日本のお隣の国「韓国」。
韓国の釜山は、飛行機だけではなく船で訪れることもでき、ぷらっと一人旅におすすめです。
釜山には温泉施設が多数あり、日本と同じように親しまれています。
そのすべての施設には、タトゥーに関する規制がありません。
日本では、肩身の狭い思いをすることの多いタトゥー + 温泉愛好家でも大満足間違いなし。
釜山の温泉施設の中でも、高級感に溢れアジア最大規模の広さを誇る「新世界スパランド」。
おすすめポイントを紹介していきます。
新世界デパート(センタムシティ)に位置するラグジュアリー空間
地下鉄2号線”センタムシティ駅”直結。
雨の日でも濡れずにアクセス可能です。
地下鉄が繋がっているのが新世界デパートの地下2階。
スパランドの入り口は1階となっており、エスカレーターで1階に向かいます。
1階には有名ラグジュアリーブランドが揃い、スパランドの入り口はあるのか?と不安になってしまいますが、大丈夫です。
左の奥に進んでいくと”ディオール”と”プラダ”の間に短い通路があり「Spaland」と看板が見えます。
ドアを開けたら受付が見えてくるので、まずは受付をしましょう。
▲ 高級感のある入り口。
私は、KlookにてVisit Busan Passというフリーパスを購入し、様々な施設をお得に巡りました。
「新世界スパランド」もフリーパスで入場可能。
他にも、海雲台の海辺列車、釜山タワー、松島海上ケーブルカーなどの30施設を超える有名観光スポットをフリーパスで巡ることができます。
受付の方はVistit Busan Pass での入館者の対応に慣れているので、QRコードをスキャンしたら、受付完了です。
▲ 天井が高く、開放的です。
この時渡されるロッカーキーはロッカーの鍵としてだけではなく、館内での支払いをするのにも使用するので、絶対無くさないように注意。
チムジルバンエリアは男女共用
▲ 館内マップ。館内は清潔に保たれています。
受付にて、ハーフパンツとTシャツを貸してもらえるので、脱衣場で着替えましょう。
下着については、つけてもつけなくてもいいのかなという印象です。
着替える時に周りを見渡しても、下着をつけたままの方、外している方がいらっしゃりどちらでも正解のようで、個人の一番リラックスできる状態がいいと思います。
▲ みんなこの格好でした。
チムジルバンエリアはでは、飲み物や携帯電話などをみんな小さいバッグやポケットに入れて持ち歩くのが基本スタイル。
脱衣場には、ウォーターサーバーがあるので、タンブラーを持っていくと喉が渇いたら給水することができるのでおすすめ。
チムジルバンの中では、韓国ドラマなどでよく見ることがあるタオルを羊巻きにするスタイルをしており可愛かったです。
タオルの巻き方については、解説パネルもあったので、試してみたい方は参考にしてみてください。
▲ 分かりやすい表示+タオルをおるための机がありました。
入って一番最初に、露天の足湯エリアがあります。
ハンモックやリラックスチェアがあり、皆さま写真をとりながらのびのび過ごされていました。
▲ 緑が溢れて、おしゃれな露天足湯。
▲ この日は天気が良く、青空が心地よかった。
屋内には、フィンランド、ピラミッド、バリをイメージしたサウナなど、ゴージャスで個性的なサウナが10種類ほど揃います。
▲ 星空のようなライトアップを見ながら入れるサウナ。
▲ どのサウナにも籐編みの枕があり、ゴロゴロするのに最適。
サウナの横には店があり、飲み物や携帯を置くスペースがありました。
無くなることはないと思うのですが、気になる方は、携帯は脱衣場内のロッカーに保管しておきましょう。
▲ 日本語の注意書きもあるので安心。携帯を持って入らないほうがいいサウナにはちゃんとマークがあります。
低温のサウナでは、飲み物、携帯を持ち込み、思い思いにゴロゴロしながらリラックスしており、私も真似してゴロゴロしていました。
▲ 知らないおばちゃんが撮影してくれました。
