【冬の島根旅】あったか「こたつ船」で 松江城堀川めぐり
島根県松江市にある国宝・松江城は、城を囲む堀が現在も残っており、小船でめぐりながら城下の風景を楽しむことができます。
今回は、冬限定の「こたつ船」であたたまりながら、松江城周辺をぐるっと観光してきました!
国宝松江城をぐるりと囲む堀川
▲ 国宝・松江城
江戸時代またはそれ以前に建てられたお城は多数ありますが、そのうち現在も天守が残っているお城(現存天守)は、全国でわずか12城のみ! 「松江城」は現存天守の1つで、国宝に指定されている貴重なお城です。
松江城を囲む堀も、築城時に造られた貴重なもの。一部埋め立てられたり幅が狭くなったりしているものの、ほぼ完全な形で残っているそうです。
その堀を小さな遊覧船でめぐる「堀川めぐり」は、松江城下の風情を楽しむのにぴったり!
▲ 大手前広場乗船場
「堀川めぐり」の乗船場は、「ふれあい広場乗船場」「大手前広場乗船場」「カラコロ広場乗船場」の3箇所。今回は、松江城から歩いてすぐの「大手前広場乗船場」で乗船しました。
チケットは「一日乗船券」となっており、その日であれば何度でも乗り降り自由。途中下船して街歩きもできますよ。
冬限定で「こたつ船」が運航!
▲ 冬限定のこたつ船
取材に訪れたこの日は、寒い季節限定の「こたつ船」が運航していました!(こたつ船の運航期間:2020年11月10日〜2021年4月10日予定)
足元がポカポカあたたかく、ほっこりした気持ちに。船には屋根も付いているので、雨や雪の日でも安心です。
さて、いよいよ出発!
風情ある街並みや豊かな自然を、船上から楽しもう
「堀川めぐり」は一周約50分。船では船頭さんが、周辺の建物や松江の歴史について教えてくれます。
このように緑が生い茂る自然豊かな場所も残っているんです。非日常的な景観や鳥のさえずりに癒されました。
運が良ければ、普段はなかなか出会えない鳥も間近で見られるかも。この日はカワセミやアオサギを見ることができました。
まるでアトラクション!? 船の屋根が下がるポイントも
船の屋根が下がるのも「堀川めぐり」の名物!
堀川には小さな橋がいくつもかかっているのですが、そのうち4つは、船の屋根を下げないとくぐることができない低さ。船頭さんの合図で、乗客もみんな頭を下げます。
幅が狭い橋もあり、船がぶつからないかハラハラドキドキ。ちょっとしたアトラクション気分です。
通りすがりの地元の方が手を振ってくださる場面もあり、あたたかい気持ちになりました。
落ち着いた城下町の風景や豊かな自然をゆったりと楽しめる「堀川めぐり」。松江城観光とセットで、ぜひ体験してみてください!
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