みなさん、熱川バナナワニ園って知っていますか?
先日伊豆熱川温泉に旅行した際、旅館の方に近場の観光スポットをお聞きしたところ、熱川バナナワニ園を勧められたのですが、正直あまり興味が湧かず...
朝の電車で伊豆熱川を後にしようとしたところ、娘が一言「ワニが見たい」
熱川バナナワニ園は伊豆熱川駅から徒歩1分。
せっかくならと、乗る予定だった電車を2〜3本ずらし、1時間くらいでサクッと見てまわろうかと立ち寄ってみたら、夢中で3時間。
家族で大ファンになった熱川バナナワニ園を紹介します。
いざ熱川バナナワニ園へ!
特急踊り子号で東京から約2時間、伊豆熱川駅から徒歩1分のところにある熱川バナナワニ園。
本園のワニ園、植物園に加えて、マイクロバスに乗って3分の分園がある、大きな施設です。
チケットは本園のワニ園で購入することができます。
駅から歩くと、植物園の入り口が先にありますが、チケットはワニ園でしか買えないので注意してください。
入園料金は大人2,000円、子ども1,000円(4歳以下は無料)です。
ワニ園には小さなワニから、柵越しでも怖い大きなワニまで、どこもかしこもワニだらけ。
▲写真では伝わらない迫力...
基本動かず、ゆっくりどっしりと構えているワニですが、獲物を捕まえるときには瞬間的に俊敏に動くそう。
品定めされているような、今にも噛みついてきそうな...動かずともそんな恐怖を感じさせます。
柵の中からでもこんなにスリルを味わわせてくれるワニたちにもう夢中。
娘も初めて直近で見るワニに釘付けでした。
▲猫ちゃんにも見せたい迫力
ワニ園内の隅にはこんなものも。
▲非常用ワニ捕獲器具
緊張感が漂う私たち。
最後までドキドキしながらワニ園をまわりました。
植物園
たっぷりワニ園を楽しんだら、次は植物園へ。
植物園には8つの温室があり、たくさんの種類の植物を見ることができます。
園内は広く、階段の上り下りもあるため、全部見て回るのには結構時間がかかります。
温室内では所狭しと生い茂る植物。花のトンネルや葉っぱの間をくぐり抜け、まるで冒険しているような気持ちに!
植物園ではアマゾンマナティーに会うこともできます。
▲つぶらな瞳がかわいい
アマゾンマナティーの飼育展示をしているのは日本でここだけなんだとか。
分園
分園まではワニ園の前から出ているマイクロバスに乗って3分のところにあります。
歩いて行けるかも?とも思いましたが、かなり急な坂道で、待ち時間もほとんどないので利用しましょう。
分園の見所はワニの放流池とバナナやパパイヤなどの南国の果樹。
広い池の中を自由に動き回るワニは、池の中に潜んでいてよく探さないと見えなかったり、気持ちよさそうに日光浴をしていたり。
より自然に近い状態が見られ、川にこんな生き物がいたら...とまた違った迫力を感じることができました。
バナナや熱帯果樹が見られる温室では、なかなか日本の自然では見かけることのない変わった植物が所狭しと生い茂ります!
▲上を見上げると何枚も重なる大きなバナナの葉!
順路の終盤にある展望スペースからは、伊豆熱川の景色を見ることができます。
歩き疲れたらパーラーで糖分補給!
分園にはフルーツパーラーがあり、なんと園内で採れたバナナやマンゴーを使ったスイーツを食べることができます。
パーラーというとレトロな感じがしますが、店内は改装されており、モダンでおしゃれなカフェといった感じ。
▲壁一面に大きなワニ!
▲日当たりがよくて気持ちのいい店内
改装はされているものの扉や窓など、所々残る改装前のレトロな佇まいに思わずキュンとしてしまいます。
せっかくなら園内で採れたフルーツを食べようと、マンゴーパフェとバナナジュースを注文しました。
▲マンゴーたっぷりの贅沢なパフェ!
本園に分園をぐるっと歩き回り、疲れた体に染みる甘さ!
野菜やフルーツってどこで採れたかがわかるだけで、なんだかさらにおいしく感じます。
園内で採れた、庭で採れた、おばあちゃんちで採れた...知れば知るほどおいしい。
ぜひ園内で採れたフルーツを楽しんでみてください。
おわりに
サクッと見て回ろうと思っていたのに、しっかり3時間、へとへとになるまで楽しんだ熱川バナナワニ園。
お土産ショップも充実していて、ワニグッズを買って帰りました。すっかりワニのファン!
伊豆に旅行の際は、ぜひ立ち寄ってみてください:)