2階はレストラン、カフェ、エステ、リラックススペース(大きいリラックスソファ完備)があり、お腹が減ったり、お昼寝がしたくなっても安心です。
▲ ガッツリご飯はレストランでいただくことができますよ。
1階にもカフェがあり、ゆで卵、シッケ(韓国甘酒)、フルーツジュースなどのちょっとした軽食をいただけます。
カフェで購入したものは、チムジルバンエリアのどこでも飲食可能なので、お気に入りの場所でゆっくりするのもいいですね。
▲ グレープエイド。炭酸ぶどうジュース。ほてった体に染み入ります。
▲ こちらのカフェの会計を含めて館内での会計時にはロッカーキーで精算可能です。
温泉エリアは広いお風呂でのびのびできてサウナも高温で極楽。
温泉エリアは男女別で裸体で入浴。
カメラなどの持ち込みは禁止です。
入り口にはアカスリがあり、大繁盛でした。
すぐに入ることができずその場で予約をして(1時間30分後…)その間に温泉を楽しむことに。ロッカーキーの番号で予約ができるので、言葉が通じなくても問題ありません。
温泉エリアには、チムジルバンエリアよりも高温のサウナがあります。90度ほどのドライサウナの中には、テレビがあり、異国を感じながらサウナで温まることができます。
しっかり体が温まったあとは水風呂。
水シャワーを浴びて、水風呂で冷やし、休憩コーナーで整えるのもよし。
私のおすすめは、水シャワーならぬ水バケツがあり、上から一気にバケツの水を被ることができるもの。水量が多く最初はびっくりしますが、癖になりますよ。
シャンプー、トリートメント、ボディソープが洗い場にあるので手ぶらでOK。
韓国コスメは日本でも人気がありますが、置いてあるアメニティには髪がきしんだり、体が乾燥することもなく、保湿力抜群でした。
浴槽は大きいものや、ジャグジーなど5種類以上あり、温度もぬるいものから熱いものまで体の状態によって選ぶことができ、日々の疲れが吹き飛びます。
しっかり体を温めたあとは、予約していたアカスリに。
館内には時計があるので、自分で時間をみて、アカスリに向かうのを忘れないようにしてください。
韓国のアカスリでよく見られる下着姿のおばちゃんに迎えられます。
まずは背面のアカスリからしてもらうのですが、言葉の壁があり、何をどう動かしたらいいか言われてもわからず、おばちゃんが動かすがままに体をゆだね、擦られていきます。
完全にまな板の鯉状態。
ゴシゴシすればするほど大量のアカが出てびっくり。
アカスリが終わった箇所には、オイルがバシャーとかけられます。ベッドから自分が滑り落ちないかちょっとどきどきしますよ。
正面のアカスリをする時には、顔にきゅうりパックを乗せてくれました。
言葉は通じなくても技術もピカイチで、身体中のアカが取れてリラックス効果抜群です。
入場してから4時間が基本料金に含まれています。
ですが、館内で飲食やエステ、アカスリなど10000ウォン以上利用することで6時間まで追加料金なしで利用できるので、安心して過ごせますね。
アカスリが終わったあとは、再度温泉につかり、心ゆくまでスパランドを堪能し、施設を後にしました。
今回は6時間滞在しましたが大満足。
カップルでデートされている方も多く、男女共用のエリアがあるチムジルバンはデートにピッタリ。一緒に羊巻きの写真をとっていたり楽しそうでした。
水筒があると脱衣場でお水を入れることができるので、持っていくとお水を好きな時に飲めます。水筒があるとないでは快適さが桁違い。荷物に余裕がある方は忍ばせていくといいでしょう。
チムジルバンの中では、高級な施設ですが、未就学児の入場禁止となっており大人の静かな時間が流れており、ゆっくり過ごしたい方におすすめです。
館内は清掃が行き届いており、髪の毛をコロコロで常に回収しているお掃除の方が印象的でした。
日本ではタトゥーがあると入ることのできない温泉施設は多いですが、海外に一歩踏み出すと何も規制がないので、のんびり過ごしたい方は海外旅行に出かけた際に温泉を探すのがいいかもしれません。
これからもタトゥーがあっても入れる温泉を国内、国外ともに探していきます。