【ウルグアイ】古都コロニアに漂う緩やかな時間の中でホセ・ムヒカの言葉をかみしめて


本×旅のヒント

「世界でいちばん貧しい大統領」

~給料の大半を寄付し、農園で質素に暮らす偉大な政治家、元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカ。国民目線に立ち続ける彼には貧困、ゲリラ活動、投獄など波乱に満ちた過去があった~



貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に欲があり、いくらあっても満足しないことです

元ウルグアイ大統領のホセ・ムヒカが2012年に開かれた国連持続可能な開発会議(環境の未来を決める会議)で述べたスピーチの中の一説。彼の言葉、有言実行の生き様は世界中から注目を集めました。多くの人が感銘を受け、私もその中の一人。シンプルな言葉、なのにこんなに考えさせられるなんて。BIGの当選を夢見ている私には痛い痛い言葉ばかりです。


温和そうなお顔をしたホセ・ムヒカさんが生まれ育ったウルグアイとは一体どんな国なのでしょうか。



サッカー強国

南アメリカ南東部に位置するウルグアイは南アメリカ大陸で二番目に面積が小さい国。首都はモンテビデオでサッカーワールドカップの第一回大会の決勝戦が行われた地として有名です。スピーチの中では“世界で最もおいしい牛”が1300万頭いて、国土の90%が有効に使えるほど環境に恵まれた国と言われていました。




ウルグアイの世界遺産は2つ

食肉産業の発展が評価され2015年に登録されたのが『フライ・ベントスの文化的産業景観』。そしてもうひとつが『コロニア・デル・サクラメントの歴史的街並み』。コロニア・デル・サクラメントへはアルゼンチンの首都ブエノスアイレスから高速フェリーに乗れば1時間でアクセスできてしまうのです。そのアクセスの良さからブエノスアイレスに訪れたらサクッと行ってみよう!と日帰りで足を運ぶ人も多いはず。




コロニア・デル・サクラメント

ポルトガル人によって建設されウルグアイで2番目に古いヨーロッパの古都を感じさせる街。ポルトガルとスペインの建築様式が混在しています。


古い石畳が残る歴史的な街には低層の建物が並んでおり、空の広さが引き立ちます。


石造りの住居、擦れた色合い、城壁、クラシックカー、目に飛び込んでくるものに都会的な派手さがないのでとっても穏やかな気持ちになります。


ツーリストもちらほらいるのにとっても静か。この街だけ時間がゆっくり流れているかのよう。


海のように大きなラプラタ川。この川の向こうはアルゼンチンです。



特に何があるってわけではないけれど、街のそこかしこからささやかな感動を味わうことができるところでした。次回は是非とも“世界で最もおいしい牛”を味わいたいと思います!