【海外ワーホリ】第18回:日常からふらっと抜け出す、バイロンベイ2泊3日ひとり旅記①


オーストラリアは広い。
同じ国内にいても、ちょっと移動すれば景色も空気もまるで別世界になる!

今回私が向かったのは、ニューサウスウェールズ州の北端にある小さな海辺の街、バイロンベイです。
メルボルンからは飛行機で2時間。

都会の喧騒から離れ、穏やかな時間が流れるこの街は、サーファーや旅人、アーティストたちが集まる自由な空気に満ちていました♪

コンパクトな中心部には、ローカル感あふれるカフェやギャラリー、オーガニックマーケットが並び、少し歩けばすぐにビーチや灯台。

今回は、この街の魅力を2泊3日でギュッと体験してきました♪
海と自然に包まれた場所で、ひとり旅ならではのハプニングや自由な過ごし方を、お届けいたします。


到着直後からのハプニングと奇跡


メルボルンから約2時間のフライト。少しの遅延を経て、バリナ・バイロン空港に到着しました。
今回の旅は2泊3日。しかも、出発前日にまさかの雨予報。
「なんてこった…」と嘆きながらも、寒い冬のメルボルンを抜け出し、少しでも暖かいバイロンベイへ。

…のはずが、到着してもやっぱり寒い!(笑)

飛行機を降りると、小雨がしとしと。
「さむううう」と肩をすくめた瞬間、服を機内に忘れてきたことに気づき、グランドスタッフを待つ羽目に。

その間に移動手段を調べると、空港からバイロンベイ中心部までの公共バスは次が最終便。
しかも出発は1時間後で、所要時間は1時間半。
一方シャトルバスなら30分で到着するけれど、料金は$35(公共バスは$5〜8)。

せっかくなら早く着きたい!とシャトルバスを予約。


ところが、待っている間にドライバーさんから「僕らの便はもう出発しなきゃいけないんだ」と告げられ、乗れないことに…。

返金をお願いしようにも、スタッフも来ないし、いつ受け取れるかわからないので迷い。。 気づけば人もまばら…。
そんな時、次発のシャトルバスのドライバーさんがスタッフ探しを手伝ってくれ、無事に忘れ物を回収!

「せっかくなので、このまま次のシャトルに乗ります」と伝えたものの、英語がうまく通じず四苦八苦。
するとドライバーさんが「日本語が話せる知り合いがいるから通訳させるよ!」と電話をかけ始めました。

驚きながら電話に出ると、流暢な日本語で状況を確認してくれる声。
話を終えると、ドライバーさんが笑顔で一言。
「彼は僕の娘の旦那なんだ。プロサーファーで…知ってる?」

写真を見せてもらった瞬間はピンとこなかったのですが、調べてみてびっくり。
なんと2024年パリ五輪サーフィン日本代表、コナー・オレアリー(Connor O'Leary)選手!

まさかの繋がりに感動しつつ、「忘れ物して良かったかも…」なんて思ってしまった私。
そんなハプニングから始まる、ちょっとドラマチックな旅の幕開けでした!


まるでリゾート?!贅沢な一人空間宿


今回の宿泊先はホテルではなく、Airbnb。
理由はシンプル。ホテルよりリーズナブルなのに、清潔で広々、ゆったり過ごせるから。

お部屋は木の温もりを感じるインテリアで、いい香りが漂い、アメニティもオーガニック。
こだわりが随所に感じられる、まさに暮らすように泊まれる空間です。


こんな素敵空間でした~!

さらに同じ日に泊まっていたゲストとも仲良くなり、来月シドニーで再会する約束まで!


こういう出会いがあるのも、旅の醍醐味ですね♪


オシャレなバイロンベイで味わうシーフードレストラン


荷物を置いて一息ついたら、ディナータイム♪


雨も上がり、徒歩5分ほどで辿り着いたのは、Byron Bay Oyster Bar & Seafood Restaurant。

外観からしてシックでおしゃれな雰囲気。ランチもディナーも営業している人気店です。


18時までに注文すると牡蠣が割引になるとのことで、ギリギリ滑り込み!
牡蠣3種盛りにズッキーニの前菜、そしてスパークリングワインをオーダー。

メニューはこちら!



オシャレすぎる!!


さらにお通しのように出てきたフォカッチャは、ふんわり香ばしく、一瞬で完食。


ズッキーニは塩を振って素焼きし、その下にはサワークリーム。塩味とクリーミーさのバランスが絶妙でした。
そして牡蠣も、言わずもがな至福の一口。

デザートにティラミスまでいただき、満腹で帰路へ。
お会計は$80ほど。一人旅なら、少し量を調整するのもおすすめです。

こうして波乱(?)と美味しさで幕を開けたバイロンベイ1日目。

ハプニングも出会いも全部ひっくるめて、すでに旅の満足度は高め。
でも、まだまだバイロンベイの魅力はこれから!

次回は、青い海と街歩き、そしてローカルグルメで彩られた2日目の様子をお届けします!
雨予報の中サーフィンはできるのか…!?