【埼玉】白いゾウがいる変わったお寺!アニメの聖地でもある「観音寺」に行ってきた


2018年11月9日にオープンした「メッツァビレッジ」に行ったついでに、埼玉県飯能市を少し散歩してみました。散歩していると普通のお寺には絶対にないものがある、少し変わったお寺を発見!今回はその一風変わったお寺「観音寺」をご紹介します。




1,200年の歴史をもつ「観音寺」

市街地の中にあるお寺で、古くから親しまれてきた「観音寺」。創建されたのは平安時代初期の810年と、非常に長い歴史を誇ります。弘法大師・空海を始祖とする真言宗のお寺です。

境内には「不動堂・本堂(観音堂)」、「飯能鬼子母神」があります。

観音寺は武蔵野七福神のひとつで、参道奥突き当たりの「不動堂」には寿老人が安置されています。水屋で手を清めて、長寿を授けると言われている寿老人にしっかりお祈りしましょう。




本堂前にある「如意さざれ」

長い年月をかけて小さい石が大きな岩の塊になった「さざれ石」がありました。この如意さざれには「小さな心が集まって大きな思いとなる」という願いが込められているそうです。

如意さざれはその形から「子授け石」、また固まった小石はなかなか剥がれ落ちないことから「受験にご利益がある」とも言われています。




参道からは「飯能河原」の絶景も!

赤い割岩橋が目印の「飯能河原」が近くにあります。夏場は川遊びやバーベキューが楽しめる人気スポットですが、秋には紅葉を楽しむことができます!

私は夕方に訪れたので、夕日で山々がオレンジ色に染まり、美しい光景が広がっていました。時間があれば河原で読書なんかするのも気持ちよさそうです。




鐘楼には...白い象!

観音寺の鐘楼には白い象が鎮座しています!仏教において象は神聖かつ縁起の良い動物とされており、白い象はお釈迦さまの生母の夢に現れてお釈迦さまの誕生を予言したという伝説もあります。

“ゆるふわアウトドア”のアニメ『ヤマノススメ』の聖地でもあります。白い象の前にはアニメのキャラが描かれた絵馬がたくさん結ばれていました!

観音寺の鐘楼にも、元々は他の寺院と同じく釣鐘がありました。しかし、第二次世界大戦時の金属回収令により釣鐘が回収されてしまったので、鐘楼のみが残されました。

しばらく鐘楼は空の状態でしたが、1965年に壇家の人が張り子の白い象を制作し、のちに観音寺の堂に収められて現在に至っています。




以上、白い象がいる「観音寺」をご紹介いたしました!
メッツァビレッジと一緒にぜひ足を運んでみてください。



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