29歳の私、2025年4月よりオーストラリア(メルボルン)にワーキングホリデーに来ております。
メルボルンは、オーストラリア・ビクトリア州の州都で、シドニーに次ぐ国内第2の都市です。
文化と芸術の都、多文化都市、カフェ文化、ほかにもさまざまな特徴のある都市での生活をこれから1年間お届けしていこうと思います。
まず私がなぜオーストラリア(メルボルン)に来たかというと…
日本と似ている生活(四季がある)、英語圏で学び実践ができ、ビザが比較的取りやすい、時給が高い、自然も都市もバランス良く楽しめる、周囲で渡豪経験者も多い、私の好きなヨガを学べる、などなど理由がたくさんありました。
私はこれまで人生で一回友達と海外に行ったことはありますが、その経験のみ。
二回目の海外、しかも人生初の一人海外となった時に、周りに渡豪経験者がいたり、気候がそこまで日本と変わらない点も、安心・健康を担保できるかと思い選びました。
4月に渡航すると決めてから少し経ち1月。
完全に「出発はまだ先だし」と詳しく調べもしていない状態でした。
すでに渡豪している日本人のYouTubeを見て「あ、これさえやれば行けるのね」という、余裕な気持ちで準備を始めました。
この記事は、そんな私の「リサーチ不足、超初心者」モードでの準備体験です。
「え?こんなところでつまずくの!?」ってくらいの準備の迷い道も綴るので、笑いながら見てもらえたらうれしいです!
ワーキングホリデービザ・航空券の取得
ワーキングホリデーでオーストラリアに行く場合、事前にビザの取得が必要になります。
下記書類を準備しておき、スムーズな申請ができるようにしましょう!
※以下はあくまで私が申請したときの体験ベースです。
ワーキングホリデービザ(以下WHV)の取得前に必要だった書類はこちら:
・有効なパスポート(残存期間が6か月以上あることが望ましい)
・残高証明書(英文版)
・クレジットカード(ビザ申請料支払い)
残高証明書は、5,000AUD(日本円で約50万円)の残高が必要です。銀行の窓口で依頼すれば発行してもらえます。
発行日から1か月以内が目安で発行には10日~2週間ほどかかります。現在は原本発行のみとなっています。
ビザ申請はオンラインのみなので、残高証明書はPDF化しておきましょう!
ビザについて
日本を含むワーキングホリデー協定を結んでいる国の国民が対象(例:イギリス、カナダ、韓国、台湾、ドイツなど)
対象年齢は18~30歳(31歳の誕生日を迎える前までに申請)
ビザ名称:Working Holiday Visa (Subclass 417)
できること:
・最長12か月の滞在ができる
・同じ勤務先(アルバイト先)で6ヶ月まで働ける
・最長4か月の通学ができる
有効期間:1年間
申請方法:オンライン申請のみ
条件を満たせば、セカンド/サードビザに更新可能。その場合は最長3年間のワーキングホリデーが可能となります。
※注意点
オーストラリア大使館や窓口で紙での申請はできません!スマホでも申請できますが、パソコンの方が操作は楽。
メールやImmiAccountでのやり取りが中心になるので、英語表記のメールを見逃さないように!
申請の流れ
ImmiAccount(イミアカウント)の作成
オーストラリア移民局の公式サイトでアカウントを作成(
https://online.immi.gov.au/)
オンライン申請フォームの入力
必要情報(パスポート情報・滞在先・職歴など)を入力。
証明写真のアップロードが求められることもあります。
ビザ申請料の支払い
現在の申請料:約650AUD(2024年7月時点 ※変動あり)
