おしゃれな古民家カフェや食事処が集まる、奈良県橿原市の今井町。
そんな今井町で、地元の野菜をたっぷり使った体に優しい料理をいただけるのが、お食事処「和彩 まゆう」です。
編集部も「和彩 まゆう」に行ってきました！
おしゃれな古民家カフェが集まる「今井町」とは？
江戸時代の町並みが今も残っている「今井町」は、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている、“旧市街”という表現がぴったりの町。
近年は、古民家の外観を残しつつ内装をリノベーションしたおしゃれな古民家カフェが増え、県内だけでなく県外からの観光客も集まる人気スポットになりました。さまざまなメディアでも取り上げられている今大注目のスポットです！
そんな今井町の一角にあるのが「和彩 まゆう」です。
古民家をリノベーションした「和彩 まゆう」
2012年にオープンした「和彩 まゆう」は、今井町にもともと建っていた古民家をリノベーションして造られたお食事処。建物自体はなんと100年以上の歴史があるのだそう。
シンプルな白い暖簾と「和彩 まゆう」と書かれた木の看板が目印です。
外観は他の建物とほとんど変わらない普通の民家で目立つ看板などもないので、注意深く探さないと通り過ぎてしまうかも。
リノベーションしてあるので、店内は綺麗で清潔感があります。ただ綺麗にするだけでなく、天井の梁や柱など、ところどころ当時の古民家のものも残されており、歴史を感じることもできます。こんな素敵な空間で食事ができるなんてとても贅沢ですね。
店内はどこか懐かしい落ち着いた匂いがします。
当時使われていたであろうタンスも置かれています。色合いや表面の傷などは直さずにあえてそのままにされており、とてもいい味を出していました。他にも店内には興味深いところがいくつもあるので、食事を待っている間も退屈せずに過ごすことができますよ。
タンスの真ん中部分では、お土産が販売されていました！「マダム・ビー（540円）」というタルタルソースが入ったドレッシングは和彩 まゆう以外ではなかなか購入できない一品です。
地元の野菜がたっぷり使われた「お重箱ランチ」
和彩 まゆうの名物は「お重箱ランチ（1,500円）」。約13種類のお重箱料理に、お椀に入った料理が2品、ご飯、お味噌汁、お漬物がついた豪華なランチメニューです。店主の女性がひとりで切り盛りしており、たくさん提供できないということもあり、完全予約制となっているので、訪れる際は事前に電話で予約しておきましょう。予約は2日前の12時までです。
店主の友人の畑で採れた野菜など、 地元の野菜を使った料理が重箱に詰められています。季節によって使用する野菜が異なるので、何度行ってもどんな料理が出てくるのかというワクワクを味わえます。料理は色とりどりで、まるで宝石箱のよう。
濃い味付けの料理は少なく、野菜本来の味がよくわかりますよ。
おしゃれな古民家で地元の野菜をたっぷり使った体に優しい料理をいただける「和彩 まゆう」。今井町を訪れたらぜひ立ち寄ってみてください。
