お花畑でアフタヌーンティー!マレーシアの国家遺産ホテル「マジェスティッククアラルンプール」
マレーシアの首都、クアラルンプールに位置するマジェスティッククアラルンプール(THE MAJESTIC KUALA LUMPUR)は、1930年代に建設されたマレーシアの伝統ある国家遺産(National Heritage Site)です。
ここでは、お花に囲まれたフォトジェニックな環境でアフタヌーンティーをいただくことができます。
ステキな空間でアフタヌーンティーをいただく
アフタヌーンティーの会場は3箇所から選べ、ティーセットの内容は同じですが、食べる場所によって値段が変わります。
(参考)アフタヌーンティー会場と値段
・Tea Lounge:RM60(平日)、RM70(土日祝)
・Drawing Room:RM80(平日)、RM90(土日祝)
・Orchid Conservatory:RM110(平日)、RM120(土日祝)
※価格は変わり得ますので、来訪前にホテルに直接確認して下さい。
お花の部屋はオーキッドコンサンバトリー(Orchid Conservatory)。人気があるとのことで、事前予約が好ましいそうです。
マジェスティッククアラルンプールに宿泊する
マジェスティッククアラルンプールの宿泊棟は、マジェスティックウイング(旧館)とタワーウイング(新館)の2棟がありますが、今回はマジェスティックウイングのガバナースイートに宿泊しました。
マジェスティックウイングは建設当時の建物が補修されており、国家遺産に宿泊できるのです!1泊約26,000円(サービス料、税込)でした。専用のバトラーさん、洗濯無料、24時間滞在保証など、至れり尽くせりのおもてなしです。
マジェスティックウイングでは、専用ラウンジでアフタヌーンティーとカクテルタイムが楽しめます。(内容は上記のアフタヌーンティーとは異なる。)
ガバナースイートのお部屋は豪華ですが、家具がシンプルで落ち着いています。
バトラーさんにお願いすればいつでも淹れ立てのコーヒーやソフトドリンクを運んでくれます。
マレーシア名物のホワイトコーヒー(焙煎時に少量のマーガリンのみを加えたコーヒー、白いコーヒーではない。)が絶品なので、是非試してみて下さい。街なかの名の知れたカフェで飲むより断然おいしかったです。
ミニバーの飲み物、おつまみも食べ放題です。お酒を片手に、時間とともに変わりゆくクアラルンプールの景色を眺めましょう。
私の部屋からは近くにクアラルンプール駅、遠くにKLタワーやツインタワーと、文化的な建物と近代的な建物が共存する素敵な景色でした。そして、深夜のツインタワーが消灯する瞬間は本当に感動します!
また、すぐ近くに国立モスクがあるので、時折聞こえてくるコーランに異国情緒を感じました。
バスルームはレトロで雰囲気がありました。猫足のバスタブは女性のあこがれを体現したようなもの。
朝食はルームサービスが基本。名物のカヤトーストを食べましょう。
カヤトーストとは、卵、ココナッツミルク、パンダンリーフ、砂糖を煮詰めたカヤジャムが塗られた食パンで、シンガポールやマレーシアのローカルフードです。
カスタードのような食感でクセが無く、私が今まで食べたカヤトーストの中ではここが一番です。淹れ立てのコーヒー、南国のフルーツと一緒に優雅な朝を過ごせます。
マジェスティックは市街地からは離れており、一見不便そうな立地ですが、KLセントラル、KLCCなどへはシャトルバスが出ているので、実は観光にも大変便利です。(※ホームページ等に情報が記載されていませんので、時間や乗り場等の詳細は来訪前にホテルに直接確認しましょう。)
しかし、ホテル内が充実しているので、観光に出たくなくなるかもしれませんね。国家遺産ホテルの歴史に思いを馳せながら、優雅な休日を過ごしてはいかがでしょうか。