【初めてのオランダ】三大都市を周遊する、3泊5日の観光プラン

3日目は、アムステルダムから電車に乗っておよそ1時間30分、オランダ第3の都市「デン・ハーグ」へ。
街中に大きな公園があったり、北西には海があったり、アムステルダムとロッテルダムよりも自然が多い街でした。

まずは、オランダ黄金時代最高の絵画が集まる「マウリッツハイス美術館」へ。今は美術館になっていますが、もとは17世紀に建てられた侯爵の邸宅なので、内装は豪華絢爛でゴージャス。

マウリッツハイス美術館は、世界にわずか35点しかないと言われているフェルメールの希少な現存作品を3点も所蔵しています。中でも『真珠の耳飾りの少女』は、美術に疎い人でも一度は見たことがあるであろう超有名作品です。

1日に複数の美術館に行くのは時間的にも体力的にもきついのですが、せっかくなので「エッシャー美術館」にも行ってみることに。エッシャーは、目の錯覚を利用しただまし絵で有名なので、歴史的な背景や絵の見方がわからなくても楽しめますよ。

私が衝撃を受けた絵が『滝』という作品。一見なんの変哲もない絵に見えますが、よーく水の流れを見てみてください。水路の高さは変わらないのに、なぜか滝は上から下に流れ落ちています...。エッシャー以上に目の錯覚を利用するのがうまい画家はなかなかいません。

アムステルダムに戻り、オランダでの最後の夜はパーッと遊ぼうと思って「オランダカジノ」へ！ラスベガスなどにあるカジノに比べると、こじんまりとしています。ミニマム€5からベットできるので、そんなにお金を持っていなくても気軽に遊ぶことができます。

オランダ最終日は、アムステルダムから1時間半と少し離れたオッテルローにある「クレラー・ミュラー美術館」へ！世界2位の規模のゴッホ・コレクションがあることで有名な美術館ですが、部屋を目いっぱい使った現代アートなど、幅広いアート作品を見ることができます。

ゴッホ・コレクションの展示室に入ると、ゴッホの名作『夜のカフェテラス』が真っ先に目に飛び込んできます。明るいカフェテラス、夜空に優しく輝く星などが柔らかいタッチで描かれており、なんだか心温まる作品です。ずっと見ていても飽きません。

お土産を買い忘れた人はお土産を買いに。もっと街を見たい人はちょっと散歩しに。
思い残すことがないように自分のやり残したことを済まして空港へ向かいましょう。

風車で有名な世界遺産「キンデルダイク」や「ゴッホ美術館」など、まだまだ回りたいところはあったのですが、4日間オランダを満喫することができました！

さまざまな魅力がつまった国、オランダ。次の旅行で訪れてみてはいかがですか？