【ハンガリー】ブダペストから日帰り可能な古都エゲルでワインを楽しむ

ブダペストからバスで2時間、ハンガリーの2大ワイン(トカイとエゲル)産地の一つ、エゲルへ行ってみました。
ここエゲルはハンガリーの英雄ドボー・イシュトヴァーンがオスマン帝国と何度も戦った地として、歴史上でも重要な古都として知られています。

まずは街歩き

酔っぱらう前に街歩きを楽しもう!
バロック建築の宝庫と言われるエゲルは、整然としていて重厚な建物が目立ちます。
何気ない通りも絵になりますね。

バスターミナルからすぐの大聖堂はハンガリーで2番目に大きい教会。

街の中心、ドボー・イシュトヴァーン広場に面して建つ聖フランシスコ修道士教会の塔はエゲルで最も背の高い建物。

エゲル市街を一望できるエゲルのシンボル、エゲル城。

美女の谷

街の中心からはタクシーで5分程度、「美女の谷」と呼ばれるワイン街へ。
現在は80軒ほどのワインセラーが軒を連ねており、セラー毎にオリジナルのワインを提供しています。

エゲルの赤ワインといえば

『エゲルの雄牛の血』と呼ばれるEgri Bikaver(エグリ・ビカヴェール)が有名です。
16世紀に起こった戦いにちなんだ名称で、なんとも力強い印象を受けます。

セラーをハシゴ

セラーには番号が付いており、適当なセラーに入店します。
まずはカウンターに行き試飲。

好みの味を見つけたら1杯からオーダーできます。
だいたい1杯200フォリント(約80円)~なので、ついつい調子に乗って飲み過ぎてしまいます。

もちろん、フルボトルで購入も可。

穴倉的なセラー内部も趣があります。

量り売りはミニマム1.5L
No5のセラーはペットボトルに詰めて販売しています。

お店にあった容器で一番小さいボトルが1.5L、それが800フォリント(約320円)!
既にほろ酔いで冷静な判断を失っていた私は、この安さに飛びついてしまいました。

お酒の力は、陽気にさせると共におおらか(思考能力が低下するとも言う)にもなります。
「美女の谷」トラップにハマらないように気を付けましょう。

ワインと温泉の町『エゲル』はブダペストから簡単にアクセス可能で、ハンガリー史の1ページを垣間見ることができるところです。 街歩きを楽しんだ後はセラー巡り。 お気に入りの味を見つけてみてはいかがでしょうか。