“台湾のハワイ”とも言われるリゾートアイランド「澎湖(ポンフー)諸島」。台北からわずか40分で行けるので、日本からでも気軽に訪れることができます!
今回は、そんな澎湖諸島を訪れた際に足を運びたい名所をご紹介します。
天堂路
“天国への道”という意味を持つ「天堂路」は、海に浮かんでいるように見える道。白いサンゴのビーチから見事なS字カーブを描き、息をのむほど美しい海にのびる天堂路はその名に恥じない絶景スポットです。訪れる際には潮の満ち引きに注意。
大菓葉柱状玄武岩
六角形の柱状になった玄武岩がむき出しになっている「大菓葉柱状玄武岩」は、澎湖を代表するスポット。海中で噴き出した溶岩が六角形に結晶化して柱状になった世界的に大変珍しい地形で、台湾政府が定める暫定世界遺産にも登録されています。
風櫃
「豆腐岩」と呼ばれる珍しい地形が広がっている「風櫃(フォングエ)」は、晴れているときは絶景を、悪天候のときは不思議な現象が見られるスポット。海が荒れて風が強く、潮が満ちていれば、海蝕洞の天井の小さな隙間から噴き出す天然の噴水を見ることができます。
奎壁山
潮の満ち引きによって全く違う姿を見せる「奎壁山」は、神秘的な現象が見られるスポット。その現象とは、海が割れて道ができる「トンボロ現象」。何もない海から美しいS字カーブを描いた道が現れる様子は、奇跡という言葉がぴったりです。道が現れる時間は毎日異なります。
澎湖跨海大橋
白沙島から西嶼島までまっすぐ続く「澎湖跨海大橋」は、全長2.5キロにもおよぶ台湾最長の橋。橋を渡っている間、海の上を走っているかのような爽快な気分に浸れることでしょう。記念写真を撮るなら、午前中は白沙島側から、午後は西嶼島側からがおすすめです。
小門
澎湖諸島を構成する小さな島「小門」は、世界的に珍しい地質を見られる場所です。特に、海の浸食によってできた海蝕洞「鯨魚洞」は大迫力。その他、玄武岩を積み上げて作られた石垣「菜宅」など小さな島ながらも見所が盛りだくさんです。
観音亭海浜公園
海水浴場やバスケットコート、アスレチックなどの施設がある「観音亭海浜公園」。公園でひときわ目立っているのが「西瀛虹橋」という夜になると虹色にライトアップされる橋です。毎年4〜6月にロングラン開催される「澎湖国際海上花火大会」の際には、この橋からも花火が打ち上げられ、花火を際立たせます。
山水ビーチ
約200メートルにわたり砂浜が続いている「山水ビーチ」は、澎湖にある31ものビーチの中でも特に美しいと言われているビーチ。ビーチでのんびりするのも良いですが、西側にある高台に登ると美しいビーチを一望できますよ。
大義宮
ユニークなお寺が多い澎湖の中でも特にユニークな「大義宮」は、サンゴ石で作られた地下洞窟がある不思議な寺。地下洞窟の池にはなんとホンモノのウミガメが泳いでいます。まるで竜宮城のようで、異世界に迷い込んだかのような気持ちになります。
澎湖天后宮
400年以上の歴史を誇る「澎湖天后宮」は、台湾で建立された最古の媽祖廟。ちなみに「媽祖」とは、台湾で愛されている海の女神様のこと。現在の建物は大正時代に建て替えられたものですが、見事な木工建築になっており、細部まで装飾が施されています。
美しい海はもちろん、特有の景色や歴史にも触れることができる「澎湖諸島」。
気軽に海外に行けるようになったらぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。