【台湾】 台湾のリゾートアイランド、澎湖(ポンフー)諸島へ行ってみよう!
90の島々から成る諸島
人が住んでいるのはそのうちの19島。
大きく分けて3つのエリア(①澎湖本島②北海③南海)に区分されています。
拠点としたのは澎湖諸島の玄関口、澎湖本島の馬公市。
台北からわずか40分の空の旅。
今回は①澎湖本島と③南海の島々を訪れました。
台湾本島より歴史が古い馬公市
台湾本島より中国大陸に近いといった地理的な理由から、清朝の時代から移民の中継地点といった大陸との交通の要衝、あるいは軍事拠点として重要な地位を占めてきました。
このため、エリア内には清朝時代に建設された集落、日本統治時代の建物など歴史的古蹟が多く残っています。
馬公老街
台湾でもっとも古い媽祖廟(まそびょう)、天后宮
日本統治時代の建物、澎湖郵便局
清代の城門、順承門
名物サボテンジュース
一年を通して咲く黄色いサボテンの花。
花が開いた後は赤紫色の果実がなり、それを加工したジュースやアイスクリームは島の名産品となっています。その実が赤いことから「澎湖紅蘋果(澎湖赤りんご)」あるいは「仙人果」と呼ばれています。
クセがなくすっきりとした味わい。
望安郷
馬公から船で30分、のどかな小さな島。
漢族が台湾に移住した初期に造られた集落があり、どこか沖縄の古民家を髣髴させる雰囲気があります。
花宅古厝
夏にはウミガメの産卵も見られますよ。
望安アオウミガメ保育センター
七美郷
澎湖諸島の中で一番南寄りに位置する島で、島全体が溶岩が固まって生成された玄武岩や石灰岩などで形成されています。
波が荒々しい海岸線にはユニークな形をした岩場が多く、観光客を惹きつけています。
獅子(ライオン)がしゃがんでいるように見える岩、大獅
台湾本島を逆さにしたような形に見える、小台湾
特に人気なのが恋の聖地?!そして恋愛成就スポット?!ともいわれる海の中の2つのハート、
❤雙心石滬(ダブルハート)❤
人気過ぎてこんなオブジェまで出来てました。
これを求めて澎湖に来る人も多いようです。
玄武柱状節理の島
馬公へ戻る船から見た虎井嶼と桶盤嶼。
見事な柱状節理からなる島で「澎湖のイエローストーン」と称されています。
北海エリアの白沙郷吉貝村に行けば白砂のビーチが広がりマリンスポーツなども盛んなのでよりリゾート気分を味わえると思います。
行ってみるまでこんなに歴史的な史蹟があるとは知りませんでした。
荒々しい海岸線に見る奇岩や玄武柱状節理の島など、自然が作り上げた景観はとても壮観です。
歴史に触れ、景観を楽しみ、ビーチでのんびり、そして美味しい海の幸に舌鼓!
のどかで緩やかな「島時間」が流れる澎湖諸島へ、是非足を運んでみてはいかがでしょうか。