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2018-04-08

女子大生3人が「四国美味しいもの巡り」で食べた おすすめご当地グルメ9選


先日、女子3人で「四国美味しいもの巡り」へ行ってきました。東京から四国へは飛行機を使い、そこからはレンタカーで移動しながら、2泊3日で四県を制覇する旅です。ちなみに日程はかなり前から決めていたのですが、宿は四国に着いてからとりました…。

レンタカー屋さんでガイドブックと「讃岐うどんファイル(レンタカー屋さんお手製)」を借り、移動しながら行きたい場所を決めるという弾丸旅行。無計画ではありましたが、美味しいごはんは全力で探しましたよ!

そこで今回は、四国旅行で私たちが食べた、各県のご当地グルメをご紹介します!




【愛媛】3色でカワイイ愛媛の銘菓「坊ちゃん団子」

今回の四国旅行は、松山空港に降り立ち、愛媛県からスタート! 女子3人、レンタカーでの移動です。

移動中の車内でおやつに食べたのは「坊ちゃん団子」。 夏目漱石著『坊ちゃん』の舞台となった道後の名物で、県内の複数のメーカーが製造販売しています。緑・黄色・黒の3色の あんこに包まれたお餅が串にささっており、四国のお土産の中でも人気の高い銘菓。

あんこ「を」包んでいるのではなく、あんこ「で」包んでいるため、当然といえば当然ですが、あんこの味が強いです。ミニサイズなので、食べ歩き旅行の合間におやつとして食べるのにもピッタリ!



【愛媛】地方によって全く別の料理?!「鯛めし」

そんな『坊ちゃん』の舞台である道後は、有名な温泉地。温泉街にある「瀬戸内料理 味倉」でも、愛媛のご当地グルメを堪能してきました。
まずは「鯛めし」! 愛媛の名物ですが、地方によって異なる料理なのが特徴。

こちらの「南予風鯛めし」は、ごはんの上に鯛の刺身が乗っているもの。食べ方もお店によって様々ですが、ここではとろろ芋にタレと薬味を混ぜて、刺身の上からかけるスタイルです。プリっと新鮮な刺身にとろろ芋が加わることで、益々ごはんをかきこみたくなる、滑らかな食感になります。あっという間につるりと胃の中に消えていきました。


一方で友達が注文した「中予風鯛めし」は、ごはんと鯛を一緒に炊きこんだ、先ほどとは全く別の料理。炊き上がりまで20分かかるとのことでしたが、ホカホカの状態で食べられるのは嬉しいですね。友達から一口わけてもらったところ、鯛の身がホロっとほぐれ、二日酔いの日にも食べたくなるような優しい味でした。



【愛媛】温泉のあとはビールとおつまみ!「じゃこ天」「道後ビール」

愛媛県南予地方の名物「じゃこ天」も、鯛めしと同じお店でいただきました。お魚の旨味がギュギュっと詰まっていて、おつまみに最適な逸品。


車の運転は交代制だったため、この日にもう出番がない友達は「道後ビール」も注文していました。

「道後ビール」は、愛媛県松山市の水口酒造が製造しているビールブランド。 こちらは 苦みが少なく口当たりの良い、ヴァイツェンという種類です。



【愛媛】ボリューム満点!スタミナ系ご当地グルメ「焼豚玉子飯」

こちらはサービスエリアで食べた「焼豚玉子飯」。愛媛県今治市のご当地グルメです。

食べごたえのある厚い焼き豚に、半熟玉子の黄身がとろっとかかると絶品! ごはんにまでタレが染みているのも最高でした。ボリュームたっぷり!



【高知】藁焼きが絶品!「鰹のタタキ」

高知県といえば、坂本龍馬像のある「桂浜」が有名。そこへ向かう途中で、「土佐タタキ道場」という気になる看板を見つけました。


お店の入り口には、「藁焼き体験」という文字が。鰹のタタキを自分たちで藁焼きさせてくれるようです。12年間フルでゆとり教育を受けた私たちは、「焼いて欲しくね?」なんて渋りながら入店したのですが…。

めちゃくちゃ藁焼きをエンジョイしてしまいました。

焼いた鰹のブロックを目の前で捌いてもらい、好きな薬味を好きなだけ盛り付け。まさかの薬味取り放題に、再度テンションが上がります。

気になるお味はというと、もう…これは…鰹の概念が覆される美味しさ…!!

