兵庫県宝塚といえば、創立106年の歴史を持つ宝塚歌劇団の本拠地。
宝塚駅から劇場までの道も宝塚一色でファンにはたまらないですね。
でもそれだけではなく、宝塚にはジェンヌさんも通う美味しいグルメも沢山。
今回はそんな宝塚のグルメなお店を紹介していきます。
1. 優雅なひとときを楽しめる「Tea House SARAH」
まず最初にご紹介するのは、阪急宝塚駅を出て徒歩1分の場所にあるお店。駅から直結しているショッピング施設、ソリオ宝塚の1階にあります。
紅茶とケーキなどが自慢の老舗のお店です。
中に入ると英国風の雰囲気で、おしゃれなインテリアも沢山。海外のカフェに来たかのような気分になります。
ここでのおすすめが、モーニングメニューの「シナモントースト」。私もこのトースト食べたさに、早起きしてやってきました。
▲ シナモントーストのセット
厚切りのトーストにバターとたっぷりのシナモンシュガーがかかっています。
あつあつで香ばしくトーストされたパンをかじると、じゅわっとバターが染み出し、シナモンの香りが口いっぱい広がります。
レモンを絞ると程よい酸味がひろがってまた違う爽やかな味わいに。
こんなに美味しいトーストは生まれてはじめてかもしれません!
ここでは、ランチはもちろんアフタヌーンティーのメニューも充実しているようです。
ゆったり優雅な気分を味わいながら、お茶をするのにぴったり。ぜひ観劇前に足を運んでみてください。
2. 優しい甘さ「たからづか牛乳」
同じくソリオ宝塚にあるのが「たからづか牛乳」。
ジェンヌさんのポスターやサインがぎっしりと貼ってあってインパクトがあります。多くのジェンヌさんに愛されているようです。
ここで食べるのは人気の「ざらめヨーグルト」。私はお持ち帰りしましたが、店内にはちょっとした椅子もありその場で食べることもできます。
▲ ザラメヨーグルト
手のひらサイズの大きいヨーグルト!
このヨーグルトは普通のヨーグルトとは違い、濃厚なクリームの層、とろっとした滑らかなヨーグルトの層、シロップ状のザラメの層の3層で構成されているんです!
食べ進めていくと、様々な食感や味を楽しむことができます。濃厚なヨーグルトに優しいザラメの甘さが加わり、美味しくてあっという間に完食。
朝食にもぴったりです!
3. 愛され続ける老舗の味「ルマン」
宝塚でおすすめは?ときかれたら、絶対お勧めしたいのがこちらのサンドウィッチ専門店です!
こちらは宝塚に2店舗ありますが、今回は、「花の道」沿いにある「ルマン 花のみちセルカ店」に行きました。
「花のみち」は宝塚駅から宝塚大劇場へ向かうまでにある遊歩道のこと。
ここには名前の通りお花も多く植えてあったり、宝塚にまつわる銅像などもあり、宝塚へ向かうわくわく感をより高めてくれます。
そんな「花のみち」沿いを歩き、駅から歩くこと7分。左手に見えてくる商店会の2階にあるのがこちらのお店。
老舗のサンドウィッチ屋さん「ルマン」です。
なんと創業は1964年。56年愛され続けた老舗のサンドウィッチ店です。
お昼前はかなり混んでいました。中で食べることもできますが、テイクアウトも可能です。
ここのサンドウィッチは種類が沢山!その中でも特に人気なのが、卵サンドです。
私は人気の卵サンドはもちろん、ミンチカツサンドやフルーツサンドも入ってボリューム満点の「組み合わせフルーツ」をいただきました。
▲ 組み合わせフルーツサンド
ここのサンドウィッチをはじめて食べたときは感動しました…!
まずパンがふわふわ。そして中の具も切り方や味付けまで全てのバランスが絶妙!
