夏休みの旅行先として人気の高い沖縄。でももう9月だし。夏も終わっちゃった、、、と諦めていませんか?
沖縄の夏はまだまだ終わりません! ハイシーズンの7〜8月からだいぶ落ち着き、暑さが和らいでくる9〜10月はある意味狙い目の、隠れベストシーズンなんです。
秋に向けての衣替えはちょっと待ったー! 南国気分をまだ堪能したいあなた、今年は沖縄の離島、座間味島でいつもとひと味違う秋を楽しんでみませんか? 日本人のみならず外国人をも虜にする座間味島、世界が認めた極上の[青]を堪能せよ!
なぜ座間味島がオススメなの?
今まで沖縄の離島といえば宮古島、石垣島が定番でしたが、近年じわじわと人気が出始めているのがこの座間味島。この海の美しさ、鮮やかな「青」は沖縄本島ではなかなかお目にかかれません。更に離島ながら、アクセスが良いというのも理由の一つかと思います。
座間味島へのアクセス
人気の宮古、石垣は飛行機が必須ですが、座間味島のある慶良間諸島は那覇から出ている高速フェリーでたったの50分という近さ。1時間未満でこの絶景を拝めるのはなんともお得ですよね♪ ハイシーズンの7・8月はフェリーの予約が必要と言われていますが、観光客が減ってくる9~11月は予約無しでも乗れちゃう?!
ちなみに私が座間味島へ行ったのもオフシーズン。フェリーの予約をしなかったのですが、空席も多くゲストハウス等も空きがあって、落ち着いた良い時に来たかな?と思いました。
「せっかく沖縄来たし、座間味行ってみる?♪」というノリで行くのもありかもしれないですね。
※運行状況やフェリー運賃の詳細は、座間味村の公式ページをご覧ください。
秋といえど、まだまだ海日和
沖縄では10月末まで海水浴を楽しめるとご存知でしたか?下のグラフを見ても分かるように、9月の平均気温は28度、10月で25度、最低気温25度前後とまだまだ暖かく、真夏より湿気も少なくて過ごしやすいのです。
※統計期間2017年、2018年、2019年の3年間の統計。気象庁のデータより積算。
※気象データは慶良間諸島のもの。
ミシュラン二つ星を獲得したビーチ
座間味島のメインともいえる古座間味ビーチは、なんとミシュラングリーンガイドで二つ星を獲得している大人気ビーチです。日本人だけでなく、アジア人、西洋人の姿も多く見受けられました。シュノーケルが出来るとあって、真夏は特に観光客でにぎわっていますし、ビーチパラソルは争奪戦。この写真を見ても分かるように、このビーチには日陰が全然無いんです。
この写真は2019年の5月末に撮ったもの。まだまだハイシーズンでは無いのですが、パラソルは全て予約済でした。梅雨シーズンなのに運よく晴れたこの日、太陽が出ると暑いけど、パラソルの下は潮風のお陰で心地良く快適。ただ真夏はパラソルがあっても物凄く暑いかと思います。だから気温が少し下がってくる9〜10月がやはりオススメですね。
古座間味ビーチには売店やレンタルショップ、簡易的ですがシャワーもビーチの目の前にあり、観光客向けのビーチという感じ。「シュノーケリングがオススメだから~」と売店のお兄さんにゴリ押しされ、シュノーケリングセットをレンタルしようと思ったのですが、カバンを漁ったら水泳用のゴーグル発見!
沖縄人なのにシュノーケル初心者の私。フィンが不慣れな上、シュノーケルの時口に咥える「アレ」が苦手。ゴーグルでいいや~と思い、準備体操して海にジャンプ。もぅね、海の中は外から見るよりも何倍も美しい!「ケラマブルー」と称されるだけあって、海の色が青のグラデーションなのです。
この海中写真は私のパートナーが撮ったものですが、素潜りの苦手な私でも、本格的なシュノーケリングセットが無くても、水面を泳いでいるだけでも、可愛いお魚達とサンゴ礁を(上から、(笑))楽しめました♪
古座間味ビーチは島のメインどころという事もあって、港から村営バス(5分で着きます)が出ています。ちなみに私達は港近くの宿から歩いて20分ほどかかりました。
途中登坂が続くのですが、可愛いヤドカリがいたり、緑いっぱいで楽しくお散歩していたら到着した、という感じです。自転車をレンタルしているところもあるので、次は自転車で島をまわっても良さそう。
ウミガメに逢える阿真ビーチ
古座間味ビーチが島の東側に位置するのに対して、阿真ビーチは西側に位置しています。売店などなく、静かで自然を堪能できるビーチです。このビーチへ行くならオススメは早朝。実は座間味島はウミガメの生息地としても有名で、特にこの阿真ビーチには、ウミガメのエサとなる海藻が豊富なのです。
「早朝に行けば90%の確率でウミガメに逢えるよ♪」とゲストハウスの方に教えられ、早起きして挑んだ私達。
感動したのが、まるでプライベートビーチ。私達2人だけしかいないのです。そして泳ぎ始めて5分、すぐにウミガメを発見! まさかこんなにすぐ出会えるとは〜!
静かに朝食を楽しむウミガメさんを少し離れたところで見守っていると、急に私の方に泳いできた!!!びっくりして水中でパニックになっていると、ただ息継ぎがしたかっただけのウミガメさん。私から1mも満たない場所でぴょこっと水面から顔を出して、またのんびり食事を続ける。
近くで見ると、結構大きな体のウミガメさん。のんびりした動きにキュートなお顔、見ているだけで本当に癒されました。
本当に静かなので、ヨガを楽しんだり本を読んだり、朝食もこのビーチで頂き、なんとも贅沢な時間を過ごしました。
私のスペイン人パートナーUnaiも、「こんなに美しいのに誰もいないビーチは見たことがない。ヨーロピアンから確実に人気が出るね♪」と大絶賛。既に彼の周りにはここに行きたい!と何人も私達に詳細を聞いてきたので、コロナ禍で海外旅行が不自由な今が逆にねらい目かも?
ちなみに私達の宿泊したゲストハウスは、安くて外国人ゲストさんも多く、オーナーさんもアメリカ人とカナダ人の優しいご夫婦でした。
今年の秋、観光客でいっぱいになる前の静かな座間味島をぜひ楽しんでください。