木々に包まれた緑のトンネルが美しい!「ワイタケレ山脈公園」で大自然を満喫


雄大な自然が魅力のニュージーランド。大都市であるオークランドの近くにも「ワイタケレ山脈公園」という自然と触れ合うことのできるスポットがあります。その公園内で最も有名なハイキングコースのひとつ「アラタキ・ネイチャートレイル」でハイキングを楽しんできました!




オークランドから日帰りで行ける「ワイタケレ山脈公園」

「ワイタケレ山脈公園」は16,000ヘクタールという広大な敷地面積を誇る貴重な自然森林公園。公園内には多様な自然と触れ合えるトラックが140も存在し、ハイキングやトレッキングをするにはぴったりのスポットです。




オークランドからのアクセス

ワイタケレ山脈公園は、公共交通機関ではかなり行きにくいです。まずはオークランドの中心部にある「Britomart」駅から電車で「New Lynn」駅まで行き、次に「New Lynn」からバスで「Titirangi」という場所まで移動しました。

「Titirangi」からワイタケレ山脈公園の玄関「アラタキ・ビジターセンター」までは公共交通機関がないので、1時間〜1時間半かけて歩きました。道中には可愛らしい家や美しい自然があり、景色に飽きることはなかったのですが、アップダウンが激しいのでかなり疲れました。

やっと見つけました「アラタキ・ビジターセンター」。ハイキングする前にすでにヘトヘトになってしまいました...。
車の運転免許を持っている人は国際運転免許証を取得して、レンタカーを借りることをオススメします。車を利用するとオークランドの中心地から40分ほどで到着します。





絶景が広がる「アラタキ・ビジターセンター」

「アラタキ・ビジターセンター」の駐車場からは、雄大な自然景観を一望することができます。近景には森林、遠景には海というなんとも贅沢な景色が目の前に広がります。

駐車場に額縁のようなモニュメントを発見!モニュメントによって切り取られた景色はまるで絵画のようです。




木漏れ日を浴びながら心地の良いハイキング!

「アラタキ・ビジターセンター」を起点とするハイキングコースはいくつかあります。私はすでに疲れていたこともあり、初心者向けの「アラタキ・ネイチャートレイル」をチョイス!

「アラタキ・ネイチャートレイル」は、Tシャツにスニーカーという軽装でも歩けるトラックでした。その他のトラックも軽装で楽しめるものが多いようです。
木漏れ日を浴びながら自然の中を歩くだけで気分をリフレッシュすることができました。




木々に覆われた緑のトンネル

「アラタキ・ネイチャートレイル」の入口から歩くこと20分、少し視界の開けた場所に出ました。トラックを横切るようにして線路が敷かれているこの景色、ウクライナにある絶景スポット「トンネル・オブ・ラブ」に少し似ています。

看板が割れていて書かれている内容の全てはわかりませんが、線路への立ち入りやトンネルの通り抜けは禁止されているようです。美しい景色なので足を踏み入れたい気持ちはわかりますが、ルールの範囲内で最大限に楽しむようにしましょう!




ワイタケレ自然公園に行く際の注意点

1.現在は多くのトラックコースが閉鎖している!

2018年5月1日からワイタケレ山脈公園のほとんどのエリアが立ち入り禁止になりました。ニュージーランドの北島にのみ生息する貴重な樹木「カウリ」が病気により次々と立ち枯れ状態になってしまい、その病気の拡大を防ぐために立ち入り禁止が実施されたようです。

「アラタキ・ネイチャートレイル」は部分的にオープンしているようですが、“Upper Loop Only”なので、どこまで行けるかはわかりません。(2018年11月現在)
クローズ / オープン の最新状況はオークランド市のホームページをご確認ください。
>>オークランド評議会ホームページ


2.足元の消毒は必須!

カウリが立ち枯れてしまう「カウリ・ダイバック」という病気が蔓延した理由は、人間が無意識に病原菌を森に持ち込んでしまったからだと言われています。

トラックの入口には靴底に付いた泥や菌を落とすスクラブと消毒液が設置されているので、しっかりと靴底を洗浄してから歩き始めましょう。ハイキングを楽しむのなら、自然側のことも最大限に配慮するということを忘れてはいけません。





現在はまだ、140あるトラックのうち30のトラックしかオープンしていません。ひとつでも多くのトラックがオープンし、素晴らしいワイタケレの自然を満喫できるようになることを願いましょう。オープンしているトラックに訪れる際は自然への配慮を忘れずに楽しんでくださいね!



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