初夏のお出かけにぴったりなグリーンの世界。日本全国の“緑の絶景”まとめ
写真:【奥入瀬渓流とその周辺】渓流と、渓流から足を延ばして秘湯や明治時代の遺産を残す町へ(ライター:BLUE)より
本日5月4日は「みどりの日」。「自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨として、制定されました。そのため毎年この日には、全国で自然に親しむイベントが開催されたり、国公立の動物園や植物園、公園の入場料が無料になったりしているんですよ。
今回はそんな「みどりの日」らしく、日本各地の「緑の絶景」をピックアップしてご紹介! 初夏から夏にかけて、特に美しい景色を見ることができるスポットです。
1. 奥多摩(東京)
東京とは思えない大自然が広がる「奥多摩」は、都心から1時間半程度で訪れることができるので、週末のちょっとしたおでかけにぴったり。その年の気候などにもよりますが、立夏から紅葉が始まるくらいまで、一帯が豊かな緑に包まれます。
川遊びやバーベキューなどのアクティビティも楽しめるので、家族連れから友人グループまで、幅広い層にオススメのスポット。
「奥多摩」の旅のしおり
>>【奥多摩】都心から日帰りで、釣りと紅葉と釜めしの奥多摩へ(ライター:nak)
2. 奥入瀬渓流(青森)
写真:【奥入瀬渓流とその周辺】渓流と、渓流から足を延ばして秘湯や明治時代の遺産を残す町へ(ライター:BLUE)より
草木が生い茂り、見渡す限り緑の世界が広がる「奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)」。渓流沿いの遊歩道は緑のトンネルのようで、歩くだけでマイナスイオンをたっぷりと感じることができます。
大部分は緩やかな流れですが、“阿修羅の流れ”という箇所は豪快に水が流れており、奥入瀬渓流の代表的なビュースポット!
「奥入瀬渓流」の旅のしおり
>>【奥入瀬渓流とその周辺】渓流と、渓流から足を延ばして秘湯や明治時代の遺産を残す町へ(ライター:BLUE)
3. 報国寺(神奈川)
美しい竹林で人気を集めている「報国寺」。一歩足を踏み入れると、スッと背筋が伸びるような雰囲気が漂っています。中には茶寮もあり、竹林を眺めながら疲れた心身を癒すことができるんです。
鶴岡八幡宮などがある鎌倉の中心から徒歩で20分ほど離れていますが、鎌倉散策をするにはちょうどいい距離。
「報国寺」の旅のしおり
>>【鎌倉】ミシュランガイド★獲得のお寺を巡る!(ライター:BLUE)
4. 亀岩の洞窟 / 濃溝の滝(千葉)
写真:【千葉】川に入って自然を体感!話題の「濃溝の滝」を見に行こう(ライター:ちゃんちか)より
“まるでジブリの世界のようだ”と、近年人気急上昇中の「亀岩の洞窟(濃溝の滝)」。都心から1時間半程度なので、ちょっとした気分転換のおでかけにぴったりです。「濃溝の滝」という名が有名ですが、正式名は「亀岩の洞窟」なんだそう。
光が差し込む時間帯によっては、水面に反射してハート型になった光の筋を見ることができます。いつ発生するかはわからないので、見られたらかなりラッキー!
