出身者が教える!世界遺産「小笠原諸島・父島」への行き方と、島での楽しみ方
小笠原の楽しみ方【海編】
◎ビーチ
小笠原に行ったらやっぱり、透き通るようなボニンブルーの海で泳ぎたい!
ビーチは街から1番近いところでもそこまで混雑しておらず、子ども連れでも伸び伸びと遊ぶことができます。
さらにバスに乗って遠くのビーチに足を運べば、貸切状態なんてことも!その代わりライフセーバーさんもいないので、事故がないよう気を付けましょう。
◎シュノーケリング
色とりどりの熱帯魚に埋もれたいなら、兄島海中公園でのシュノーケリングがオススメ。まるで水族館の水槽の中に入ってしまったみたいに、様々な魚が出迎えてくれます。サンゴ礁も綺麗なので、何時間いても飽きない場所です。
◎ダイビング
透明度が高くダイナミックな小笠原の海でのダイビングは、病みつきになることまず間違いなし。ライセンスがなくても、インストラクターさんと一緒に潜れる体験ダイビングで楽しむことが可能です。
◎ドルフィンスイム
小笠原の海では、かわいいイルカたちと一緒に泳ぐこともできちゃいます!
隣に並ぶと水族館で見るより大きく感じてビビりますが、人懐っこく遊んでくれるその姿に、きっとハートを撃ち抜かれるはず。
◎ホエールウォッチング
夏と冬とで違った種類のクジラに出会える、ホエールウォッチング。船に乗って沖へ出て、そのダイナミックな姿に心奪われるもよし。展望台でのんびりランチしながら、肉眼でも見えるブリーチをショーのように楽しむもよしです。
◎カヤック・サップなどのマリンスポーツ
スケルトンブルーのガラスの上に浮かんでいるような、大自然を味わえるマリンスポーツもオススメ。絵本の主人公になった気分で、大海原へ冒険に漕ぎだします。
◎南島
南島は、父島南西沖にある小さな無人島。石灰岩特有の特殊な地形は、ポストカードでも人気の絶景です。
海鳥やウミガメの産卵地でもあり、その貴重な自然を保護する目的で入島を制限するルールが定められている場所ですので、訪れるチャンスがあれば逃してはもったいない!なお上陸には東京都自然ガイドの同行が必須になります。
小笠原の楽しみ方【山編】
◎固有の動植物
小笠原諸島は海底火山の噴火によってできた、今まで大陸と1度も陸続きになったことがない島々。独自の生態系を築いてきた結果、固有の動植物がたくさん生息しています。
昼間にじっくり動植物を観察するのも面白いですし、ナイトツアーで「オガサワラオオコウモリ」に出会ったり、光るキノコ「グリーンペペ」を探すのもワクワクするはずです!
◎星空
小笠原に行ったら、夜は絶対に空を見上げてください。雲がかかっていなければ、「うわっ!」と思わず声が漏れてしまうくらい、満天の星空が広がっていますよ。
プラネタリウム並みにはっきりと見えるので、星座や流れ星を探して過ごしてみてはいかがでしょうか。街や住宅街の付近でも、街灯が少なければ十分に夜空に吸い込まれます。
夕日と陸上からのホエールウォッチングを楽しめるのは、ウェザーステーション! あの息を飲むほど雄大な日没を見てしまったら、しばらく言葉が出なくなります。
朝日を望むならオススメは、旭山展望台! 原付か車がないと行きづらいですが、白んだ空が徐々に色づいていく神秘的な光景を目の当たりにできます。
ツアーなどのアクティビティも、早めに予約しておきましょう。特にピークシーズンはすぐに埋まってしまいます!
島での移動手段
島での移動手段ですが、短期の滞在であれば基本的にツアーは送迎が付きますし、入出港時の送迎も宿の方がしてくださるので、徒歩で十分かと思います。
また街から離れたビーチに行きたい場合は、1時間に1本ほど島内を巡回しているバスがありますので、大人200円で気軽に遠出もできます。
レンタルバイク(原付)・レンタカーなどは、山道も多いので普段運転し慣れているという方であれば、自由に島内を移動するのに活用してみてもいいでしょう。