縄文杉を見に屋久島に行ってまいりました。
12月はオフシーズンということもあり、価格が抑えめ。
広島から福岡まで新幹線で移動して、福岡から屋久島までは飛行機に乗り向かいました。
朝めっちゃ早い
縄文杉へのトレッキングツアーに申し込んだのですが、注意事項に「体力に自信がある」「定期的に運動をしている」「登山をよくしている」上記がないと厳しいとあり、怯えて当日を迎えました。
1人参加の場合ツアー参加料が割高になる場合が多いのですがVeltraより1人参加オッケーのプランを申し込み、無事に参加することができました。
冬季は、登山口までのシャトルバスが運行休止なので、行かれる方はしっかり確認してくださいね。
集合時間は3:30。
早朝眠い目を擦りながら、ホテルの前でお迎えを待ちます。色々なツアーの方と一緒に大型バスに乗車して登山口へ向かいます。
バスには1時間程乗車し、山道をくねくね進むので、車酔いしやすい方は酔い止めの服用がおすすめ。
登山口に着いたら、同じツアーに参加する人たちと朝ごはんを食べます。
この時お弁当を残すとリュックの中身が重くなるので、頑張って完食することをおすすめします。
トイレもしばらくないのでここで済ませましょう。
真っ暗闇の中冒険開始
ヘッドライト、懐中電灯で足元を照らしながら、トロッコ道を進みます。
往復10時間、総距離22キロのトレッキングの始まりです。真っ暗すぎて何も見えません。
▲ 陽が出る前は景色より足元重視
途中でガイドさんより、この橋には欄干がないので気をつけてくださいと注意のある橋が何個かあったのですが、暗すぎて見えず、怖くなかったので助かりました。
1時間程歩いていると、少しずつ陽が昇ってきます。
▲ まだ懐中電灯はいりますが、景色が見えてきます
トロッコ道は緩やかなのぼりとなっており、登山というより長めの散歩という感じです。
明るくなったら、景色を楽しみながらリラックスして進みましょう。
▲ これくらい陽が出たら、懐中電灯はいらなくなりました
汗冷えが起こらないように、こまめに服を脱ぎ着して、体温を調節します。
トロッコは現役で稼働しており、工事やトイレの清掃、急病人の搬送などに使われています。
トロッコ道には、トイレもあります。バイオマスというおがくずで処理をする不思議なトイレなのですが、綺麗でした。
▲ トロッコ道をひたすらトコトコ歩きます
▲ 橋もたくさんある
スタートして3時間ほどトロッコ道を歩き続けると、大きいトイレのある大株歩道入口に到着します。
ここで長かったトロッコ道とはお別れです。
大株歩道入口には大きなトイレもあり、喫煙所もあります。
※ここの休憩所のトイレは全部和式。ずーっと水の流れ続ける循環式。匂いが強烈です。休憩する時にベンチに座ると、トイレの匂いがするので、ベンチではなく、橋に近い側の岩で休憩することを強くおすすめします。
給水所もあり、屋久島の天然ミネラルウオーターを組むことができます。冷たくて、軟水で美味しい。
ここから本気の登山開始
トロッコ道がおわり、緩やかな坂から激しいのぼり坂になっていきます。
登山道として整備されているのですが、気の根っこが剥き出しになっていたり、苔で滑りやすいので、引っかからないように、滑らないように細心の注意を払いましょう。
「屋久島は火山の噴火でできた島だから、地盤が硬くて根っこが下までもぐらず出てきちゃうんだよー」とガイドさんに教えてもらいました。
軍手、手袋をしっかりして、石や木を掴みながら登ります。リュックが重いとかなり後悔するので、いらないものは持って行かないようにしましょう。
ウィルソン株
山道を30分ほど登ると、最初のフォトスポットウィルソン株に到着します。
大きな♡形の切り株のある場所です。
ピーク時は人気スポットのため、1時間以上待つこともあるそう。ですがこの日はオフシーズンの、ど平日だったため、思う存分写真をとって遊びました。
▲ ここからではただの丸い穴ですが↓
▲ 角度を変えると♡に見えます。
▲ ♡の石も見つけました。
ウィルソン株の時点で登山道は3分の1ほど登っています。ここからは山をせっせと登ります。
登山道中、両手が塞がってしまったため、写真が撮れなくなるというミス。
朝早い度 ★★★★★
冒険感 ★★★★★
世界遺産はまだまだ先度 ★★★★☆
個性あふれるトイレ度 ★★★☆☆
♡の形は人を笑顔にしてくれる。
皆さまの周りにも♡スポットはありますか??
縄文杉までの残りの道のりは後編にて紹介したいと思います。
後半へ続く