1〜2月の旅行におすすめな温泉地10選! 冬ならでの楽しみも。


冷たい風が吹き、すっかり寒さが厳しくなってきた今日この頃。ぽかぽかの温泉で体をあたために行きませんか?
今回は ittaライターの旅のしおりの中から、「冬の温泉旅行」におすすめな温泉地を集めました。各スポットの、冬ならではの楽しみもご紹介します!




山形「銀山温泉」で 幻想的な雪景色に感動

写真:「『おしん』の舞台!温泉だらけ山形で、ノスタルジックあふれる銀山温泉へ」(ライター:nak)より

山形県の「銀山温泉」は、連続テレビ小説『おしん』の舞台になったことで脚光を浴び、海外からも多くの観光客が訪れる温泉地。川を挟んで木造の旅館やお土産店が建ち並ぶ街並みは、大正ロマン漂うノスタルジックな光景です。

雪がたくさん降る地域のため、12月〜3月頃は、銀世界を堪能することができると人気のシーズン。深い雪にすっぽりと覆われた街を、温かいガス灯の光が幻想的に照らし出す美しい景色を味わってみてはいかがでしょう。


>>『おしん』の舞台!温泉だらけ山形で、ノスタルジックあふれる銀山温泉へ(ライター:nak)





石川「山代温泉」で 冬の味覚カニを堪能!

写真:「【石川・加賀】山代温泉で九谷焼と旬のブランド蟹をとことん楽しむ!」(ライター:りんむじんづ)より

石川県の「山代温泉」は、1,300年の歴史を誇る小さな温泉街。「総湯」と呼ばれる共同浴場を中心とした街並み形態が残っており、現在は、熱交換システムを導入した加水なし100%源泉の「総湯」と、明治時代の総湯を再現した「古総湯」の二つの共同浴場があります。

山代温泉は九谷焼のふるさととしても知られ、建物の装飾や街の案内板など、いたるところで色鮮やかな九谷焼が街を彩っているのも見所。漁期にあたる11月から約5ヶ月間は、北陸の冬の味覚、ブランド蟹を使った贅沢な蟹料理をいただくのも楽しみの一つです!


>>【石川・加賀】山代温泉で九谷焼と旬のブランド蟹をとことん楽しむ!(ライター:りんむじんづ)





栃木「奥日光湯元温泉」で ウィンタースポーツも満喫

写真:「【栃木】滝とスキーと温泉と。東京から2時間半、奥日光で冬を楽しもう!」(ライター:Tom)より

“日光の奥座敷” として知られる「奥日光湯元温泉」の冬は、温泉だけでなく、「日光湯元温泉スキー場」でウィンタースポーツも楽しめるのが魅力。雄大な自然のなかでたくさん遊んだあとは、温泉に浸かってのんびり疲れを癒しましょう。

冬季は、日本夜景遺産認定の「雪灯里」や氷の彫刻を堪能できる「第14回全日本氷彫刻奥日光大会」といったイベントが盛りだくさんの「奥日光湯元温泉雪まつり」が開催されるシーズン。2019年12月1日(日)~2020年3月31日(火)にかけては、湯元温泉の参加施設へ宿泊すると、無料で他の3か所で入浴を楽しめる「湯巡り手形」をゲットすることもできますよ。


>>【栃木】滝とスキーと温泉と。東京から2時間半、奥日光で冬を楽しもう!(ライター:Tom)





群馬「草津温泉」で 体の芯からぽっかぽか

写真:「【群馬】冬の草津温泉の楽しみ方5つ! 今の季節限定のイベントも」(ライター:ちゃんちか)より

日本三名泉の一つとして有名な、群馬県の「草津温泉」。日帰り入浴できる温泉施設が数多くあるため、湯めぐりを楽しむこともできます。草津温泉の中心に位置する湯畑の周りには飲食店がたくさん並んでいるので、散策がてら食べ歩きをするのもいいですね。

湯畑の前に建つ「熱乃湯」は、熱い源泉の中に六尺板を入れて温度を下げる伝統的な「湯もみ」のショーを観ることができるスポット。冬の草津では、「草津穴守稲荷神社」の鮮やかな赤い鳥居のトンネルと、雪の白との幻想的な景観も魅力的ですよ。


>>【群馬】冬の草津温泉の楽しみ方5つ! 今の季節限定のイベントも(ライター:ちゃんちか)





山梨「富士河口湖温泉」で 雪化粧した富士山を望む

写真:「絶好の富士山ビューポイント!河口湖沿い “富士山の見えるカフェ” で贅沢なコーヒータイムを」(ライター:ちゃんちか)より

山梨県の「富士河口湖温泉」は、河口湖畔に佇む温泉郷。露天風呂や展望風呂から富士山の絶景を眺望できる旅館が、数多く点在しています。冬は純白の雪に覆われた富士山の姿が、空気の澄み渡った空によりいっそう美しく映える季節です。

河口湖周辺にはテーマパーク等のレジャー施設も多いので、たっぷり遊んだあとに温泉で汗を流すのもいいでしょう。2020年1月18日(土)~2020年2月23日(日)の期間中は、土曜・日曜の全12回、大池公園をメイン会場に、冬の夜空を彩る打上げ花火「河口湖冬花火」も開催されます。





