【栃木県】「関東のモネの池」! 出流原弁天池の美しい緑の世界をご紹介
「日本にあるモネの池」と聞くと、岐阜県関市の根道神社にある「名もなき池(通称:モネの池)」を思い浮かべる方が多いかと思います。
ワタシも以前に岐阜県のモネの池を見に行きましたが、噂通りのとっても美しい池でした。
ですが、埼玉県住まいのワタシには岐阜県は少々遠い・・・。
関東圏にも岐阜のモネの池のような美しい池がないものか?と探していたところ、栃木県佐野市に、透き通った湧き水でできた池があるという情報をキャッチしました。
その名も「出流原弁天池(いずるはらべんてんいけ)」!
出流原弁天池とは
古生層石灰岩の厚い土の層でろ過された湧き水をたたえる「出流原弁天池」は、JR佐野駅から車で約20分の場所にあります。
「日本の名水100選」に指定されている池の水は、驚くほどの透明度!
全国名水百選第1位に選ばれたこともある名水の郷・栃木県にある池の中でも、出流原弁天池の水の美しさは群を抜いているのではないでしょうか。
出流原弁天池は、それほど大きな池ではなく、ひっそりとした静かな雰囲気が魅力です。
鳥居を抜けて神秘的な緑の世界へ
出流原弁天池のある磯山公園の敷地内には、水の神様や子守の神様を祀る「涌釜神社(わっかまじんじゃ)」があります。
涌釜神社の鳥居をくぐった先には出流原弁天池の緑の世界が・・・!
ご覧ください!
池の底にある水草がはっきりと見えるほど澄み切った水と、周囲を取り囲む木々で、カメラのファインダーいっぱいに緑の世界が広がります。
池の端にはオブジェのように見える木の枝があり、写真映えも抜群です。
岐阜県のモネの池のように睡蓮の葉が浮かんでいるわけではありませんが、神秘的な雰囲気や緑色の具合がモネの描く「睡蓮」の世界観と似ていませんか?
宙に浮かんでいるように見える鯉の姿!
出流原弁天池にはたくさんの鯉が泳いでいます。
池に架かる太鼓橋の上から足元をのぞきこんでみると、
水が透明すぎて、鯉が宙に浮かんでいるように見えるのです!
これはすごい。
白い鯉は神様の使者と言われることもあります。
出流原弁天池へ行ったら、是非幸運の白い鯉を探してみてください。
二つの神社を参拝
出流原弁天池の奥には、涌釜神社の拝殿があります。
涌釜神社は子守のご利益があるとされているので、ファミリーで訪れた方は参拝してみてはいかがでしょうか。
6月に訪れた時には、手水舎にはあじさいが浮かべられていました。
とてもフォトジェニックですね。
そして出流原弁天池のある磯山公園のお隣には、商売繁盛や金運のご利益があるとされている「磯山弁財天」があります。
なんだかジブリ映画の「千と千尋の神隠し」に出てきそうな雰囲気の磯山弁財天には、幸運の象徴である白蛇の像がたくさん隠れています。
石段を登った先の社殿からの眺めが最高なので、出流原弁天池を訪れた際には磯山弁財天にも立ち寄ってみるのがおすすめです。
まとめ
出流原弁天池は、観光地化されすぎていない雰囲気が好きだなぁと感じました。
密を避けてきれいな風景を観賞できますよ。
池とともに二つのパワースポット巡りができるのも嬉しいですよね。