【沖縄・与那国島】 日本最西端の島で感じる自然の魅力と癒しの時間
沖縄本島から少し足を延ばして、ひとりでも気軽に訪れることができる「与那国島」。
飛行機で簡単に訪れることができ、那覇空港からは約1時間20分、新石垣島空港からは約30分。
日本最西端の島として知られるこの場所は、自然と共に過ごすゆったりとした時間が流れ、女性ひとりでも心からリラックスできる特別なスポットです。
島を訪れた私は、与那国馬との海遊び、シュノーケリング、そして美味しい沖縄そばを楽しみながら、まさに贅沢なひとときを過ごしました。
▲行きは那覇空港から、帰りは新石垣空港へ着陸。2週間の旅のため、大荷物。
日本最西端の島、与那国島の魅力
▲台湾は晴れていても常に見えるわけではなく、年に3回ほど見えるそう。見えたらラッキー。
与那国島は、地理的な特性からも魅力的です。台湾までの距離はわずか111キロ。
沖縄本島へ行くより、台湾へ行くほうが近いなんて不思議です。
(現在は定期運航便がないので、残念ながら与那国島から直接台湾へ行くことはできません。)
広がる海と青空の下、訪れるだけでまるで世界の果てにいるような感覚になります。
そんな独特の雰囲気を味わうために、日本最西端の碑を訪れるのもひとつの楽しみ。
ここで写真を撮れば、思い出にもなりますし、ほかの観光地では味わえない特別な感覚を体験できるんです。
▲夕焼けの絶好の撮影スポット。夕日が落ちる時間には沢山の人で賑わいます。
また、与那国島の自然は、まるでタイムスリップしたかのような美しい景色を提供してくれます。
ほかの観光地では見られないような素朴な風景や、静けさを感じる場所も多いので、忙しい日常を忘れて心からリラックスできますよ。
与那国馬との海遊び — 心が癒されるひととき
与那国島を訪れたら、ぜひ体験したいのが「与那国馬との海遊び」。
与那国馬は、島の広大な草原で自由に過ごしており、その優雅な姿を見るだけで心が癒されます。
私は実際に与那国馬に乗って海を駆け抜けるという貴重な体験をしました。
海の青さと広がる草原が一体となるその景色は、まさに感動的でした。
与那国馬は、馬に乗ることが初めての人でも、ゆったりとした歩きで楽しむことができます。
馬たちは温厚で穏やかなので、気軽に触れ合いながら自然の美しさを堪能することができるんです。
もちろん、馬に乗らなくても草原を散歩したり、馬たちが自然の中で過ごす姿を見るだけでも十分に楽しめますよ。
島内には、テキサスゲートという放牧された牛や馬が牧場の外に出られないように道路に設置された溝が4箇所あります。
島内の方に聞いたのですが、島にいるすべての馬が与那国馬というわけではなく、純血の与那国馬、ポニー、ポニーと与那国馬のハーフが別れて暮らしているそうです。
島内に多く見られる毛に白色が混ざっている馬は、純血の与那国馬ではないのです。(ですが与那国島に住んでいるので、広い意味では与那国馬とおっしゃっていました)
▲テキサスゲート内で出会った与那国馬。
▲南牧場の馬はお顔に白い毛があります。とても人懐っこい。
海底遺跡をシュノーケリングで探索
与那国島の海は、シュノーケリングスポットとしても非常に人気があります。
透明度が高い海で泳ぎながら、海底に眠る古代の遺跡を探すという冒険心をくすぐられる体験ができるんです。
海の中を歩いていくと、まるで映画の中にいるような気分になり、神秘的な海底遺跡に出会えるのは本当に感動的です。
▲一緒にツアーに参加した方々。
シュノーケリングは初心者でも安心して楽しめるツアーがたくさんあります。
女性ひとりでも、ツアーガイドがしっかりサポートしてくれるので安心です。写真を撮ってくれるサービスもあるので楽しい瞬間をSNSでシェアするのにもバッチリ。
