夏休み、家族で私の地元である富山に帰省しました。
北陸新幹線が敦賀まで延伸し、何かとホットな北陸。
メディアでも富山の観光地が特集されているのを見かけますが、今回紹介するのは魚津水族館!
お土産屋さんの真珠コーナーと併せて、知る人ぞ知る穴場スポットなんです。
2歳の娘と一緒に楽しめたので、子連れにもおすすめの場所です:)
日本最古の水族館 魚津水族館
魚津水族館に着くと、まず一番最初にお出迎えしてくれるペンギンたち。
ペンギンの水槽は屋外にあるので、チケットを買わずに見ることができます。
△水族館に入る前に足が止まります
富山県魚津市にある魚津水族館は、国内の現存する水族館の中で一番古いのだそうです。
初代魚津水族館の創立は、なんと1912年!1世紀以上の歴史ある水族館です。
△現在は3代目
入館料は高校生以上1,000円、2歳までは無料です。
△チケットには歴代の魚津水族館が!
最初は富山の河川の生き物コーナーから。
いつ行ってもそこまで混んでいないイメージですが、この日はお盆だったのもあり、かなり混んでいました。
大水槽では、富山湾にいるお魚が見られます。
水族館に行くとお寿司が食べたくなるタイプの私は、いつもこの水槽の前でお腹が空いてきます。
大きなお魚がビュンビュンと泳ぎ回り、水槽の泡がブクブクと出ている様子に娘は釘付けでした。
魚津水族館には、海の生き物と写真が撮れるスポットもたくさんあります。
特にお気に入りなのは、クラゲと一緒に写真が撮れる水槽!
お顔を見せられないのが残念ですが、一生懸命クラゲを見ています。
クラゲが漂う丸い窓のような水槽を覗き込んで撮る写真は、とっても幻想的!
生き物の展示以外にも、富山湾海底模型を見ながら富山の地形が学べるコーナーもあります。
△ボタンを押すと対象のスポットが光るタイプ
娘にはこれがベストヒット!たくさんのボタンに大興奮でした。
小さい頃から「富山の海はすぐ深くなるから泳ぐときは気をつけて」と言われてきましたが、改めて模型を見ると本当にその通りでびっくり!
行き慣れた場所も子どもと行くと、新たな発見があります。
魚津水族館は屋上に出ることもできます。
階段を登って外に出ると、海と観覧車が!
お隣には遊園地、ミラージュランドがあるんです。
夏場には海水プールもあり、水族館との共通券でお得に回ることができますよ。
晴れた日には、海の反対側に立山連峰が見えるのですが、この日は残念ながら曇っていて見えませんでした。
順路から外れるためスルーしがちな屋上ですが、とっても気持ちがいいので、ぜひ行ってみてください!
いつまでも居られる不思議空間!お土産屋さん 真珠コーナー
魚津水族館がおすすめなのは展示だけではなく、なんと言ってもお土産屋さんの真珠コーナーがあるから!
SNSで密かに、でも爆発的に人気を広げるディープなお土産屋さんです。
店内は水族館ならではなお土産品から、雑貨やアクセサリー、貝殻、化石、鉱物...
店主さんが世界中から集めたというお土産が、店中ぎっしり陳列されています。
何十年もかけて集められたお土産の中には、当時から残っているものもあり、昭和・平成レトロなアイテムが見つかる!と話題になっています。
かくいう私も、何に使えるでもないお土産品や、可愛いものを集めるのが大好きで、真珠コーナーはまさに夢の国。
何度も来ているお店ですが、店内に入るとあまりの情報量にいつも動悸がするのを抑えながら、ゆっくりじっくり店内を回ります。
△600エン
娘と一緒に真剣に見て回り、それぞれ気に入ったものを買ったあと、店内にあったスーパーボールのガチャガチャを回して帰りました。
△可愛いのが出た!
そのほかにも購入したものを一部紹介します。
娘と一緒に選んだビーズアクセサリーとカトラリーセット。
持ち手の部分にビーズや貝殻、イルカのマスコットがゆらゆら揺れて可愛い〜!
水族館のお土産ならではな購入品です。
次に、最近流行りの日焼けキティだ!と思い手に取ったら、原始人風キティだったキーホルダー。
△でも可愛い
水族館とは関係ないものの、お気に入りです。
自分用に指輪もゲット!
△イルカとファービーのハーフのようなお顔
真珠コーナーといえば、フロッキーマスコット!SNSでも何度かバズっているのを見かけました。
私は小さな河童のストラップを購入。
△守りたい...
いつももう少しゆっくり見たかった...と後ろ髪を引かれる思いで帰ります。
レトロなお土産屋さんにワクワクしてしまう人は、ゆっくり時間を取って行くのがおすすめです。
魚津水族館と併せて、ぜひ行ってみてください!
共通券で楽しめる!埋没林博物館
魚津水族館から車で10分ほどの場所にある埋没林博物館は、水族館との共通券でお得に楽しめる施設の一つです。
ここでは特別天然記念物に指定されている魚津埋没林を見ることができます。
展示数はそこまで多くないので、サクッと回れますが、埋没林の水中展示はものすごい迫力で、思わず見入ってしまいます。
巨大なプールの中に保存されている埋没林。地下からは真横に見ることができます。
地上階では、プールの上から全体を見ることができます。
魚津埋没林は約2000年前、川の氾濫によって流れ出た土砂で埋もれたスギの原生林なのだそう。
この水中展示の埋没林の樹根は、最大10m、樹齢は500年以上。
約2000年前には、こんな巨大な樹根を持つスギが生えている景色があったのかと思うと「どのくらいの高さだったんだろう」と思わず天井を見上げてしまいました。
このほかにも、乾燥展示やドーム館など展示は続きますが、埋没林博物館は建物自体も変わった形をしていて、思わず写真を撮りたくなる場所がたくさん!
△近未来感ある展示室までの通路
△思わず覗きたくなる小さな丸い窓
△埋没林がそびえ立つ三角形の展示室
小さいですが、木を使ったおもちゃや遊具のあるプレイスペースもありました!
ぐるっと見終えたら、併設されているカフェKININALで休憩。
旬のフルーツを丸ごと使ったケーキが人気なお店です。
この日はとても暑かったので、桃のゼリーとプリンの上にソフトクリームがのったパフェを注文しました。
ミルク感あるソフトクリームと固めのプリンが絶品で、大好きなメニューです。
カフェのみの利用もOK!ぜひ立ち寄ってみてください。
何度でも足を運びたくなる穴場スポット
地元民の私が何度でも足を運びたくなる、おすすめのスポットを紹介しました。
子連れはもちろん、大人だけでまったり過ごすのにもぴったりな場所ばかり!
ぜひ富山で楽しい時間を過ごしてください:)