「亀岩の洞窟(濃溝の滝)」の旅のしおり
>>写真:【千葉】川に入って自然を体感!話題の「濃溝の滝」を見に行こう(ライター:ちゃんちか)
5. 高千穂(宮崎)
写真:【高千穂】神秘のパワーを求めて、神の住む街 高千穂へ(ライター:BLUE)より
“日本神話のふるさと”と言われており、日本屈指のパワースポットである「高千穂」。中でも緑の絶景が見られるのは、国の名勝・天然記念物にも指定されている高千穂峡です。阿蘇山の噴火活動によって、この地形が出来上がりました。
ボートを借りて、日本の滝100選にも選出されている名瀑“真名井の滝”を横目に、高千穂峡の大自然を満喫するのもオススメです。
「高千穂峡」の旅のしおり
>>【高千穂】神秘のパワーを求めて、神の住む街 高千穂へ(ライター:BLUE)
6. 黒部峡谷(富山)
写真:【富山】断崖絶壁の絶景!黒部峡谷・下ノ廊下で期間限定の秘境トレッキング(ライター:SAORIGRAPH)より
日本三大峡谷の1つで、日本一深いV字谷として有名な「黒部峡谷」。都心から車で5時間、新幹線や特急を乗り継いで4時間と少し遠いですが、連休を利用して思いっきり自然を満喫したい人にはオススメです。
上の写真は、9月下旬〜11月上旬までの期間限定のトレッキングコースから撮影されたものですが、黒部峡谷の景観は、やまびこ展望台や猿飛峡展望台からも眺めることができます。
「黒部峡谷」の旅のしおり
>>【富山】断崖絶壁の絶景!黒部峡谷・下ノ廊下で期間限定の秘境トレッキング(ライター:SAORIGRAPH)
7. 等々力渓谷(東京)
東京都の真ん中にあり、23区内唯一の渓谷である「等々力渓谷」。大井町線等々力駅から徒歩5分という駅近にありながら、階段を降りると急に緑の世界が広がります。休日の昼過ぎまで寝ていても、午後にふらっと訪れることができるアクセスの良さが魅力ですね。
遊歩道は1周1時間程度なので、自然に癒されながら良い運動ができます。近頃、運動不足だな...と感じている人は、ぜひ行ってみてください。
「等々力渓谷」の旅のしおり
>>東京23区で唯一の渓谷!都会のオアシス「等々力渓谷」で自然に癒されるプチトリップ(ライター:ちゃんちか)
8. 上高地(長野)
写真:【上高地】この夏!透明な水と緑にかこまれた大自然をハイキングしませんか?(ライター:ankuma)より
手つかずの美しい自然が残る「上高地」。360度取り囲む木々、アルプスの山々から流れ出た透明度抜群の川の水など、目に入る全てのものが美しいので、疲れた心身を癒すにはぴったりの場所です。
都会の喧騒とは程遠い上高地の中でも特に、穂高神社奥宮には雑音のない素敵な空間が広がっています。緑の絶景を満喫したら、静かに目を閉じて座っているだけでも癒されることでしょう。
「上高地」の旅のしおり
>>【上高地】この夏!透明な水と緑にかこまれた大自然をハイキングしませんか?(ライター:ankuma)
9. 鋸山(千葉)
写真:【千葉】まるで海外の遺跡のよう!絶景が楽しめる鋸山で“地獄のぞき”してきた(ライター:ちゃんちか)より
日本とは思えない景色が広がっている「鋸山」。鋸山の代表的なビューポイント、高さ100mのほぼ垂直の崖に飛び出るようにある「地獄のぞき」からは、絶景を望むことができます。
頂上まで登るにはロープウェー・車・徒歩という3つの方法がありますが、オススメはロープウェー。片道500円、往復930円で、約4分で頂上まで行くことができます。強風で運休している場合もあるので、事前のチェックは必須。
「鋸山」の旅のしおり
>>【千葉】まるで海外の遺跡のよう!絶景が楽しめる鋸山で“地獄のぞき”してきた(ライター:ちゃんちか)
10. 尾瀬ヶ原(群馬)
写真:【片品尾瀬ヶ原】高地に広がるそこは青空と草花の世界(ライター:ankuma)より
ラムサール条約湿地に登録されている広大な湿地帯「尾瀬ヶ原」。見どころはなんと言っても、広大な湿原に咲き誇る高山植物の数々です。100種類以上の高山植物が、それぞれの季節に花を咲かせます。
尾瀬ヶ原を訪れたらスマートフォンの電源をオフにし、デジタルデトックスをする1日にしてみるのもオススメ。
「尾瀬ヶ原」の旅のしおり
>>【片品尾瀬ヶ原】高地に広がるそこは青空と草花の世界(ライター:ankuma)
初夏のおでかけは “緑の絶景” で決まり!
以上、日本の自然が織りなす緑の絶景をご紹介しました!「みどりの日」らしいお出かけの予定がない方も、ご紹介した旅のしおりを眺めて、自然に思いを馳せてみてはいかがでしょう。