乗り継ぎ時間でサクッと上海観光! 浦東国際空港から定番スポット「外灘」へ
東京から片道3時間ほどのフライトで行くことができる上海。昨年オープンしたばかりのディズニーランドもあり、週末の旅行先として人気です。
そんな上海の玄関口「上海浦東国際空港」は、東南アジアやヨーロッパへ行く際のトランスファーで利用するという方も多いのではないでしょうか。次の便までの時間が短ければ空港で時間を潰すしかありませんが、6時間以上あるのであれば、せっかくなので街に出てサクッと上海観光されることをおすすめします!
そこで今回は、乗り継ぎで上海浦東国際空港を利用する方向けに、空港での両替やWi-Fi事情、6時間ほどの乗り継ぎ時間で観光できるスポットをご紹介します。
一度入国しよう
▲ 中国国際航空のチェックインカウンターでもらった「乗り継ぎガイド」
上海浦東国際空港での乗り継ぎがある場合、荷物は目的地まで運んでもらえるのか・上海で一度受け取る必要があるのかを必ず確認しておきましょう。(今回利用した中国国際航空では荷物を受け取る必要がありました。)
乗り継ぎの流れは、入国審査 → 預け荷物受け取り →(市街地へ出て観光)→ 搭乗手続き → 保安検査 → 出国審査 となります。遅くとも次のフライトの2時間前には空港に戻ってくるようにプランを立てましょう!
無料Wi-Fiは繋がる?
上海浦東国際空港には無料Wi-Fiサービスがありますが、正直結構面倒臭いです。
パスポートを差し込むとWi-Fiのパスワードを発行してくれる機械が空港内にいくつかありますが、私が見つけた機械は壊れていました・・・。機械を探すのも手間なので、インフォメーションカウンターでパスワードを発行してもらうのが一番早いと思います。(パスポートを渡すと無料Wi-Fiのパスワードを発行してもらえます。)
しかしそのままWi-Fiを繋いでも、中国なのでLINEやFacebook、Twitterなどが使えません。事前に中国国外でVPNアプリをダウンロードしておきましょう。
空港での両替は損! 少額なら日本で両替しておこう
空港を出て観光するとなると、まず考える必要があるのが両替について。
上海浦東国際空港内の両替所を2箇所確認しましたが、どちらも手数料がかなりかかることが判明しました。なんと、一回の両替につき60元(≒1,020円)! 乗り継ぎ時間で街に出るのに必要な分くらいの少額であれば、日本で両替しておいた方が良さそうです。
空港から市街地へ! 目指すは上海のランドマーク
上海を代表する景色といえば、何と言ってもココ! 「外灘(ワイタン / バンド)」で写真を撮ればきっと、いつの間に上海にも行ってたの!?と驚かれるはず。
上海浦東国際空港から外灘へのおすすめの行き方は、以下の2通りです。
◯地下鉄
所要時間:片道 約1時間
料金:片道 7元(≒119円)
2号線で「南京東路」駅へ。
◯リニア + 地下鉄
所要時間:片道 約30分
料金:片道 44元(≒748円)
リニアで終点「龍陽路」駅へ、そこから地下鉄2号線で「南京東路」駅へ。
リニアを使えば移動時間が短縮できますが、地下鉄の方が圧倒的に安いです! 「南京東路」駅の2番出口からまっすぐ歩くと、10分ほどでこの景色が見える場所へ着きます。
上海へ来た実感がわくこの景色は、一見の価値あり! 世界各国からの観光客が大勢集まり、ここで写真を撮っていました。近くにはスターバックスや、食べ歩きにぴったりな中華料理をテイクアウトできるお店もあり、軽食をとることもできます。
今回は時間の都合上行くことができませんでしたが、外灘から歩いて行ける「豫園(よえん / ユィーユエン)」も、上海の定番スポット。時間に余裕がある方はぜひセットで訪れてみてください。
退屈な乗り継ぎの待ち時間も、街へ出ればもう1カ国プラスで楽しめます。上海浦東国際空港での乗り継ぎがある場合は、サクッと観光を楽しんでみてはいかがでしょうか。