美食の国として名高い「香港」。
数ある香港グルメの中で、私が一番好きな食べ物は…「エビワンタンメン」。
エビのたくさん詰まったプリプリのワンタン、透き通った塩味のスープ、固めのたまご麺。
思い出すだけで、お腹が空いてきてしまいます。私の中では、最強の麺。
今回は、一人旅でも安心して訪れることのできる、便利な立地にある香港のエビワンタンメンを、ランキング形式で紹介していきたいと思います。
第1位 :沾仔記(ティム・チャイ・キー)
大人気の店舗です。
セントラル駅のヒルサイドエスカレーターの近くにあり、観光時にも気軽に立ち寄り可能。
お昼時間は長蛇の列ができていたのですが、相席スタイルで店内に案内され、すぐに順番が回ってきました。
▲ ランチタイムなのでスーツの方が多い。つめつめの相席です。
並ぶ際には、メニューが渡され、あらかじめ頼むものを決めておきます。
並んでいる際に、番号を書いた紙をもらうのですが、中国語での呼び出しとなるため、不安な方は近くで待っておきましょう。
お昼の1時ごろに行ったのですが、20名ほど並んでいました。ですが、案内までの時間は10分弱と脅威の回転率。
▲ メニューは日本語表記もあるので、安心です。
▲ 順番待ちの番号は86。色々紙をもらいましたが、よくわかりませんでした。
ワンタンメンと水をオーダーしました。
(メニューにないけどペットボトルのお水はオーダーできます)
席に着くとすぐに出来立てのワンタンメンが運ばれてきます。
エビしか入っていないワンタンは大きめ。3つ入り。
エビがプリプリで噛めば噛むほどに、エビの旨みが口いっぱいに広がります。
麺は硬すぎず、日本で食べ慣れたラーメンくらいの柔らかさです。
あっさり塩味のスープ。
薬味の辛味噌が机の上にあるのですが、味変に最適。
周辺の香港の方々の真似をして、最後の方に入れてみましたが、私は味変しないほうが好きでした。
塩味の薄めのスープだけで十分満足です。
個人ランキング堂々の第1位。毎日食べたい。
▲ ワンタンメン。エビが詰まっています。
第2位:池記(チケイ)
尖沙咀(チムサーチョイ)のショッピングエリアに近い、好立地にある「池記」。
おしゃれなK11アートモールから歩いてすぐです。
お買い物、観光ついでに立ち寄るのに最適。
お昼過ぎの3時ごろに行ったのですが、おやつセットのようなサービスをやっていてお得にいただくことができました。
時間をずらして来店したため、並ぶことなくすぐにお店に入れました。
▲ 下午茶餐は14:30-18:30。
▲ メニューは日本語はないですが、英語あり。
古風竹昇麺のエビワンタンメンを注文。
エビワンタンメン以外のメニューも充実しており、他の席の人はチキンを上げたものなど色々召し上がっていました。
相席スタイルではなく、各自テーブルを確保します。
ピークタイム以外は、入り口にポケ〜っと立っていても、誰も気づかないので、空いている席に座りましょう。
(後ろにきた人に、空いているとこに座らないとだめよ。と教えていただきました。)
▲ ワンタンは麺の中に隠れています。
上にベーコンがのっていて、だしは薄味です。
エビワンタンは中に隠れて3つ。
麺は歯応えのある香港風のかた麺です。
葱油がかかっているようで、香りが食欲をそそります。
薄味のスープですが、エビワンタンと一緒に食べるとちょうどいい。
麺が硬いので、グルメではない私は、不思議な感覚になってしまいました。
セットでついてきたドリンクを適当に頼んでしまったせいで、驚くほど甘いお茶がきてしまったのがマイナスポイント。
ぐいっと飲んで、目が点になってしまいました。
注文する際は、メニューをよくみましょう。
個人ランキング堂々の第2位。変なお茶がマイナスポイント。
麺がもう少し柔らかければ、評価が1位まで上がります。
▲ 適当に指さしで頼んだら、劇的に甘い飲み物がきました。コーラを煮詰めたような激甘。
第3位:何洪記粥麺専家(ホー・ホン・ゲイ)
香港国際空港到着ターミナル1にある「何洪記粥麺専家」。
到着して、すぐにエビワンタンメンをいただきました。
香港に到着して最初にここのエビワンタンメンを食べられる方も多いのではないでしょうか。
到着の時間がお昼過ぎだったため、ゆっくり入国して、午後の4時ごろに入店しました。
待つこともなく、スムーズに案内されました。
空港の店舗ということもあり、入り口にメニューもあり、英語、日本語、中国語、韓国語など好きな言語にて対応可能。
店員さんも席まで案内してくれました。スーツケースはカウンターで預かってもらえるので安心。
▲ 1人なので、カウンターに案内されて、さっとお皿など準備してくれました。
エビワンタンメンを注文しました。
メニューの写真を撮り忘れてしまったのですが、各種言語が書いてあり、わかりやすかったです。
▲ ワンタンはどこでしょうか?スタイルです。
エビワンタンが麺の中に隠れているのですが、深く潜っており、底にワンタンがありました。
エビワンタンは少し固め。すり身でもちもちというより、エビをダイレクトに感じることができます。
麺は固め。胡椒がかなり強めです。
スープの味は少し濃いので、スープのみでも体に染み渡ります。
薬味は生姜、お醤油、ラー油などが机に置いてあり、生姜を入れたらあっさりしてスープも最後までいただいてしまいました。
第3位入賞です。可もなく不可もなく、美味しいエビワンタンメン。
好みがわかれると思うのですが、個人的にかたい麺が苦手のようです。
第4位:正斗粥麺専家(テイステ・コンジー・アンド・ワンタンショップ)
帰国前、最後にエビワンタンメンが食べたい。
そんなあなたにおすすめなのが、ターミナル1の制限エリア内にある「正斗粥麺専家」。
香港国際空港のアプリよりモバイルオーダーをすることもできます。
また、空港内のタッチパネルにて、注文、決済まで完了できるので、フードコートのような雰囲気です。
店舗では、エビワンタンメンだけではなく、北京ダック?を作っているような雰囲気もありました。
ご自身の注文番号が表示されたら、注文を取りに行きます。
▲ スープの色が少し濃い。
こちらでもエビワンタンメンをいただきました。
番号が表示されているのに、気づかず15分くらい取りに行けなかったため、初の冷えた状態にてエビワンタンメンをいただくことに…。
エビワンタンは、麺の下に隠れています。
具材は麺と、エビワンタン以外何も入っておらずシンプル。
スープは少し色が濃いのですが、味が濃いということはなくあっさりしています。
麺は今までのワンタンメンの中で一番の固め。
麺が柔らかいのが個人的に好みのため、ちょっと残念。
これが冷えていなかったら…きっと絶品だったのだろうと後悔せずにはいられません。
出国ギリギリまでエビワンタンメンが食べられるのは、嬉しい限りですね。
ですが、こちらはランキング第4位。
麺が異常にかた麺+ピックアップ遅れにて評価を下げてしまいました。
今回は一人旅でも気軽に食べに行ける香港の絶品グルメについてランキング形式で発表してまいりました。
あくまで柔らかい麺が好きな筆者が独断で決めているランキングなので、皆さまの好きなエビワンタンメンを探す参考程度にみていただければ幸いです。