秋のお出かけといえば、「紅葉狩り」。様々な植物が美しく色づく季節です。今回はittaライターの旅のしおりから、東京都心から日帰りで行ける紅葉スポットをピックアップしました!
国営ひたち海浜公園(茨城)
写真:「【茨城】入園無料日もあり! 秋の絶景、真っ赤なコキアを見に行こう」(ライター:ちゃんちか)より
茨城県の「国営ひたち海浜公園」では、2018年9月15日(土)〜10月21日(日)に「コキアカーニバル」が開催予定。見頃がピークを迎える10月中旬頃には、3万2千本ものモコモコしたコキアが紅葉し、丘を真っ赤に染める様子を楽しめます。期間中は毎日開園しており、9月は緑色のコキア、10月上旬~中旬にかけては赤く染まっていくグラデーションのコキア、そして10月下旬には黄金のコキアが見られるんです。
「国営ひたち海浜公園」の最寄り勝田駅までは、品川駅から特急電車で約85分。勝田駅からひたち海浜公園まではバスで約15分です。例年「コキアカーニバル」開催期間中の土日・祝日には、臨時の直行バスも運行しているのでチェックしてみてください。
「国営ひたち海浜公園」のしおり
>>【茨城】入園無料日もあり! 秋の絶景、真っ赤なコキアを見に行こう(ライター:ちゃんちか)
尾瀬(群馬)
※紅葉シーズンには湿原全体が黄金に輝きます。 / 写真:「都内から車で3時間!異空間な尾瀬でハイキング」(ライター:ぱんだ)より
標高1400mの湿原「尾瀬」の紅葉は、9月中旬~10月初旬にかけて草原が金色に染まる、草紅葉(くさもみじ)から始まります。9月下旬~10月中旬までは、周囲の広葉樹が赤や黄色に彩られ、緑の針葉樹との鮮やかなコントラストを楽しむこともできるんです。早朝の気温が零度近くまで下がるシーズンでもあるので、時間帯によっては防寒具が必須!
関東からアクセスのいい入山口「鳩待峠」までの所要時間は、池袋からJR沼田駅まで電車と新幹線で約2時間。沼田駅から戸倉行きバスに約80分乗ったら、戸倉停留所から鳩待峠行きマイクロバスへ乗り換え約30分です。車で行くことも可能ですが、戸倉以降はマイカー規制でマイクロバスに乗り換える必要があるので要注意! 朝から尾瀬をたっぷり楽しみたいなら、夜行で行くのがおすすめです。
「尾瀬」のしおり
>> 都内から車で3時間!異空間な尾瀬でハイキング(ライター:ぱんだ)
竜頭ノ滝(栃木)
※紅葉シーズン前に撮影されたものです。/ 写真:「【日光】圧巻!奥日光で最も早く紅葉が楽しめるスポット『竜頭ノ滝』と絶景茶屋」(ライター:ちゃんちか)より
紅葉の名所「日光」の中でも、いち早く見頃が訪れるのが「竜頭ノ滝(りゅうずのたき)」。奥日光にあるこのスポットでは、例年9月下旬〜10月上旬にかけて、迫力のある滝の周辺を鮮やかな木々が彩ります。滝の正面に位置する観瀑台から眺める紅葉の様子は、絵画のように美しい絶景!
