遺跡の街の 優美な歴史的ホテル「ザ フェニックスホテル ジョグジャカルタ」

インドネシア ジャワ島の世界遺産都市ジョグジャカルタ。市内繁華街マリオボロ通り近くに位置する「ザ フェニックスホテル ジョグジャカルタ」は、オランダ植民地時代の建物を起源とする100年の歴史があるヘリテージホテルです。

ホテルの規模は小さいですが、館内のいたるところにインドネシア風の装飾品が置かれ、ギャラリーのようで気分が上がります。





宿泊する

フェニックスホテルの部屋は色味を抑えた落ち着いた印象。置いてある小物がインドネシア風で凝っていて楽しいです。

下の写真のちょっと怖い人形の中には、歯ブラシや櫛などのアメニティが入っていました。スタンダートなお部屋にはバスタブがないようですので、お湯に浸かりたい方は事前にホテルに問い合わせましょう。





夕食はインドネシア料理を

街の中心部の繁華街にも歩いて行ける便利な立地にあるホテルですが、観光に備えて体力を温存したく、ホテル1階のレストランで夕食をとりました。

インドネシア料理定番のナシゴレンがすごくオシャレな料理に(笑)。これで1000円位です。



地元料理を楽しむ爽やかな朝

フェニックスホテルの朝は朝食ビュッフェで。インドネシアは熱帯ですがホテルの朝はナチュラルに涼しく、オープンエアで中央にラグーンも流れるレストランは空気が心地よいです。特に日本が冬で寒い時期にジョグジャカルタを訪れると最高の爽快感が味わえます。

朝食ビュッフェは、サラダや卵料理などの定番料理とともに、ジャワ島の名物料理、漢方ジュースなどもいただけます。

下の写真の黄色いスープはジャワカレー。日本のカレーと違い、薄味で胃に優しい風味でした。食べ物より飲み物という感じです。

朝から充実の品揃えです。食後はご当地特産のジャワコーヒーを忘れずに。



日中は遺跡へ

ジョグジャカルタと言えば、世界遺産の遺跡群。特に世界三大仏教遺跡のひとつである「ボロブドゥール」とヒンズー教の大寺院「プランバナン」が有名です。どちらも規模が大きく見応え十分です。イスラム国家インドネシアの地方都市に仏教とヒンズー教の世界遺産建築があるのは不思議ですね。

ジョグジャカルタはあまり英語が通じない上に公共交通機関が発達しておらず、またとても暑いので、車とガイドをチャーターするかツアーに参加するのをオススメします。(私はツアーに参加)



ジョグジャカルタは、バリから飛行機で1時間程度ですので、バリでのバカンスのついでにちょっと足を伸ばしてみるのもよいですね。コピルアック(ジャコウネコのお腹の中で発酵させたコーヒー)や銀細工、バティックなどのジョグジャカルタ土産も忘れずにチェックしましょう。