ただ、海の波が少し強いこともあるので、波酔いには注意が必要。波の強さによって、酔いやすい方は、無理せず楽しむことをおすすめします。
島時間とDr.コトーのロケ地
与那国島には、時間がゆっくりと流れているような感覚を味わえるスポットがたくさんあります。
ここはあの有名なドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地としても知られているため、ドラマのファンにはたまらない場所です。入館料は300円。
実際に訪れてみると、テレビで見た風景が広がっていて、まるでドラマの中に入ってしまったような不思議な気分になれますよ。
▲セットに入って遊べます。撮影当時のまま色々なものが残されているそうです。
のんびりとした島時間の中で、歩きながら島を観光したり、ゆったりと過ごしたりすることができます。
都会では味わえない静けさが、心を落ち着かせてくれるので、忙しい日常を忘れて自分をリフレッシュさせるのにぴったりです。
おしゃれなカフェと美味しい沖縄そば — 手作りパン&カフェ パネス
与那国島にはおしゃれなカフェもあり、美味しい沖縄そばを楽しむことができます。
特に「手作りパン&カフェ パネス」は、島の味を楽しめる素敵なカフェ。
手作りパンと一緒に提供される日替わり沖縄そばは、どれも美味しくて、思わずおかわりしたくなります。
この日は、与那国島の特産品であるヤシガニで出汁をとり、身がトッピングされた沖縄そばを堪能しました。とてもコクがあり、島の味を存分に楽しめましたよ。
こちらの店舗は、クレジットカードなどの電子マネーに対応しています。
▲島内で取れたヤシガニの沖縄そば。今まで人生で食べた沖縄そばで一番美味しかった。
また、島内の商店も充実しており、特に「崎原商店」「比川地域共同売店」ではカードが使えるので、便利にお買い物ができます。
離島では現金しか使えないのが基本ですが、現金が少なくなってもお買い物ができるのが嬉しいポイントですね。
▲崎原商店。お惣菜もあり、購入して近くのビーチで食べるのも贅沢ですよ。
島に必要なものを揃えるのに、離島ならではの独特な雰囲気を楽しみながら、必要なアイテムをゲットできます。
SNSで人気の撮影スポット — ダンヌ浜公衆便所は現在工事中なので注意
与那国島には、SNSで人気の撮影スポットもたくさんあります。
特に「ダンヌ浜公衆便所」は、そのユニークなデザインが話題となり、多くの観光客が撮影スポットとして訪れています。
しかし、現在は工事中で立ち入り制限があるため、訪れる前に最新の情報をチェックしておくことをおすすめします。
また、与那国島には美しい海や広大な草原が広がっており、どこを撮っても絵になるスポットが満載。
カメラを持って島を散策するのがとても楽しく、思い出の写真をたくさん撮りたくなること間違いなしです。
▲馬と一緒に砂でごろごろして遊んでみました。
▲遮るものがないので、風が強くCMみたいな写真を撮って遊べます。
結論:与那国島は女性ひとりでも楽しめる癒しの場所
与那国島は、自然と調和した生活を大切にする島で、女性ひとりでも気軽に訪れることができる癒しの場所です。
与那国馬との触れ合いやシュノーケリング、島内のカフェで美味しい沖縄そばを楽しむことができるこの島は、忙しい日常を忘れてリラックスするのに最適です。
離島にしては珍しく、現金以外での決済に対応している店舗が多いのも嬉しい限りです。
そして、何よりもこの島には「日本最西端」という特別な意味があるのかもしれません。
広がる海の向こうに何があるのかを考えたり、ただ静かな時間の流れに身を任せたり。
与那国島で過ごす時間は、心に残る素敵なひとときになるでしょう。
次のお休みには日常を離れて、のんびり自分時間を過ごしに行ってみてください。