人気の卵サンドはふわふわとろとろな卵がぎっしり挟んであります。厚焼き卵ではなく、スクランブルエッグを固めたような感じで、パンに塗られているバターとマヨネーズとの相性も抜群です。
フルーツサンドは、たっぷりのクリームの中にシロップ漬けにしたフルーツが挟まっています。このクリームもふわふわのパンと相性抜群で、甘すぎず軽くいくつでも食べられそう。
そして密かに好きなのが、キュウリのサンドウィッチ。薄くスライスされたキュウリがこれでもかというほど挟んであるのですが、この程よいキュウリの食感とパンがマッチしていてすごく美味しいんです!
ここでしか買えないので、寄った際はぜひ食べてみてください。
4. 一度食べたらやみつき「Pasta」
こちらは「ルマン」の隣にあり、同じく大人気の洋食屋さん「Pasta」。
外観からして可愛らしくどこか懐かしさも感じるレトロな雰囲気です。こちらもレジ付近に沢山のポスターやサインが貼られていました。
魅力的なメニューが沢山あるのですが(パスタの種類はなんと50種類ほど!)、私が食べたのはジェンヌさんに差し入れることもあるという人気メニュー「豚高菜ピラフ」です。
▲ 豚高菜ピラフ
かなり大盛りでボリュームたっぷりなピラフ!
高菜、卵、豚肉のシンプルなピラフですが、あつあつ出来立てをほおばるとパラパラのご飯と具材がバランスよく合い、懐かしくほっとする美味しさ。
味は少し濃いめですが、食べれば食べるほどやみつきになり、ハマりそうな味です。
ハードな舞台をこなすジェンヌさんにとって、スタミナをつけるのにもってこいなメニューなのかもしれませんね。
ここもお昼前はかなり行列ができるので、行く際はお気を付けください。
5. 美味しい海鮮を食べるならここ!「魚どん 然」
海鮮を食べたい!という方におすすめなのが「魚どん 然」。
花の道をずっと歩いて、宝塚大橋を渡った先にあります。
宝塚駅からだと15分ほどかかってしまうので、宝塚南口駅からのアクセスがおすすめです。宝塚南口駅からだと2分ほどで行くことができます。
こちらは2018年オープンと比較的新しいお店。中はこじんまりとしていて、落ち着く雰囲気。
名前の通り、海鮮丼中心のメニューがずらりと並んでいます。ここのお店は、仕入れる魚介類全て“国産”というこだわりがあるんです。
▲ 柑橘香る白身魚丼
どれも美味しそうで迷ってしまいましたが、今回頂いたのは、「柑橘香る白身魚丼」。
脂ののった白身魚の上にはすだちとレモンが。これがすごく美味しかったです。
柑橘の爽やかな香りがふわっと広がり、新鮮なお刺身とよく合います。最後にはプチデザートがついて大満足!
他にも、その日のおすすめの魚を贅沢にのせた「漁師の至宝 海鮮丼」や「バラちらし」なども人気なようです。ここもランチ時は混むようなのでお早めに。
6. 食べたら一気に宝塚気分!「Bonheur ボヌール」
最後にご紹介するのは宝塚大劇場にあるジェラート屋さんです。
宝塚大劇場の建物に入ると、お土産ショップや写真スタジオなどお店がいくつか並んでいます。そのうちの一つが、ジェラートショップ「ボヌール」です。
13種類ほどのジェラートや、公演オリジナルのジェラート、ドリンクを楽しむことができます。
▲ スミレのジェラート
ここで一度食べてみたかったのがこの「スミレ」味のジェラート。スミレの花は宝塚歌劇団のシンボルでもあり、このジェラートは宝塚大劇場のオリジナルなんです。
鮮やかな紫色のジェラートは、ほんのりスミレの香りがして他では食べたことのないおしゃれな味わい。ほどよい甘さで美味しかったです。
ここは大劇場前のロビーにあるお店なので、観劇する方はもちろん、チケットを持っていない方でも楽しむことができます。
宝塚の雰囲気をぜひ堪能してみてください。
宝塚グルメ いかがでしたでしょうか?
歴史のある宝塚の街とだけあって、愛され続けた美味しいグルメに沢山出会うことができます。
宝塚好きな方もそうでない方も、訪れたらグルメもぜひ楽しんでみてください。