スイスのルツェルンは、スイス最大の都市チューリッヒから電車に乗って約45分で行けることもあり、日帰りで訪れる観光客が多いです。カペル橋を越えて、旧市街を抜け、ルツェルン湖の近くにある氷河公園には「瀕死のライオン像」と呼ばれる岩壁を削って作られた慰霊碑があります。
矢が刺さって瀕死の状態であるライオンは18世紀に起こったフランス革命でルイ16世を守って亡くなっていったスイス兵を称え作られました。ルツェルンを代表する観光スポットであり、観光客の人達は必ず訪れると言っても過言ではありません。中心街からも歩いて行くことができるので、気軽に見に行くことができます。
大きな岩壁にひっそりと佇んでいるライオン像は無念で仕方がないように見えるのですが、国旗と紋章は渡さないという姿は肉体は滅んでも誇りは失わないということを表しているのだなと感じさせます。