アルザス地方の人気観光地コルマール近郊にある古城です。12世紀にはすでに城塞が築かれていたとか。30年戦争で破壊されるも、1900年、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の命により復元され、その後1919年のヴェルサイユ条約により、フランス領となりました。まさにフランスとドイツが長年領有権を争っていたアルザス地方の複雑な歴史を象徴している城と言えそうです。
現在ではフランス人に人気の観光地となっていて、ガイドさん曰くフランス人が好きな城ベスト5には入るとのこと。
僕はコルマール発着のワイン街道ツアーに参加して訪れました。その歴史からか、内部には甲冑や槍、大砲などの武器が多く展示されています。
また山の上にあるので、遠くにぶどう畑を見下ろす眺めが圧倒的に美しく印象的でした。