藁焼きのスモーキーな香りが鼻にぬける一方で、プリプリの身はさっぱりとした口当たり。お世辞なしで、感動の涙が出るレベルです。「家族にも食べさせてあげたい」と残念がりながら、友達と3人で奪い合うように食べました。



【徳島】濃い味なのに、女子でもガツガツ食べちゃう「徳島ラーメン」

今回の四国旅行では時間の都合上、徳島県での滞在時間があまりとれず、「鳴門の渦潮」だけ見に立ち寄る形に。

しかし、展望台のそばの食堂で、徳島グルメを食べることは欠かしません。

こちらは醤油とんこつ味が特徴の「徳島ラーメン」。私たちはおやつとして食べたため、3人で2杯しか注文しなかったのですが、結局「これは1人1杯いけたね」となるほど夢中で食べられる美味しさでした。スープ自体は濃い味なのに、女子でもどんどん食べ進められるほど病みつきになるラーメン!



【香川】冷たいとコシの強さが際立つ!「讃岐うどん」①

四国旅行のゴールは香川県! 香川のご当地グルメといえばやっぱり「讃岐うどん」でしょう。今回の旅行では、県内の3店舗で食べ比べをしました(2泊3日の四国旅行にしては高割合)。

まず1店目は、「本格手打ちうどん おか泉」。私は「かけ」を頼んだのですが、食べてみて1番おすすめだったのは、友達が注文した「ひや天おろし」!

冷水にさらしてキュッと締まった麺で、讃岐うどんらしいコシのの強さを感じることができました。おつゆが別になっているので、大きな天ぷらがサクサクのままなのも「ひや天おろし」の魅力。

店内の中心には、セルフ形式のおでんや、おにぎりなどもありました。



【香川】地元の人は1日4食うどんを食べる?!「讃岐うどん」②

古くから「さぬきのこんぴらさん」として親しまれている、金刀比羅宮(ことひらぐう)。1368段の階段を上ったところにあるのですが、その参道の階段が始まる前、お土産屋や飲食店の並ぶ通りで食べられるのが、「虎屋」のうどんです。

注文したのは、牛肉・しいたけ・かまぼこ・わかめが入った「さぬきうどん」。少し肌寒かったため、温かいおつゆが身体じゅうに染みわたりました。 ちなみにこのお店で食べられるうどんは全て讃岐うどんであり、こちらは商品名が「さぬきうどん」というだけです。

約400年前に創業された歴史ある宿「虎屋旅館」の帳場の建物を利用した店内は、趣たっぷり。お店のおばあさんに、「香川県の方はどれくらいの頻度でうどんを食べるんですか?」と友達が聞いたところ、「私は1日4回食べてるよ!」と返ってきたのが衝撃的でした。



【香川】帰る前にもういっちょ!空港で「讃岐うどん」③

今回の旅行で最後に讃岐うどんを食べたのは、高松空港にある「はやし家製麺所」。東京に戻る前にもう一度食べておこう、ということで、飛行機の出発前に寄ってみました。

最後は讃岐うどんのコシを存分に味わえるよう、「ぶっかっけうどん 冷」を注文。ピチっと締まった麺は、ツルツルとのど越しよく食べられます。ハリがあって、噛むことでお腹も満たされる!



【香川】アイスに醤油は意外とイケる!「かまたまソフト」

そんな讃岐うどんの新形態が「かまたまソフト」。金刀比羅宮の表参道にある「こんぴらしょうゆ豆本舗」で購入できる、讃岐うどんのソフトクリームです。

生姜味のアイス、という時点ではまだ味を想像できますが、なんとトッピングで醤油とネギがかかっています…。味は「うどん」とは断言できないものの、「しょっぱいアイスも意外とイケる!」といった感じ。ネタとして抜群のインパクトがあります。



絶品ご当地グルメが盛りだくさんの四国。お土産として販売されているものも多いので、各県1種類ずつ厳選して、家族に買って帰りました。それでも現地で食べる出来立ての味は、やっぱり格別! 四国へ旅行に行く際は、ぜひご紹介したグルメを参考にしてみてください。

このしおりのライター

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