【小笠原】世界遺産『小笠原諸島・父島』で、贅沢な島っ子の日常を覗き見!

こんにちは。
今回は私の故郷であり、世界自然遺産にも登録されている 小笠原諸島『父島』 を観光の体験談ではなく、島っ子の日常を切り取りながらご紹介していきたいと思います!
ガイドブックとは違う視点から、小笠原の暮らしの魅力を覗いていってみてください。

よくあるQ&A

「小笠原出身です!」と言った場合に私が普段よく聞かれる質問に、まずここでもお答えしておきたいと思います。

Q.どこにあるの?
A.東京から南に1,000km先の太平洋の上です。ちなみに車は品川ナンバー!

Q.交通手段は?
A.竹芝桟橋から6日に1便出港する『おがさわら丸』の船旅で24時間です。成田からリオデジャネイロと同じくらいだけど、パスポートは不要!食料もこの船で運ばれてくるので、入港日のスーパーは人が溢れます。

Q. 気候は?
A.夏は東京と同じくらい、冬は18℃くらいなので基本パーカーより厚手の服は持っていなかったです。とは言っても、ダイビングなどは別として毎日海で泳ぐのは夏だけ。(冬も水着だけで泳げないことはなくもないです。寒いけど。)

Q.人口は?
A.父島が約2,000人、お隣の母島は約500人です。知り合いばかりで周りの人との距離が近く、温かい島です。デメリットは、誰と誰がどこでデートしてたよ!なんて噂は秒速で広まるところ。


島の朝は早い!

日の出を見るためam4:20に友達と待ち合わせをして、原付に乗って旭平展望台へ。観光で数日の滞在なら島内を巡回するバスが手軽で十分移動できますが、生活する上では車か原付があると便利です。

持参した朝ご飯を食べながら空が明るくなるのを待ちます。

おはよう太陽!!
思わず親に「ありがとう。」って言いたくなっちゃう眺め・・・。最高の1日になりそうな予感です!


流行りのマリンスポーツで大海原の冒険

からっと暑い小笠原の夏には、友達とコペペ海岸でSUPをして遊びます。SUPは普通のサーフボードよりも大きいボードの上に立ち、パドルを漕いで波に乗ったり海の上を散歩する近年流行りのマリンスポーツです。

世界に自分1人だけみたい。

冒険気分で、このままどこまでも行けそうなワクワクを味わうことができます。


ランチショーのゲストはあの動物!

お昼はパンを買って、お母さんと『ウェザーステーション』へ。

人類よ、これが地平線だっ!!

「クジラ、呼んどいたよ~。」と言ってお母さんが指さす先の海面では、ザトウクジラの親子が何度もブリーチを繰り返しています。贅沢な野生のクジラのショーを見ながらのランチタイム!

ここウェザーステーションは陸上からのホエールウォッチングにぴったりの場所なんです。※ちなみにさっきのSUPの写真は夏なので紛らわしいですが、ザトウクジラのシーズンは冬です!


夕方になるとこの場所は、観光客や島の人が集まる幻想的な夕日スポットに。

人生で1度はこの夕日を見ないともったいな~い!

そして夜にはこのウェザーステーション、文字通り満天の星空が広がる天然プラネタリウムに変身します。当時JKだった私たちの会話いわく、「こんな星空の下でプロポーズされたら誰でもOKしちゃうよね~。」だそうです。


1人の時間はアートタイム!

暇な午後には1人でふら~っと宮之浜へ。海で1人で泳ぐのは危ないから絶対にしないけど、貝殻拾いなら楽しめます。

家に持って帰って、ビーチグラスと貝殻でお絵かきするのも楽しい時間。


1日の終わりも太陽に挨拶

夕方になったら再び友達と集合して、今度はサンセットを拝みに出かけます。
日の入時間が近づいたら、キラキラの海を見下ろす崖の淵に並んで腰かけて。

「太陽さよなら、また明日!」

日の出を迎えて始まり、日の入を見送って終わる。自然の生活リズムで過ごせる贅沢な1日・・・!


このように、小笠原では観光ではなく普段の生活をしているだけでも、朝から晩まで自然の中でぎゅぎゅっと濃~い1日を送ることができます!
他にもまだまだ小笠原には魅力がいーっぱいなので!もったいぶって次回以降もご紹介していきたいと思います(^^)/