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2019-03-18

東京でジョージア旅気分!世界最古のワインの文化や歴史を学べる「ジョージアワイン展」開催中

ワイン発祥の地といわれる「ジョージア」のワイン文化や歴史を学べる「GEORGIA Homeland of WINE 世界最古のワイン ジョージアワイン展」が2019年3月10日(日)〜5月7日(火)の期間、東京・天王洲アイルで開催されています。

ジョージアワインの歴史が学べるだけでなく、ワインの試飲も楽しめるイベント!
編集部は、先日開催された内覧会に参加してきました。



会場は「寺田倉庫B&C HALL」

ジョージアワイン展は、東京・天王洲アイルの「寺田倉庫B&C HALL」で開催されています。
寺田倉庫では元々ワイン事業を行なっており、それが今回のイベントが開催されることにも繋がったそうです!



世界最古のジョージアワインの歴史に迫る!

およそ8,000年前に誕生した世界最古のジョージアワインは、「古代ジョージアの伝統的ワイン製法クヴェヴリ」として世界無形文化遺産にも登録されているジョージアの宝!

そんなジョージアワインの誕生から現在までの歴史を年表で学ぶことができます。

ジョージア国立博物館所蔵のワイン文化の関連物など、とっても貴重な美術品がずらっと並んでいます!

▲ 紀元前6,000年紀の壺

ブドウの房が装飾され、ブドウの木を表現している壺。装飾と機能が組み合わさった最古の実例の一つで、ジョージアにおける古代ワイン製造の事実を裏付けている美術品。

▲ クヴェヴリ

ジョージアワイン独特の醸造製法で使われる「クヴェヴリ」もありました。地中に埋めたクヴェヴリで造るワインは、樽では出すことのできない果実感のある風味を生み出せるのだそう!この製法で今もなおワイン造りをしているのはジョージアだけ。

▲ 『落葉』(ダイジェスト映像)

こちらは、1966年にジョージアの映画監督によって制作された、ブドウの収穫やワインの製造過程の映像作品です。1968年のカンヌ国際映画祭でも上映され、国際映画批評家連盟賞を受賞した作品。




ジョージアワインを試飲!

ジョージアワインの歴史を学んだあとは、ワインの試飲も楽しめます!赤ワイン・白ワイン共に多くの種類を取り揃えており、ジョージアワインの特徴である「ブドウ品種の多様性」を自分の舌で感じることができます!

会場内にはジョージアワインを販売しているスペースもあるので、試飲して気に入ったものがあれば買って帰ることもできますよ。

試飲した中には、珍しいオレンジワインの「RKATSITELI OF QVEVRI」もありました。
白ブドウを原料に、皮や種ごと醸造する赤ワインの製法で造られるのがオレンジワイン。気になる味はというと、赤ワインほどの渋みがなく、白ワインのようにフルーティーな味わいで、前菜から肉料理までどの料理にも合いそうなワインです。

こちらは赤ワインの「LELO KINDZMARAULI」。
少し甘めのセミスウィートで、ほどよい渋みを残しつつ、ベリー系の風味も感じる複雑な味わいです!芳醇な香りが鼻に抜け、自然の甘みが口の中に広がります。フルーツやデザートと一緒に、もしくは単体で飲むのがおすすめ!

白ワインの「QVEVRIS RKATSITELI」。
ジョージアで最もポピュラーで人気のある銘柄です。クヴェヴリで醸造した白ワインが樽で醸造したものよりも黄色っぽく、香りも素晴らしい!




体験スポットも!

画像:報道用資料より

ジョージアワインの歴史や試飲を楽しめるだけでなく、クリスタルのブドウが光り輝くフォトジェニックなスポットや、ソニーの最新映像システム「Warp Square」を使用した“ジョージア没入体験”ができるスペースもありました!




ワイン好きにはもちろん、ちょっと海外気分を味わいたい人にもおすすめのイベントです!
ゴールデンウィークまで開催しているので、休日にふらっと訪れてみてはいかがでしょうか?




イベント詳細情報

「GEORGIA Homeland of WINE 世界最古のワイン ジョージアワイン展」

日程:2019年3月10日(日)~5月7日(火)

休館日:隔週月曜(3月25日、 4月8日、4月22日)※変更となる場合あり

時間:11:00~18:00(平日の金曜日に限り20:00まで営業)※最終入場は30分前まで

メイン会場:寺田倉庫 B&C HALL(東京都品川区東品川2-1-3)

入場料:1,000円(税込)※未就学児は無料

>>公式サイト




このしおりのライター

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