【台湾】台湾一のグルメスポット台南で 押さえておきたい小吃10選

台南は小吃(シャオツー)発祥の地。昔ながらの味を引き継ぐ老舗を多く目にします。同じメニューでもお店によっては味が違う。そんな違いも楽しみたい。一品が小さな碗(または皿)で提供されるので一品食べたら次のお店へ、とハシゴしながらの食べ歩きが台南グルメの楽しみ方。

そこで今回は代表的な台南小吃10種をご紹介いたします。

※小吃とは手軽な小皿料理のこと




1. 肉圓

豚肉の餡を皮で包んで蒸したもの。


こちらのお店でいただきました

▲ 福記肉圓

なんとも表現しがたい、ぷるんとぅるんとろんとした皮に角切りの豚肉が甘辛の味噌ダレと合わさって絶妙なハーモニーを奏でます!




2. 碗粿

台湾版ライスプディング。


こちらのお店でいただきました

▲ 阿全碗粿

蒸した米粉はもっちり、中身の具(椎茸や豚肉など)にもちゃんと味が染みています。今まで(台北で)食べた碗粿はなんだったんだろう、と思うくらいの美味しさ!




3. 担仔麺

海老とそぼろ肉がのった汁麺。


こちらのお店でいただきました

▲ 度小月

担仔麺元祖が台北にも店舗がある「度小月」。さっぱりしているけどしっかり味のスープが淡泊なストレート麺に絡み食べやすい。小さい碗なので何杯でも食べれそう!




4. 粽(ちまき)

笹の葉でもち米を蒸したもの。


こちらのお店でいただきました

▲ 再發號百年肉粽

1872年創業の老舗で台南の粽といえば必ず名前が上がる名店。高級食材が盛り込まれた粽は他店よりもお値段は高めですが、こぶし3個分くらいの大きさと優しい味に納得のお値段!




5. 意麺

油で揚げてから茹でた卵麺。


こちらのお店でいただきました

▲ 福栄小吃店

1923年創業、店舗内の壁に日本語で説明書きがありました。「自分が食べられないものは人にうってはいけない。」「今も食品添加物や防腐剤は一切使用しておりません。」先祖の教えを守り安全な食品を提供する姿勢が今でも人気が続く秘訣なんですね。最強のモッチリ麺でした!




6. 蝦捲

SHRIMP ROLLSと呼ばれ、海老などの具材を豚の横隔膜で包んで粉をまぶして揚げたもの。


こちらのお店でいただきました

▲ 周氏蝦巻

どこから食べてもプリップリの海老の食感が楽しめる蝦巻は台南小吃の王様ではないでしょうか。




7. 蚵仔煎

牡蠣オムレツ。


こちらのお店でいただきました

▲ 花園夜市 四草蚵仔煎

主役の牡蠣はもちろんのこと、もやしと青梗菜もたんまり入ってシャキシャキ食感も楽しめる一品。

花園夜市は毎週木、土、日曜日に開催される台南で一番規模が大きい夜市。B級グルメの宝庫です!隙間がないほど人が溢れていますが、人の流れ(暗黙の了解で右側通行になっている)に乗れば案外スムーズに歩けます。





8. 虱目魚肚粥

虱目魚=サバヒー=白身の養殖魚のお粥。


こちらのお店でいただきました

▲ 阿憨鹹粥

お粥というより雑炊のような、お茶漬けのような、お米の粒がしっかりしています。サバヒー自体は淡泊な味ですがクセがなく臭みもなくとっても食べやすい。牡蠣も入っているのでお出汁がいい塩梅です!




9. 火鶏肉飯

七面鳥のお肉を使った鶏肉飯。


こちらのお店でいただきました

▲ 肉伯火鶏肉飯

お肉はちょっぴり固めですが、ご飯にかかった鶏出汁のタレが絶品でした!




10.豆花

豆腐のヘルシースイーツ。


こちらのお店でいただきました

▲ 冰郷

8種類のトッピングがのった『八寶豆花』はお店の看板メニュー。こんなに美味しい豆花は初めて!ってくらい、衝撃的に美味しかったです。

ちなみに冰郷は「台湾のマンゴーかき氷店ベスト5」の1位になった大人気店。いつでも大行列です。夏までマンゴーはお預けですが、代わりにチョコレートプリンかき氷をいただいてみました。

思いがけずプリンが美味しくて、次回は豆花+布丁(プリン)をトッピングしようと心に誓いました。



グルメ激戦地だからこそ美味しい店しか残らないといわれる台南。味に厳しい台湾子に認められた店舗の味は本当に美味しくて、今まで食べた〇〇はなんだったんだろう、と何度思ったことか。
ちょっとずつ、色々な味を楽しんで、お気に入りの一品を見つけてみてください!