日本一の温泉県として有名な大分県。
今回は別府に行ってまいりました。
修学旅行のワクワク度★★★★★
不思議な匂いが漂う度★★★☆☆
地獄レベル★★★★☆
ゆっくり写真撮りたい度★★★★★
広島県から別府へのアクセス。
広島駅から新幹線で小倉。
小倉から特急ソニック、にちりんに乗って別府まで。
2時間30分ほどで到着します。
ついた瞬間軽やかなべっぷ〜べっぷ〜というあまり聞いたことのないタイプの電車のホームのアナウンスが流れます。
地獄めぐりツアー
地獄めぐりに行きたかったので、地獄めぐりツアーを予約しました。
亀の井バスの主催している観光バスツアーを事前に予約して、当日は予約画面を見せたら乗ることができました。
亀の井バスHP
当日でも空きがあれば、別府駅の観光案内所より予約できるとのことです。
こんな可愛いバスです。
バスガイドさんのいるツアーになります。
日本で初めて女性のバスガイドさんのいるツアーを始めたのが、この地獄めぐりツアーだそうです。
海地獄
海地獄は有名な青い池地獄です。
海地獄は大きく、庭園もあります。
蓮の花の池もあり、とても綺麗でした。
夏には蓮の葉にのり、早さを競う大会も行われるそうです。
大きめのお土産屋さんなども綺麗な建物で、比較的新しい雰囲気がありました。
この海地獄で15分ほど自由時間がありました。
地獄めぐりツアーでは無料で日傘を貸してくれます。
日焼けが気になる方にはおすすめのサービスです。
海地獄での自由時間が終わると次はツアーのみんなで歩いて次の地獄に移動です。
鬼石坊主地獄
海地獄より歩いて3分くらいのところにあります。
旗を持ったガイドさんについていくのって観光ど真ん中って感じで素敵ですね。
グレーの粘土のような地獄でした。
ぼこぼこと湧き出る姿がお坊さんの頭に見えるのでこの名前がついたそうです。
美容効果が期待できそうな泥ですが、ここの地獄の泥には特に美容効果はないとのことです。
こういった観光案内を聞きながら回れるのも、ガイドさんのいる観光の醍醐味です。
かまど地獄
鬼石坊主地獄より歩いて5分のところにかまど地獄があります。
鬼や、大きい釜が出迎えてくれます。
かまど地獄は1丁目から6丁目まであり、町によって性質の違う地獄を堪能することができます。
海地獄のような青い地獄、鬼石坊主地獄のような泥のブクブクした地獄、後ほど紹介する血の池地獄のような真っ赤な地獄など、かまど地獄一つで様々な種類の地獄を見ることができます。
時間がない方には一箇所でまとめて観光できるこのかまど地獄がおすすめです。
そのほかにも飲む温泉、浴びる温泉(蒸気)足湯などがあり、もっとゆっくりしたい地獄でした。
ただそこはツアーなので駆け足で、みんなに置いていかれないように頑張りました。
次はゆっくり来たいです。
鬼山地獄
別名ワニ地獄と呼ばれています。
かまど地獄の向かい側にあるわに80匹ほどいる地獄になります。
行った時はみんなお昼寝中で、喧嘩はしていませんでした。
ガイドさんいわく、よく喧嘩をしており、見にくる人が引いてしまうくらい激しく、血だらけになって、喧嘩をしているそうです。
そんな恐ろしいものを見れなくてよかったです。
見たら怖くて泣いちゃいそうです。
白池地獄
鬼山地獄より、坂をくだり5分ほどで到着します。
旅に出る前にYouTubeでみて、真っ白な池で神秘的だなあと楽しみにしていた地獄です。
この日は前日に雨がふり、そして気温も高かったことで藻が大発生してしまい、白池ではなく藻色グリーン地獄となっておりました。
残念でしたが、白くない白池地獄を見れるのもレアなことのようなので、これも旅のいい思い出です。
白池地獄にはアマゾンの淡水魚の水族館が併設されており、大きいピラルクや、アロワナなどが展示されていました。
一度車内に戻り、バスで血の池地獄に向かいます。
そのため、もし重い荷物のある人はバスの中に置いておくことができます。
血の池地獄
バスで15分くらいで到着しました。
道中では別府湾を眺めたり、別府八湯の説明を聞いたり、有意義な時間を過ごせます。
真っ赤な地獄でイメージ通りの地獄でした。
本当に閻魔様が出てきそうでした。
血の池地獄には、血の池軟膏というこの地獄の成分より作られた、切り傷などの皮膚病に効くとされる軟膏が売っています。
鬼の顔が書いてあり、効きそうです。
この地獄では次の龍巻地獄の噴き上げ時間に合わせて自由時間があります。
自由時間が30分ほどあったので、血の池地獄の足湯に入りました。
お土産屋さんで、足湯用にタオルを購入して、入湯しました。
真っ赤で一番温度の高そうな風貌をしていますが、7つの地獄の中で一番温度が低いそうです。
龍巻地獄
血の池地獄のすぐお隣にある間欠泉の地獄が龍巻地獄です。
噴き上げしそうなタイミングで鉄塔の上のランプが赤く光り、教えてれます。
血の池地獄からも見えます。
この地獄はシュールでした。
間欠泉が30分に一回のペースで噴き上げるのは世界的にも珍しいそうです。
噴き上げの力が強いために高さ30メートルほど噴出してしまうため、安全のために岩で屋根が作られています。
この屋根のおかげで絶妙に迫力がありません。
でも見ている人が火傷したりしないためにはしょうがない気がします。
北海道の登別の間欠泉の方がワイルドだった気がします。
龍巻地獄まで見終わると、みんなでバスにのり、別府駅まで戻ります。
帰りの道をガイドさんの出してくれる地獄クイズにみんなで答えたり、大分県の名物を教えてもらったり、とてもためになりました。
修学旅行くらいしかバスガイドさんのいるツアーに参加したことはなかったのですが、ハマりそうです。
別府は温泉街にてたくさん温泉にも行ったのですが、温泉についてはまた別のしおりで紹介しています。
秋は一人旅に最適な季節です。
カバン一個で皆様もフラッと地球で遊びましょう。