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2016-10-26

【フランスバスク】フランス最古のチョコレートタウンでスイーツ三昧!

フランスバスク地方の中心都市

2つの川を挟んで3つの地区(サンテスプリ・グランバイヨンヌ・プチバイヨンヌ)からなるバイヨンヌ。
市内に悠々と流れるアドゥール川とニーヴ川、伝統的なバスク建築の家々、歴史を感じる石畳、大きな青空が情緒ある街を優しく包み、どこか素朴さを感じる佇まい。


街のランドマークは高さ85Mの2つの鐘楼を持つサント・マリー大聖堂。
フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路として世界遺産にも登録されています。
内部には美しいステンドグラス、そして隣接する回廊も静寂さに溢れ、見逃せません!






フランスチョコレート文化発祥の地

アメリカ大陸からスペイン、そしてピレーネ山脈を越えてバイヨンヌにカカオが伝わり、フランスで最初のチョコレート工場が誕生ました。
今をときめく芸術的なフランスチョコレート文化はここで誕生したんですね。
街を歩けば次から次へとショコラトリー、パティスリーが目に入り、誘惑が街に溢れています!!!





ポール・ヌフ通り

「チョコレート通り」と言いたくなるくらい、道の左右にいくつものショコラトリーが並んでいます。

◎CHOCOLAT CAZENAVE(ショコラ・カズナーヴ)


1854年創業のショコラトリー。名物はChocolat Mousseux(ショコラ・ムスー)という泡立てたホット・チョコレート。ビターなカカオ味、甘さは添えられてくるホイップクリームで調整して。小さなポットにお替り分も出てくるので、たっぷり2杯いただけます!





◎DARANATZ(ダラナッツ)


1890年創業のショコラトリー。カカオの分量や味付けが違うたくさんのタブレットがあります。試食もさせてもらえますのでお気に入りの1枚を(いや、2枚でも3枚でも・・・)見つけましょう。





◎PARIES(パリエス)


1895年創業のパティスリー。こちらはチョコレートだけではなく、ケーキなどもショーケースにズラリ。


名物はMouchou(ムシュー)というオリジナルマカロンとKanougas(カヌーガ)というキャラメルとショコラが混ざったネチっとした食感のお菓子。






ガトー・バスク

バスク地方に行ったら絶対絶対食べてほしい1品!厚めに伸ばしたアーモンド入りのクッキー生地にこの地方の特産品、黒さくらんぼのジャムを入れて焼いた、バスクの伝統的なお菓子です。
どこのパティスリーでも手に入りますが、地元の方お勧めのお店はレ・アール市場近くの「MAURIAC」。

バター濃厚、サックリしっとり、甘すぎない黒さくらんぼ。
うーん、絶品!期待以上の美味しさでした!


何よりも感動したのは、立ち止まっていると道行く人が親切に話しかけてくれるんです。
そんな優しさが溢れている街だからこそ、スイーツがより美味しく優しい味になるのかもしれません。
人々の優しさと甘い香りに包まれ、つい笑顔になってしまう、ほっこりとした時間を過ごすことができました。


このしおりのライター

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