くて木の温もりがお洒落な「丸の内CAFE会」は、ギリギリ並ばずに入れましたが、店内は静かな雰囲気のわりに満席でした。
なんだか お上品そうなマダムと、賢そうなスーツの人ばかりで緊張する空間・・・。場違いな気がしてきて、キョロキョロしてしまいます。
で、そんなちょっと不安な気持ちで注文したこの、宇治抹茶ティラミス。お刺身が乗っていそうなお皿の高級感に尻込みしてしまいますが、これがめちゃくちゃ美味しい大当たりスイーツでした!
まず抹茶味のお菓子にありがちな甘いパウダーではなく、本物のほろ苦い抹茶の粉がかかっていて香りが抜群に良い。しかもマスカルポーネの味がなめらかで絶品、下のスポンジが抹茶にひたひたに染みていて、ぎゅっと濃いのです!
私はティラミスというと、「甘すぎて一口で十分。」というイメージが強いのですが、これは小豆の甘みだけで調整されている感じがたまらなくツボでした。他にも和テイストを中心に魅力的なスイーツがメニューに並んでいたので、同じような感動を期待してしまいます。
初めての丸の内のカフェは、やっぱり大人っぽくて少し緊張してしまいました。でも、ちょっと背伸びした雰囲気の中でお茶したりパソコン作業するのも、都会っぽくて刺激的!
「KITTE」は東京駅直結とあって観光しても楽しそうなお店がいろいろあったので、次回はカフェ以外にも面白そうなものを探しに、ゆっくりまわってみようと思います。