【バチカン市国】世界最高峰のパワースポット。サン・ピエトロ大聖堂で心の洗濯をしてみた
イタリア国内に世界一小さな国家があるのを知っていますか?
その国の名前はバチカン市国。バチカン市国は国でありながら、なんと東京ディズニーシーの面積(0.49平方キロメートル)よりも小さい面積(0.44平方キロメートル)の国家なんです。
小さな国家ですが、バチカン市国にはキリスト教最大宗派カトリックの総本山であるサン・ピエトロ大聖堂が荘厳な雰囲気で佇んでおり、この大聖堂こそがバチカン市国の中心となっています。
サン・ピエトロ大聖堂へのアクセスは?
サン・ピエトロ大聖堂の最寄り駅は地下鉄A線のオッタヴィアーノ駅。
ローマの中心駅であるテルミニ駅から15分ほどで、値段は1.5ユーロです。
朝の時間帯のテルミニ駅では日本と同じく通勤する人で賑わいますが、数駅経過すると人混みは解消され、座席に座れる程度まで車内は空きます。
世界最高峰の大聖堂!サン・ピエトロ大聖堂がこれだ!
さすがはキリスト教カトリックの総本山。一歩踏み入れたら空気感が一変。
背筋がピンッとなるような雰囲気に包まれています。
いくら小さいといえど国は国。面倒な入国審査があるのか気になりますよね...
しかし、安心してくださいバチカン市国に入国審査はありません!
その代わり、ここサン・ピエトロ大聖堂に入場するには空港さながらの手荷物検査と身体検査が存在します。
ミニスカートやタンクトップやサンダルなどの過度に露出した格好は入場が拒否されることがあるので、夏場は注意が必要です。
サン・ピエトロ大聖堂付近では衛兵が一糸乱れぬ立ち姿で入り口の番をしています。
雨の日は傘を差さずに可愛らしいポンチョのような制服を着て立っています。まるでお人形のよう。
入場料とオススメの時間帯は?
多くの教会が入場料がかかるのに対して、サン・ピエトロ大聖堂の入場料は無料なんです。とても嬉しいポイントですよね。
そしてオススメの時間は早朝。早朝だとかなり人も少ないのでサン・ピエトロ大聖堂の荘厳かつ神聖な雰囲気を身体でひしひしと感じることができます。
せっかくのイタリア旅行、待ち時間に時間を割くのはもったいないですよね。
10時ごろにはかなりの列になっているので、7時の開門と同時、もしくは開門前から待機しておくと確実に長い時間待つことなく入ることができます。
大聖堂内の見学が終わったらクーポラに登ろう!
クーポラはサン・ピエトロ大聖堂の上のドームのことを指しており、クーポラからはバチカン市国を一望することができます。
クーポラはサン・ピエトロ大聖堂と違い入場料が発生します。エレベーターを利用する場合は7ユーロ、階段を利用する場合は5ユーロかかります。
しかし、エレベーターを利用する場合でも320段の階段は登らなくてはいけません。階段利用の場合は551段もの階段を登ります。
かなり急な螺旋階段や斜めに傾いている階段など、普通の階段とは一線を画す階段の数々で正直疲れます...
しかし道のりが厳しいからこそ、クーポラからの景色はより素晴らしい価値のあるものに感じますよ。
サン・ピエトロ大聖堂を満喫したら近くのカフェでひと休み!
ひと通りサン・ピエトロ大聖堂を満喫したらサン・ピエトロ大聖堂正面のコンチリアツィオーネ通りにあるアンティコカフェサン・ピエトロ(Antico Caffe San Pitero)でひと休みしましょう。
イタリアなのでコーヒーが美味しいのはもちろんなのですが、ここのカフェは紅茶も絶品なんです。
私はピーチティーをいただきましたがすっきりした甘さでとても美味しかったです。
あなたもサン・ピエトロ大聖堂で心の洗濯してみませんか?
世界一小さな国家でありながら、世界への影響力はとても大きいバチカン市国とサン・ピエトロ大聖堂。
イタリアに訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。