本格台湾料理と「タピオカミルクティープリン」!? 大久保・阿財の屋台
都内を中心に、タピオカドリンクのお店が増え続けている昨今。最近はただのタピオカミルクティーだけでなく、「進化系タピオカスイーツ」も続々と登場しているんです。
今回は、そんな進化系タピオカスイーツと本格的な台湾料理が食べられると噂の「阿財(アーザイ)の屋台」へ行ってきました!
店内に屋台!? 気分はまるで台湾夜市
「阿財の屋台」へはJR大久保駅から徒歩3分。大通りに面していますが、路地に入って斜めに渡ると近道です。路地を曲がった時点でアジア系の料理店がいくつか並んでおり、すでに異国情緒たっぷり!
レジの奥にはズラッと色紙が飾られています。よく見ると、Popteenのモデルさんや宇垣アナ、IKKOさんなどの名前も。実はこのお店、2018年3月にオープンして以来、雑誌やテレビで何度も取り上げられているんです!
店内の一画には、まるで本物の屋台のようにおかずが並んでいます。思わず料理の前に並びたくなってしまいますが… バイキング形式ではありません!席で注文をすると、店員さんがここで盛り付けて持ってきてくれるんです。
お昼どきだったこともあり、店内には入れ替わり立ち替わりで計10組ほどのお客さんがいました。そのうち日本語を話していたのは、私以外に2組だけ。店員さんも台湾語らしき言葉で会話をしており、気分はすっかり台湾旅行です。弁当の予約も受けているようで、たびたびUberEatsの配達員さんが料理を取りにきましたよ。
台湾料理「ルーローハン」と「ルーウエ」をいただきます!
「ランチセット(税抜800円)」も魅力的でしたが、今回は台湾料理の定番「魯肉飯(ルーローハン) 並盛(税抜380円)」を注文してみました。スープと煮卵がついたセットでも税抜650円と、まるで学食のようなお手頃価格!
白米の上に、台湾醤油などで甘辛く煮込んだ細切りの豚バラ肉がかかっています。ごはんにも濃い味の煮汁がたっぷり染み込んでいて、とってもおいしい! 香辛料の匂いがあまりしないため、台湾料理初心者でも食べやすいと思いますよ。
ちなみに並盛りのサイズ感は、牛丼屋チェーンで例えるとミニと並の中間くらいの量。日本の牛丼のように単品で食べるのではなく、お惣菜と一緒に食べるのが前提の料理だそうです。
おかずも食べてみたいので、台湾風の煮込み料理「ルーウエ 盛り合わせ(税抜650円)」も注文しました。
メニュー表には「ルーウエ」と記載されていましたが、「滷味(ルーウェイ)」とも読むようです。実際の屋台では、店先に並んだ食材から好みの具を選んで店員に渡し、その場で煮込んでもらうスタイルだそう!
まずは無難そうな(?)「手羽先」からいただきます。甘めの醤油味がしっかり染み込んでおり、身も皮も柔らか!手羽先以外の具材もそうですが、香辛料の匂いは結構強めです。ザ・アジアの屋台飯!といった風味なので、好き嫌いは分かれるかも。
「砂肝」は大きめカット。普段焼き鳥でしか食べたことのない部位でしたが、煮込んでもプリッと弾力があり、おいしくいただけました。
「卵」は煮卵というよりも、燻製っぽい風味がします。白身も黄身もギュッと固まっていて、味も凝縮されていました。
「押し豆腐」は、密度が高くてずっしりとした、食べ応えのある食感。ちょっと日本のすき焼きの豆腐に似ている気もします。
日本人にとって食べ慣れた味がするのは、やっぱり「こんぶ」。口の中が台湾から急に帰国しました。
店員さんに「辛いの好きですか?唐辛子もありますよ」と声をかけてもらったので、唐辛子を刻んだ調味料も試してみました。これまたご飯の進む味ですが、かなり辛いので、少しずつかけて調整してみてください。
インパクト抜群!「タピオカミルクティープリン」
いよいよ、今インスタで話題のスイーツが登場です。
これが噂の「タピオカミルクティープリン(税抜600円)」!
巨大なカスタードプリンに、ミルクティー味のクリームとタピオカ、チェリーがトッピングされており、かなりインパクトのある見た目です。口のなかで香り高いミルクティーと甘い黒糖ソースが合わさり、まるでタピオカミルクティーを飲んでいるような気分でした。
インスタで話題のお店ですが、お客さんの年齢層はかなり幅広い印象。メニューを見ると、紹興酒や台湾ビールなど、お酒の種類も豊富です。タピオカ好きの若い子だけでなく、宴会などで利用するお客さんも多いのかもしれませんね。
実は私、1週間後に台湾旅行へ行く予定。今回「阿財の屋台」で食べた台湾グルメがおいしかったので、ますます旅行が楽しみになってきました!本場の屋台でも「滷味(ルーウェイ)」を食べてみたいなあ。