伝説のラッフルズホテル「ロングバー」はマニラにもあった

「ロングバー(Long bar)」といえば、ラッフルズシンガポールにある伝説的バーですが、世界でもう一つ、マニラにも存在します。


贅沢空間を独り占め

象徴的な長いバーカウンターや天井のファンはマニラでも健在。


フィリピンの英雄パッキャオ選手(現上院議員、フィリピンでは大臣よりも偉い。)のボクシンググローブが展示されています。



夜はジャズ演奏が賑やかで楽しいですが、オススメは昼間!あまり人がおらずロングバーの空間を贅沢に独占してランチを頂くことができます。


食べ物でオススメはラッフルズバーガー。日本人の胃には少々重い気もしますが、ジューシーなパテはマニラで一番おいしいハンバーガーです。マニラでは貴重な生野菜が食べられるサラダと一緒にどうぞ。(ランチタイムはハンバーガーとシーザーサラダがセットで995PHP(2017年9月現在))


昼下がりなら、同じラッフルズマカティ1階のWriter’s Barで開催されているアフタヌーンティをロングバーに持ってきて楽しむこともできます。




恒例のシンガポールスリングと、マカティスリング!?

ロングバーといえば、シンガポールスリング発祥のバーとして有名。マニラでももちろん楽しむことができ、395PHP(約800円)と格安です。床に殻を投げ捨てるピーナッツは終日楽しめますので、シンガポールスリングとピーナッツをお供にして読書を楽しむ昼下がりも良いですね。


マカティで試して頂きたいのが、マカティラグジュアリースリング(Makati Luxury Sling)、715PHP(約1500円)。こちらのカクテルは24Kの金粉入りです。一般的なフィリピン人の日給(約500PHP)より高いこのカクテルは、貧富の差の激しいフィリピンを象徴するような飲み物だと思っています 苦笑。





ラッフルズマカティに宿泊する

ラッフルズマカティのお部屋はすべてスイートルーム仕様! ラッフルズシンガポールの伝統的なお部屋が最新版になったという印象を受けました。


ホテルはマニラの中心地に位置し、バスルームからは成長著しいマニラの様子が一望できます。建設中のビル群を見ながらお風呂に入りながらワインで乾杯!ホテルの空き具合によっては夕方4時までのレイトチェックアウトができるので(予約時に要相談)、非日常な空間でだらだらできます。


宿泊者にはアフタヌーンティ(前述の内容)とカクテルタイムがついてきます。カクテルタイムはWriter’s Barでシンガポールスリング飲み放題!という危険すぎる内容です笑。(なお、マカティスリングは飲み放題ではありません。)



▲ 昼間のWriter’s barの様子

また、感動したのは、深夜に小腹がすいて、ルームサービスで食べたシンガポールラクサ。マニラで本格的なシンガポールラクサに出会えるなんて。




ラッフルズシンガポールに泊まると約7万円ですが、こちらのラッフルズマカティはアフタヌーンティとカクテルタイム、朝食も込みで12000PHP(約25000円)程。LCCを使えば往復の飛行機込みで2泊しても7万円に収めることも可能です。

マニラの市街地アヤラセンターの中心地に位置し、治安もよく観光やショッピングにも大変便利な場所にありますが、このホテルに泊まるだけのためにマニラに来る価値のある、というより外にでるのがもったいない素敵なホテルです。