【セブ島】本当に危険? 現地民で賑わう市場「カルボンマーケット」に行ってみた!
セブ島と聞くとリゾート地という印象が強いですが、シティは東南アジアの発展途上国そのものの雰囲気。
ダウンタウンにある セブで最も大きな市場「Carbon Market(カルボンマーケット/カーボンマーケット)」は、ネットで調べると “危ないから行かない方が良い” という意見が目立ちます。中には “ネックレスを引きちぎられた” という人も...!
カルボンマーケットが行き先に含まれているツアーでも、車で通るだけでマーケット内を歩くことはないものがほとんどのようです。
どんな恐ろしい場所なんだろうと不安になってしまいますが、ローカルな市場にはどうしても行きたい...。 気を付けていれば問題無いという口コミもあったので、スリ対策を万全にし、暗くならないうちに行ってきました!
タクシーでマーケットへ
シティ内からカルボンマーケットへは、タクシーもしくはジプニーで行きます。サン・ペドロ要塞やマゼランクロスからは徒歩圏内です。
今回私たちはホテルからタクシーで。ドライバーに行き先を伝えると、「本当にカルボンマーケットに行きたいの? 危ないし汚いからおすすめできないよ?」と何度も確認されました。降りるときには、「麻薬常習犯やスリが多いから気を付けて!」と念押し。
現地の人にそう言われると、ますます緊張感が高まります...。
カルボンマーケットはこんなところ!
夕方のカルボンマーケット。
大勢の人で賑わっていますが、観光客はほとんど見当たりません。
カルボンマーケットは、100年以上もの歴史がある現地民向けの市場。その昔ここには鉄道が通っており、蒸気機関車で運ばれた石炭を貯蔵するエリアだったことから Carbon Market と名付けられたそうです。
カラフルな花や、野菜、フルーツ、肉、魚など、何でも揃います。生きたニワトリもたくさん売られていました。
生魚もこのように並べられており、かなり臭い(笑)
観光客がここでショッピングを楽しむとしたら、美味しいマンゴーや、カゴバッグ、アクセサリー、ビーチサンダルなどでしょうか。可愛いカゴバッグも100〜300円程度で買えるので、掘り出し物を探すのが楽しいです。
気を付けることは?
カルボンマーケットへ実際に行ってみて感じたのは、日中は事前に聞いていたほど危険な場所ではないということ。
みんな明るくフレンドリーで、動画や写真を撮っているとカメラに気付いて笑いかけてくださる方が多数!海外でよくある “写真撮るならチップくれ”というようなことは全く無く、むしろ「俺のこと撮って!」と話しかけられるくらいでした(笑)
とは言え、下記のような最低限のことは必ず守りましょう!
・夜は避けて、明るいうちに行く
・カバンはおなか側で抱えて持つ
・スマホを取り出すときは周囲に気を付ける
・なるべく浮かない服装を心がける
(現地に溶け込む服装で、派手なアクセサリーや高価な物は身につけない)
リゾート気分で浮かれて行くと危険な目に遭うかもしれませんが、常に警戒心を持ち、どの国でも気を付けるようなことを心がけていれば日中は大丈夫!
リスクを負ってまで行きたくないという方は、「SMシティセブ」や「アヤラセンター」などのショッピングセンターでも安くでショッピングを楽しめますので、そちらをおすすめします。
ローカルな雰囲気を味わおう!
掘り出し物が見つかるだけでなく、現地の人々の生活を垣間見ることができるのも、現地民向けの市場ならでは。リゾート地としての面だけでなく、東南アジアらしいダウンタウンの雰囲気も味わうことでさらにセブが好きになりました。
海やホテルだけでなく、ローカルな雰囲気を味わいたい!という方はぜひ、カルボンマーケットへ足を運んでみてください。