静岡「梅ヶ島温泉」で おこもりステイ

写真:「【梅ヶ島温泉】知る人ぞ知る、1日6組限定のお宿『おもいでの宿 湯の島館』で秘湯をひとり占め」(ライター:itta編集部)より

静かな温泉地でとにかくのんびりしたいという方には、オクシズ(=奥静岡)と呼ばれる地域に位置する「梅ヶ島温泉」がおすすめ。2,000メートル級の雄大な山々に囲まれた温泉地には豊かな自然が残っており、まるで秘境のような雰囲気を味わうことができます。

安倍川の上流域に位置する「おもいでの宿 湯の島館」では、モダンでお洒落な客室と、旬の食材を使った美味しい料理を堪能できます。贅沢な4つの貸切風呂すべてを制覇するのも、楽しみの一つです。


>>【梅ヶ島温泉】知る人ぞ知る、1日6組限定のお宿「おもいでの宿 湯の島館」で秘湯をひとり占め(ライター:itta編集部)





長野「馬曲温泉」で 雪見露天風呂を楽しむ

写真:「野沢温泉でスキーを楽しんだ後に!雪見風呂を楽しめる絶景温泉『馬曲温泉 望郷の湯』」(ライター:かずのこ)より

長野県の山間部にある「馬曲温泉 望郷の湯」は、ワンコインで絶景の露天風呂に浸かることができるスポット。三方を1500m前後の山々に囲まれ、雄大な自然を味わうことができるこの温泉からは、天気が良ければ北アルプスまで望むことができるんです。

日本経済新聞が選定した『雪景色が素晴らしい温泉』では東日本で一番と評されており、山々の白と黒のコントラストが美しい「雪見露天風呂」を楽しめるのが冬の魅力。周囲のスキー場からのアクセスも良いため、スキーやスノーボードを楽しんだ後、疲れを癒しに行くのもおすすめです。


>> 野沢温泉でスキーを楽しんだ後に!雪見風呂を楽しめる絶景温泉「馬曲温泉 望郷の湯」(ライター:かずのこ)





長野「地獄谷温泉」へ スノーモンキーを見に行こう

写真:「【地獄谷温泉】お猿と混浴? 世界で唯一、野猿が温泉に入る場所」(ライター:BLUE)より

長野県の「地獄谷温泉」は、標高850メートル、一年の約1/3が雪に覆われるという豪雪地帯の温泉地。世界で唯一、「スノーモンキー」と呼ばれる、温泉に入るニホンザルの姿を見ることができるんです。

野生のニホンザルたちが暖を求めて温泉に入るのは、特に寒さの厳しい12月~3月ごろ。時期を合わせて訪れれば、猿が温泉に浸かっている様子を写真に撮ったり、同じ湯で混浴したりすることができますよ。


>>【地獄谷温泉】お猿と混浴? 世界で唯一、野猿が温泉に入る場所(ライター:BLUE)





兵庫「城崎温泉」で 外湯めぐりとカニ料理

写真:「【兵庫】城崎温泉でやりたい10のこと。 豊岡出身者おすすめの観光スポットをご紹介!」(ライター:ちゃんちか)より

兵庫県の「城崎温泉」は、歴史ある木造建築物が並び、情緒漂う温泉地です。冬は雪景色や旬のカニ料理も楽しめる、魅力的な季節! 東京ー城崎温泉直通の夜行バスが運行しはじめ、首都圏からのアクセスも便利になりました。

城崎温泉の楽しみといえば、温泉街に7つある日帰り入浴施設「外湯」をまわる「外湯めぐり」。温泉街には、無料で入れる足湯や手湯、飲泉所もあり、温泉をめいっぱい楽しむことができます。


>>【兵庫】城崎温泉でやりたい10のこと。 豊岡出身者おすすめの観光スポットをご紹介!(ライター:ちゃんちか)





熊本「黒川温泉」で 湯あかりに包まれる

写真:「【黒川温泉】街全体が一つの宿!ほっこりまったり湯めぐり体験」(ライター:BLUE)より

熊本県の「黒川温泉」は、、“街全体が一つの宿 通りは廊下 旅館は客室” というキャッチフレーズが魅力的な、森に囲まれた温泉地。各お宿の露天風呂3ヶ所に入浴できる「入湯手形」を利用して、異なる泉質の湯めぐりができることでも人気です。

毎年冬から春にかけて行われる「湯あかり」は、日没から22時ごろまで、約300個の竹灯篭に灯った幻想的な光が温泉街を包み込む、人気のライトアップイベント。この冬も2019年12月21日(土)〜2020年4月5日(日)にかけて開催されます。


>>【黒川温泉】街全体が一つの宿!ほっこりまったり湯めぐり体験(ライター:BLUE)





冬の温泉地は、雪景色やライトアップといった美しい景色が魅力的。旬の食材を使った料理やウィンタースポーツ、イベントなど、温泉以外にも楽しめる要素が満載です。気になった場所があればぜひお出かけしてみてください!