支払い方法はクレジットカード払いが一般的。
ビザ結果の通知を待つ
早ければ数日~2週間程度で結果が届きます(時期によって変動あり)
私はなんと…申請後1〜2分で許可がおりました!(2025年1月申請)
WHVの承認後「IMMI Grant Notification」というメールがPDFで届きます。
これ、超重要なので必ず保存しておきましょう!印刷してパスポートと一緒に持っておくのもおすすめ。
現地で口座を開設するときや、入国審査などでビザの提示が求められる場合があります。
(実際に私は口座開設時に必要でした!)
航空券の取得について
私が航空券を取ったのは、渡航3か月前。エクスペディア経由でジェットスターの航空券を購入しました。
ジェットスターやスカイスキャナーで調べるのが個人的には良いなと思いました。
今思えば…正直「もっと早く取っておけばよかった!」という反省点がちらほら。
日程が決まっているなら、航空券は早めの購入がベスト!
安く抑えたいなら、エクスペディアなどを通さず、ジェットスターの公式サイトで直接購入するのが◎
航空券代は、片道で約7万円でした。
比較的安く行ける時期は、5月・6月・11月(繁忙期を避けるのがコツ)。
逆に12月中旬~1月末(クリスマス・年末年始・スクールホリデー)、4月(イースター前後)、7月(冬休み)は高い傾向にあります。
受託手荷物と機内持ち込みについて
航空券のオプションでつける受託手荷物に関しては、多めに見積もることを強くおすすめします!
予約後の変更や当日の追加はめちゃくちゃ高い…
私の荷物量はというと…
スーツケース2個、合計33kg!(割とギリギリ)
いろんなものを諦めてこの重さですが、友達は40kg超えでした(笑)
でも実際、オーストラリアでも必要なものは手に入るし(ちょっと高いけど)、移動のしやすさや身軽さを考えると「無理して全部持っていかなくてよかったな〜」という感想です。
現状、私は大満足!
ちなみに手荷物は2個まで、基本7kg以内。私はリュック1つで約7kg弱に収めました。
機内はとても乾燥するので、マスク、パックは必須だと感じました!
実際に私は喉が乾燥して痛すぎたので、途中からマスクして、BIODANCE(
https://biodance.com/)のパックを2枚持っていき、乾燥とは無縁なフライトができました♪
すべて美容液でできているらしいパック…!
なんと3時間もつけれる(それ以上もつけていても肌に異状なければそこまで問題なし)。
ちょっと高いけど長時間のフライトにもめちゃくちゃ有能マスクなのでおすすめします!
※注意点
手荷物検査では100ml以上の液体はNG!
日焼け止めや歯磨き粉も「ジェル」「ペースト」扱いで液体と同様の制限ありだったので、機内で歯磨きしたかった私は、出発前に済ませておきました。
(基本的に受託手荷物に入れておけば問題ありません)
充電式のヘアアイロンは、バッテリーを取り外せないと受託・機内持ち込みともにNG!
(コード式ならOK)
いざオーストラリアへ出発!
経路は成田 → ケアンズ → メルボルンの乗り継ぎ1回。
当日の成田でのチェックインはオンラインで簡単に!
私はiPhoneユーザーなので、チェックイン時にApple Waletとジェットスターを連携し、搭乗券をロック画面上に常に通知させて開くようにしておきました!便利!
チェックイン後は受託手荷物を預けるための手続き、シール発行を行い、搭乗手続きへ。
当日の成田空港でのチェックインは、想像以上にスムーズでした!
チェックインが終わったら、受託手荷物の預け入れへ。その場でシールを貼ってもらい、搭乗手続きへ向かいます。

