カラフルな野菜やフルーツ。朝捕れたばかりの魚介類。湯気がモクモク立ち込めるフォーの屋台。
ベトナムのローカルマーケットはとにかく楽しい。
日本では考えられない位の安い値段で、新鮮な食材が購入できるのは、かなり驚きではないでしょうか。
特に買い物をしなくても、現地の活気を味わえるローカルマーケットを散策することは旅をする中でも楽しい時間です。
今回は、私が巡ったベトナムの素敵だったローカルマーケットを3つご紹介します! 機会があればぜひ訪れてみてください。
1. ホーチミン・小さいけど活気がすごい!タイビンマーケット
安宿街からすぐ近い
ホーチミンにはバックパッカーや旅行者が集まるエリアがあります。宿が安かったり、おしゃれなバーがあったり、クラブ巡りなどナイトライフを楽しむ為に夜も眠らないような強者たちがここで時間を過ごしたりできる、都会ならではの遊びもあります。
私はあまり夜遊びはしないので、むしろこうしてローカルマーケットで買い物などを楽しみます。
ベトナムは今回初めてだったのですが、ホーチミンで泊まった宿からすぐ近くにあるローカルマーケットを、宿で同室だったベトナム人の女性が教えてくれました。
バックパッカー宿は、いろんな人と気軽に情報交換が出来るところが良いですね!
朝一に行くのがおすすめ
マーケットの朝は早いです。場所によっては、昼過ぎに既に閉まってしまうお店も少なくないです。活気のないマーケットは面白くない!
なので基本的には、朝1番に行くこと。
このタイビンマーケットに行った時も、朝早く起きて、宿で知り合ったアメリカ人の男の子と一緒に朝ごはんを食べに行きました。
八百屋さんが並ぶ中、フォー屋さんを発見。地元の人も集まっていて、人気な様子。ベトナムの屋台特有の、プラスチック製の小さな椅子に座らせてもらって朝ごはんを頂きました。
お洒落なレストランもたまにはいいけど、バックパッカー旅はやっぱりローカルな激安ご飯が似合いますね。
2. カントー・完全ローカルなカイラン水上マーケット
観光客用ではない本気の水上マーケット
このカントーと言う街は、ベトナムに行く前は特にチェックしていなかったのですが、ベトナムに飛ぶ前に、台湾の台南空港で出会ったベトナム人の男の子にお勧めされて、行くことを決めました。
「水上マーケットを見たい!」
と言うと、ここを紹介してくれました。彼のホームタウンでもあるそう。
タイのバンコク近くの水上マーケットへ行ったことがあるのですが、比べると全く違います。基本的に、水上マーケットは観光用に作られたものがほとんどだそうですが、このカントーの水上マーケットはまさに、
“現地の人の、現地の人による、現地の人のためのマーケット”
です。
こちらも朝早い
船上で朝ご飯と、デザートのパイナップル。
カントーの水上マーケットは、夜明け前から準備が始まります。
泊まっていた宿からツアーに参加したのですが、朝4時半起き。眠い目をこすりながら、まだ暗がりの中小さなボートに乗り出発しました。暑い国は特に、ローカルマーケットのスタートは朝早い!
絶対ツアーに参加するべき!
一度自転車で水上マーケットを見に近くまで行ったのですが、建物がずらっと並んでいて普通に陸上からマーケットに行けるような雰囲気ではなく、結果的に船に乗らないとこの水上マーケットは見ることができません。
ツアー会社にもよると思いますが、私が参加したツアーはとても充実していて、大満足でした。値段は10ドル位。
水上マーケットで朝ご飯にフォー。そして切りたてのパイナップルをいただけました(ツアー代金に含まれてます)。更には、ライスペーパーを作る工場の見学、オレンジ農園、地上のローカルマーケットまで連れて行ってくれました。
宿のスタッフさんがずっとガイドで付いてくれて、細かな説明も聞けて大満足でした。
3. ダラット・巨大!ダラットマーケット
巨大マーケットのダラットはアーティチョークが名産
ダラットマーケットを歩いていると、たくさんのフルーツや野菜が売っているのですが、特に目立っていたのはアーティチョークでした。
私、恥ずかしながらアーティチョークを人生で見たことがなく、
「なんだあれ?ベトナムにしかない不思議なフルーツかな?」
位にしか思っていませんでした。
しかし、さらにうろうろしていると、お茶屋さんを発見。大量に積まれているボックスには、アーティチョークティーと書いてありました!
アーティチョークティーを売るお土産屋さんやお茶屋さんもそこら中にあり、ダラットはアーティチョークの名産地なのだと気づきました。それくらい沢山売っています。
アーティチョークはスーパーフード
ここでアーティチョークについて少し調べてみました。
便秘に悩む女性たちに朗報です。アーティチョークはたくさんの食物繊維を含むファイバーフードとも呼ばれる食材です。
さらには、高い抗酸化作用があり、血行を改善したり、美肌効果そして、免疫力の向上といった女性には嬉しい素敵な効果があります。
ベトナム人は太った人を見かけなかったので、アーティチョークティーを飲んでいるのでしょうか。
食材・服・電化製品と、なんでも売っていた
アーティチョークについていろいろ語りましたが、アーティチョーク以外にも不思議な食材がたくさんありました。黒いねっとりしたものが入った瓶や、カラフルな木の実のようなものなど。
マーケット全体がカラフルで、食材ばかりではなく、服や電化製品なども売っていました。色が生きていて、ベトナム人のおばちゃんたちもカラフルなファッションをしていて、花を売る人も多く、見てるだけでも十分楽しめます。
まとめ
今回は私が訪れたベトナムのローカルマーケットを3つご紹介しました。
ベトナムは日本人であれば、15日間のビザが無料で発給されます。そして物価が安いのも魅力のベトナム。
今回の旅で4都市しか行けませんでしたが、次回ベトナムに行くことがあればもっと北のほうを攻めたいと思います!お勧めのマーケットなどあればぜひコメントいや、メッセージをいただけるとうれしいです。
それでは、よい旅を!