噴火によってできた溶岩の上を流れ落ちるこの滝は、「華厳の滝」「湯滝」とあわせて「奥日光三名瀑」に数えられる景勝地です。都心から東武日光駅までは、浅草駅から特急で約2時間。東武日光駅から「竜頭の滝」まで、バスで1時間ほどで行くことができますよ。
「竜頭ノ滝」のしおり
>>【日光】圧巻!奥日光で最も早く紅葉が楽しめるスポット「竜頭ノ滝」と絶景茶屋(ライター:ちゃんちか)
仙石原すすき草原(神奈川)
写真:「【箱根】温泉以外にも魅力がたっぷり!箱根に行ったらやりたいこと5つ」(ライター:クマノミ)より
箱根の「仙石原すすき草原」では9月下旬頃からススキが見頃を迎え、例年11月中旬頃まで、辺り一面が黄金色に輝きます。11月上旬頃には周辺の山々も鮮やかに染まり、ちょうど見頃が重なるのでおすすめです。
仙石原へのアクセスは、新宿から箱根湯本駅まで小田急ロマンスカーで約1時間半。箱根湯本駅から箱根登山バスに乗って30分弱の「仙石高原」停留所で下車してすぐです。例年10月上旬〜11月上旬には、期間限定で直通の「仙石すすきバス」も運行しているので、ぜひチェックしてみてください。
「仙石原すすき草原」のしおり
>>【箱根】温泉以外にも魅力がたっぷり!箱根に行ったらやりたいこと5つ(ライター:クマノミ)
河口湖(山梨)
写真:「【河口湖】もみじと富士山の絶景コラボを写真におさめよう!」(ライター:BLUE)より
山梨県の河口湖畔では、毎年秋に「富士河口湖紅葉まつり」が開催されます。2018年も11月1日(木)~11月23日(金)に開催予定で、周辺では飲食やお土産などの出店もありますよ。富士山・湖・紅葉の美しいコラボ写真を撮ってみたい!
「富士河口湖紅葉まつり」の主な見所は「もみじ回廊」。梨川の両岸150mにわたって、樹齢100年にも及ぶモミジの大木が植わっているスポットです。アクセスは新宿駅から河口湖駅まで電車で2時間20分、またはバスで1時間50分。河口湖駅からは河口湖周遊バスに乗り約25分、「久保田一竹美術館」で下車してすぐです。日没から22時までは幻想的なライトアップも楽しめるので、夕方~夜に訪れるのもおすすめ。
「富士河口湖紅葉まつり」のしおり
>>【河口湖】もみじと富士山の絶景コラボを写真におさめよう!(ライター:BLUE)
袋田の滝(茨城)
写真:「茨城の絶景を日帰りで満喫!紅葉が映える、日本三名瀑『袋田の滝』へ」(ライター:いくみん)より
日本三名瀑の一つ、茨城県にある「袋田の滝」も紅葉の美しい名所です。流れが4段になって落下すること、四季折々の景色が楽しめることから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれているスポット。10月下旬から色づき始め、11月上旬~11月中旬にかけては、滝を囲うようにカエデやモミジなどが紅葉している様子を眺めることができます。
都心からのアクセスは、上野駅からJR袋田駅まで特急で2時間30分。袋田駅からはバスで「滝本」まで約10分、そこからさらに歩いて10分ほどです。2018年11月1日(木)~2019年1月31日(木)の期間は日没後に毎日ライトアップも行われるので、夜間の美しい紅葉も楽しむことができますよ。
梅ヶ島温泉郷(静岡)
写真:「【オクシズ】東京から2時間半の秘境! 梅ヶ島温泉郷のおすすめ観光スポット9選」(itta編集部)より
オクシズ(=奥静岡)と呼ばれる地域に位置する「梅ヶ島温泉郷」は、2,000メートル級の雄大な山々に囲まれた、自然いっぱいの温泉地です。この地域では比較的どこからでも紅葉を楽しむことができますが、特におすすめなのが「おゆのふるさと公園」。11月上旬〜中旬ごろに見頃を迎えるこの公園では、朱色の橋と紅葉の彩りが、温泉街らしい風情を漂わせます。
また、周辺には「安倍の大滝」や「三段の滝」、「赤水の滝」など滝が多数あり、滝と紅葉のコラボも楽しめます。東京から日帰りで行くことも可能な距離ですが、せっかく行くのであればぜひ温泉宿に泊まって、知る人ぞ知る秘湯を堪能しましょう。
「梅ヶ島温泉郷」のしおり
>> 東京から2時間半の秘境! 梅ヶ島温泉郷のおすすめ観光スポット9選(itta編集部)
>> 知る人ぞ知る、1日6組限定のお宿「おもいでの宿 湯の島館」で秘湯をひとり占め(itta編集部)
色が少しずつ変化するコキア、湿原の草紅葉、富士山とのコラボなど、様々なタイプの紅葉スポットをご紹介しました! 秋を感じに、お出かけしてみてはいかがでしょうか。