【京都】本殿が国宝に指定された「八坂神社」へ
先日、京都に行く機会がありました。
京都を観光するのは小学生ぶりだったこともあり、かなりワクワクしていました!
観光できる時間は半日ほどしかなかったので、まずは京都観光の王道スポット「八坂神社」に行きました。
有名な西楼門から境内に
八坂神社といえば、この鮮やかな朱色で塗られた大きな“西楼門”が有名ですよね。
市民や観光客からも親しまれている八坂神社を象徴する建造物ですが、実際の正門は“南楼門”だということを知っていましたか?
楼門だけでなく、柵や灯篭など境内のいたるところで朱塗りのものを見ることができます。そんなに広くはない神社ですが、祇園の街中にありながら境内には緑が多く、敷地に一歩入ると神聖な雰囲気を肌で感じることができます。
国宝に指定された「本殿」
2020年12月23日、新たに国宝に指定された「八坂神社本殿」。屋根の左右の面と背面に庇をつける平安時代の建築を継承した造りになっているので、訪れた際はぜひ屋根に注目してみてください!
ちなみに現在の本殿は、江戸時代前期の1654年に4代将軍・徳川家綱によって建てられたものです。
本殿の横には、無病息災・疫病退散を願う日本古来の儀式「茅の輪くぐり」に使われる茅の輪が設置されていました。
無病息災を願いながら、左・右・左と8の字を描くように茅の輪を3回くぐるのが、正しい茅の輪くぐりのやり方です。私は、恥ずかしながら茅の輪くぐりのやり方を知らなかったので、直前で調べました...笑
摂社への参拝も忘れずに
島根県・出雲大社の祭神“大国主命(おおくにぬしのみこと)”が祀られている「大国主社」。出雲大社と同じく、縁結びにご利益があるとされています。良縁を求めている人ぜひ参拝してみてください!
良縁を願う人たちが書いたハート型のかわいらしい絵馬が結ばれていました。
俗にえべっさんと称され、福の神・商売繁盛の神として崇敬されている“事代主神(コトシロヌシ)”を祀っている「北向蛭子社」。今の社殿は1646年に建造されたもので、国の重要文化財に指定されています。
祇園えべっさんの銅像もありました。
参拝する人たちが擦るのか、頭や頬や膝などが黄土色に変化していました。
本殿が国宝に指定された「八坂神社」。
京都を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください!