【青森】千本鳥居が東北にも! つがる市の不思議な絶景スポット「高山稲荷神社」
「千本鳥居」といえば、誰もが京都の伏見稲荷大社を思い浮かべることでしょう。参道に連なる真っ赤な鳥居はインパクトが大きく、海外からの観光客にも大人気です。
そんな「千本鳥居」が実は東北にもあると知り、どんな場所なのか見に行ってきました!
こんなところに千本鳥居
やってきたのは、本州最北の県・青森!
津軽半島の沿岸部、マップの赤いピンが立っている場所が、千本鳥居のある「高山稲荷神社」です。
アクセスはあまり良くないので、車で行くのがベストでしょう。バスを利用する場合は、五所川原駅から弘南バス 五所川原 - 小泊行(十三経由)に乗車。「高山神社入口」バス停で下車し、そこから徒歩30分ほどかかるようです。本数が少ないので要注意!
まるで異世界への道
日没ギリギリに「高山稲荷神社」に到着。
このあたりは人里離れた場所で、スマートフォンはいつの間にか圏外に。ぐるっと見渡しても千本鳥居が見当たらず、少し不安になりながら歩きます。
まずはこの階段を上って・・・
上りきったら、今度は下りる・・・!
階段を下りると、そこには美しい庭園が広がっていました。
人がほとんどいないこともあって、なんだか異世界へ来てしまったような気分。
絶景! 日本庭園と千本鳥居が一望できる
高山稲荷神社の不思議なところは、日本庭園の中に千本鳥居があるということ。鳥居の隙間から見える景色にも目を奪われながら、ゆるやかな丘を登るように赤いトンネルをくぐっていきます。
「千本鳥居」とは言っても、実際の鳥居の数は千本もありません。京都の伏見稲荷大社と比較してもかなり少ないので、それほど体力を消耗せずに登りきることができました!
てっぺんから見おろすと・・・
日本庭園と千本鳥居が一望できるんです!
まるでドミノ倒しのように続く鳥居が可愛い。この場所からは、春には桜、冬には雪とのコラボなど、季節によって違った景色が楽しめるそう。紫陽花の季節も人気があるみたいですよ。
尋常じゃない数の狐たち
鳥居を抜けた先の高台では、たくさんの狛狐たちが迎えてくれます。狐は昔から「稲荷神の使い」とされており、稲荷神社にいることはいたって普通なのですが・・・
さすがにこの多さにはびっくり(笑)
どうやら、役目を終えた狛狐がここに並んでいるようです。それぞれ大きさや表情が違っていて、よーく見ると可愛いかも。
招き猫おみくじ
最後におみくじを引いて帰ることに。
高山稲荷神社には数種類のおみくじがあります。今回は、華やかな包み紙が目を引くこちらを。
英語・韓国語・中国語など、複数の言語で運勢が書かれているのがすごい! 高山稲荷神社は外国人観光客にも人気があるようで、この日も海外からのグループを見かけました。
(ちなみに結果はなんとも言えない中吉。)
おみくじに付いている「招き猫」。ここは狐じゃないんだ・・・(笑)
まとめ。
京都の伏見稲荷大社と比べるとかなりコンパクトですが、「異世界」感がある不思議なスポットでした。観光客がそれほど多くないのも良かったです。アクセスは少々悪いですが、青森へ行かれる際は参拝されてみてはいかがでしょうか!