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【札幌】銘菓店「北菓楼 札幌本館」で感じる北海道の味覚と歴史

平成3年に北海道砂川市で創業し、今年で30周年を迎える「北菓楼(きたかろう)」。
今ではすっかり「北海道銘菓」としてお土産の定番となった“開拓おかき”をはじめ、シュークリームやバウムクーヘンなどのスイーツを販売しています。

砂川市にある本店には創業当時からよく足を運んでいたのですが、札幌本館を訪問するのは今回が初めて。
歴史ある建物の中で営業する人気菓子店の様子を、この記事でレポートします。

空知の菓子店が全国的に人気となるまで~「北菓楼」30年のあゆみと歴史を紐解く~

「北菓楼 札幌本館」は平成28年にオープン。大正15年に「行啓記念北海道庁立図書館」として建設された建物を、世界的な建築家 安藤忠雄氏の手によってニューアル。
1階は物販コーナー、2階はレストランとして利用しています。

現在は、新千歳空港や小樽市、札幌市内の百貨店内にも店舗を構える「北菓楼」ですが、第1号店は「砂川ハイウェイオアシス店」。
最初は土産物店にて商品を販売していましたが、法人化した平成5年以降どんどん店舗数が増えています。

また近年では、北海道でロケが行われた「探偵はBARにいる」シリーズの劇中に北菓楼の商品が登場。
「北菓楼」という名前が、どんどん全国に拡散されていきました。

カフェ利用なら迷わずこれ!好きなケーキを選べる「ケーキセット」がおすすめ

2階のレストランでは、オムライスやカレー、スパゲティなどの食事や、北菓楼自慢のソフトクリームを使用したパフェやケーキセットをいただくことができます。

写真の奥に見えるのは、「北菓楼ライブラリ」と呼ばれる本棚。 元々図書館だった建物を利用したレストランらしく、読書をしながら食事を楽しむことができます。

砂川市の本店でも、いつもカフェタイムに利用するのがこちらの「ケーキセット」。 シフォンケーキ、ソフトクリーム、ケーキ、ドリンクがセットとなるお得なひと品です。

セットにケーキはショーケースの中から好きなものをひとつ選ぶことができ、この日はショートケーキやティラミス、ガトーショコラなどが並んでいました。

今回は、北菓楼の商品の中でも特にお気に入りな「ピスコット」というちぎりシュークリームを選びました。

もちもち食感の生地はチーズ味。とろ~りとろける生カスタードクリームがたっぷり詰まっているので、勢いよくかぶりつくとクリームが飛び出てくるのでご注意を。

ひと口ほおばると、生地の塩加減と甘いクリームの味が混ざり合って絶妙な甘じょっぱさに!
お土産には不向きな生菓子なので、ぜひとも北海道のお店で食べて欲しいひと品です。

この日は気温が高く、セットのドリンクはゴクゴクと飲めるアイスティーをチョイス。
コクのあるコーヒーも美味しいのですが、個人的にはさわやかな茶葉の風味を楽しめるアイスティー推しです!

限定商品は必ずチェック!物販コーナーには「北菓楼」の人気商品がたっぷりとラインアップ

レストランフロアは吹き抜けになっているので、1階の物販コーナーを見下ろすことができます。
食事の後は、1階で買い物を楽しみましょう。

ソフトクリームやシュークリーム、ピスコットなどの生洋菓子は、1階にあるショップ内でも購入することができます。
夕方には人気商品のほとんどが売り切れてしまうので、早めの時間帯の利用をおすすめします。

たくさんの人気商品が並ぶ物販コーナーでは、「北菓楼 札幌本館」限定の商品もチェック!

濃厚なキャラメルソースをサンドしたラング・ド・シャクッキー「北海道廳立圖書館」は、図書館にちなんでパッケージのデザインがブックモチーフになっています。
お土産でもらうとうれしいひと品ですよ!

歴史的建造物でお土産選びを楽しもう!札幌に来たらぜひ「北菓楼 札幌本館」立ち寄って

歴史的建造物のレトロな雰囲気の中で、食事や休憩、お土産選びを楽しむ。
そんな観光の仕方も良いのではないでしょうか?

札幌へ旅行に来たら、ぜひ「北菓楼 札幌本館」へ行ってみてください。
この記事を参考に、札幌観光においしい思い出の1ページを追加してくださいね!

このしおりのライター

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