夕日の絶景を見るならここ! 東京から日帰りで行ける「城ヶ島」へ


神奈川県三浦半島の南に位置する景勝地「城ヶ島」。
東京都内から車で1時間半、電車とバスを乗り継いでも2時間程度で行けるということもあり、休日のちょっとした遠出にぴったりのスポットです。

私は3回目の緊急事態宣言が発令されるおよそ1ヶ月前、自然豊かな城ヶ島に“夕日目的”で行ってきました。



駐車場の時間に注意!

▲ 県立城ヶ島公園駐車場から見たマジックアワーの景色

冬なら17時ごろ、夏なら19時ごろが日没の時間ですが、「県立城ヶ島公園駐車場」の営業時間は、8:00~17:00(10〜3月)、8:00~19:00(4~9月)。太陽が水平線に沈むまで、ゆっくり夕日を見ることはできません。ゆっくり見るなら、24時間営業の「西側駐車場」を利用するようにしましょう。

私は事前知識がなかったので「県立城ヶ島公園駐車場」に行ってしまいました。城ヶ島についたのが16時ごろだったので、かなりバタバタで夕日を見ることに...。

夕日が沈んだ後すぐに駐車場に戻ってきてしまったのですが、マジックアワーの時間帯があまりにも美しかったので、西側駐車場を利用すればよかったなと少し後悔。


馬の背洞門を目指す!

日の入りまで時間がなかったので、いろいろな場所を見て回りたい気持ちを抑え、有名な「馬の背洞門」へ向かいました。

馬の背洞門までの道中には「ウミウ展望台」という太平洋が一望できるスポットがあり、さすがにここは素通りできずに写真を撮ったりして、絶景を満喫しました。


馬の背洞門近くの海岸線。岩礁と砂浜、その背後には切り立った崖。都心から1時間半でこんなにも素晴らしい大自然に出会える思っていなかったので感動!
後から調べていると、城ヶ島はミシュラン社発行の旅行ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で2つ星を獲得していました!



これが城ヶ島の夕日!

県立城ヶ島公園駐車場から少し迷ったりしながら歩くこと約30分。ちょうど夕日がいい感じの時間帯に馬の背洞門に到着!海岸の岩礁に腰を下ろして沈みゆく夕日をのんびり眺めていたら、なんだか心が洗われるような気がしました。


高台から見る夕日も絶景。時間を忘れて見入ってしまうほど美しいです。



不思議な形の「馬の背洞門」

これが有名な「馬の背洞門」。岩礁地帯にできた高さ8m、横6m、厚さ2mの海食洞(波の浸食作用によってできた洞窟)です。馬の背洞門越しに見る海は、額縁に入った絵画のような美しさがありました。

馬の背洞門周辺は足元が岩でゴツゴツしていてかなり歩きにくく、そこら中に水たまりができているので、歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。


馬の背洞門のすぐ横にも小さな海食洞があります。
まるで別世界を覗き込んでいるかのような気分になりました。



東京近郊で夕日を見たいと思ったら、ぜひ城ヶ島に行ってみてください!
城ヶ島は想像以上に自然豊かで見どころがたくさんあるスポットなので、時間に余裕のある方はもう少し早い時間から島内を散策してもいいかもしれませんよ。