空港内では、成田限定のお店をちらっと見たりしつつ…いざ出発!

ケアンズでの乗り継ぎ時間は2時間半。
初めての一人海外だったけど、時間にも心にも余裕を持って移動できました。
荷物の受け取りもスムーズで、焦ることもなく安心!
そしてここでまさかの驚きポイントが…
オーストラリアの入国審査、なんとほぼ無人&オンライン!
「外国人に英語で質問攻めされるんじゃ…」とビクビクしていた私でしたが、実際はパスポートを機械にかざして顔写真を撮るだけ。
しかも、案内の機械は日本語にも切り替え可能!
英語に不安がある人でも、ここは安心ポイントだと思います。
係員さんも日本語を話せる方がいて、対応にも慣れてる印象でした。

空港内のサインにも日本語があったりして、「まだちょっと日本にいる気分(笑)」という安心感もありました。
そして約10時間のフライトを経て、ついにメルボルンに到着!

このときの季節は秋。気温はだいたい25度くらいで過ごしやすかったですが、朝晩はちょっとひんやり。
脱ぎ着できる服装がちょうどいいなと感じました!

これはAirbnbの宿泊先に向かう途中で見かけた「Footscray駅」の看板。
電車・路面電車・バスなど、交通手段が本当に豊富で「この街、めっちゃ便利じゃん…!」と到着直後に思いました。
宿泊地の予約について
はっきり言って、日本にいるうちに現地の家を決めるのは……ほぼ不可能!
というか、私はやりたくありませんでした。
ネット社会ではありますが、やっぱり実物を見ずに家を決めるのはちょっと怖かったんですよね。
というのも、私が英会話レッスンでお世話になっていた先生も渡豪経験者で、その方は日本から家を契約して渡航したんですが、いざ現地に行ったら…
キッチンにゴキブリ大量発生!→ ストレスで2日で退去(笑)という話を聞いていたから。
だから私は、特に長く住む場所については、絶対に現地で内見してから決めたかったんです!
ということで、まずは最初の宿泊先をどうするか?以下の候補を検討しました。
【私が検討した宿泊タイプ】
① Airbnb(エアビー)
家っぽくて落ち着く / 即入居OKも多い
$40~80 / 日
静かに過ごしたい / 個室が欲しい人向け
② バックパッカー(ホステル)
安い・人脈ができる・情報が集まる
$25~50(ドミトリー)/ 日
英語環境や出会いを重視したい人向け
③ ホテル / モーテル
高いけど安心感あり / 個室+サービス付き
$90~150以上 / 日
短期で快適に過ごしたい人向け
④ シェアハウス(短期OKの物件)
安くて生活拠点にもなりうる
$150~250 / 週
最初から生活感がほしい人向け
⑤ WWOOF / Workaway(労働交換)
滞在&食事付き=実質無料!
田舎・農場体験したい人にぴったり
いろいろ悩んだ結果…私は渡航2か月前にAirbnbで宿を予約しました!
というのも、私は長年一人暮らしをしていたので、誰かと生活を共有するよりも“静かに自分のペースで過ごしたい派”なんです。
「個室があって」「ある程度落ち着けて」「でも費用は抑えたい」
そんな私にとって、Airbnbが一番しっくりきました◎
選んだエリアは、メルボルン中心地から1時間以内にあるMaidstone(メイドストーン)。
価格は2週間で$644(AUD)、一日あたり約$46!

正直、建物はちょっと古かったり、たまに小さい虫がいたりもします(笑)
さすがに雨漏りしたりドアが閉まらないとかそこまでではなく…!
そして土足で生活する文化に触れて「あ、ここから日本の感覚とお別れなんだな〜」と、良い意味で海外生活へのスイッチが入りました!
家具付きで、バスルームとトイレは共有タイプ。洗剤などの生活用品も置いてありました!
ちなみによく聞く「シェアハウスで洗濯回数が制限される(週1〜2回まで)」という話、私が泊まったAirbnbでは特にそういったルールはありませんでした◎
私は運動もするので、洗濯の頻度に制限がないのはすごくありがたかったです!
そのほかのルールも「深夜・早朝は静かにしてね」くらいの一般的なものだけでした。
ただし、宿泊先によってルールはさまざまなので、事前に記載内容をよく確認し、気になることは予約前にホストに聞くのが安心です。
というわけで、私は「個室」「静かさ」「費用」を優先してAirbnbを選びましたが、金銭面、生活スタイル、人脈づくり、英語環境…
何を重視するかによって選ぶべき宿は全然変わってきます!
「どんなワーホリ生活にしたいか?」を考えて、自分に合った宿泊先を選ぶのが一番のおすすめです。
というわけで、今回は【ビザ取得】【航空券の手配】【荷物準備】【住まい】について、超初心者目線でリアルにまとめてみました!
ここまで読んでいただきありがとうございます!
次回は英語力ゼロからどう備えた?リアルな英語準備編です!引き続きぜひチェックしてみてくださいね✈️💬