【長野】上高地の美しさに感動!絶景写真で紹介する上高地ハイキング
気温が上がり、山頂に積もっていた雪が解け始め、まもなく日本屈指の山岳景勝地である「上高地」の観光ベストシーズンがやってきます。
今回、ベストシーズンより一足早く、上高地へ遊びに行ってきましたので、ご紹介いたします。
日本屈指の山岳景勝地「上高地」とは
上高地とは、長野県松本市の標高1,500mに位置している日本屈指の山岳景勝地です。
国の文化財にも指定されており、避暑地としても人気が高く、毎年多くの観光客が訪れています。
上高地へのアクセス・注意点
上高地へのアクセスは、バスやタクシーなどの公共交通機関で行くことができます。
マイカーでも遊びに行くことは出来ますが、注意が必要です。
上高地は、自然保護の理由で、通年マイカー規制が行われています。
その為、上高地へはマイカーで行くことが出来ず、近くの駐車場で車を止め、そこからタクシーやバスで向かう必要があります。
上高地周辺の駐車場 沢渡駐車場
長野自動車道 松本I.C.から約1時間のところにある沢渡駐車場。
今回、私はここに車を駐車し、タクシーで上高地まで向かいました。
沢渡駐車場からタクシーに乗り、上高地のハイキングコースのスタート地点でもある大正池まで行きました。
ちなみにタクシーの料金は、沢渡駐車場から大正池まで定額で3,900でした。
バスでも行くことは出来ますが、4人でのタクシー乗車の場合、タクシーの方が割安になります。
大正池到着
タクシーに乗車し、約20分。大正池の前にある大正池ホテルに到着。すると早速、絶景が広がっています。
大正池の水は青く透き通っており、遠くに見える山の山頂に雪が残っており、とてもきれいな景色が広がっています。この景色だけでも上高地を満喫できるほどの絶景でした。
上高地をハイキング
今回、私は大正池から河童橋までの約4Kmの道のりをハイキングしてきました。
この散策ルートは、上高地の中でもスニーカーでハイキングが可能な、比較的簡単なコースです。
とはいえ、ハイキングコースの中には足場の悪い箇所もあり、1時間以上は歩き続ける為、注意が必要です。
ちなみに私は、写真をたくさん撮ったり、途中で休憩をはさんだりと、合計で2時間以上もの時間がかかりました。
大正池~田代池・田代湿原
大正池から約1Km程度歩くと田代湿原が見えてきます。また、田代湿原向かって右側には田代池を見ることができます。
田代池は青く透き通っていた大正池とは違い、水は透き通っているものの赤く見える池でした。同じ場所ですぐ近くなのに、自然ってとても不思議ですね。
田代湿原~田代橋
田代湿原を過ぎるとハイキングコースは「梓川コース」と「林間コース」の二手に分かれます。
私は梓川コースを選び、進んでいきました。
梓川コースは、名前の通り、梓川に沿った道を進んでいきます。
道中の川は田代池同様、赤く染まっており、その近くの草木も少し変色していました。
およそ1㎞進んでいくと田代橋が見えてきます。二手に分かれていた林間コースとは、田代橋の手前で合流ができるみたい。
田代橋~河童橋
田代橋を通り過ぎるとまた二手に道が分かれています。ここから河童橋まで梓川をはさんで両岸にルートが用意されています。
どちらのルートでも河童橋まではおよそ1.5㎞。梓川に沿って河童橋まで歩いていきます。
大自然ならではの遭遇
そんな道のりの中、大自然ならではの体験が出来ました。
上高地に住む野生の猿との遭遇です。
梓川の水を飲みに来ているところを偶然見かけることが出来ました。
この猿たち、人間にもなれているようでしたが、近くまでよると襲われる危険もありますのでご注意を。
ちなみに私は遭遇しませんでしたが、クマの目撃情報もありましたので気を付けましょう!
河童橋到着
大正池をスタートしてから2時間。ようやく今回のゴールである河童橋に到着しました。
上高地を代表するこの河童橋。自然の風景にも溶け込んでおり、とても印象的な橋でした。橋を渡ってみると、グラグラと揺れるので、少し怖かった…。
五千尺キッチンで昼食を
河童橋の周辺にはホテルやお土産屋さん、レストランがいくつかあります。
その中の「五千尺キッチン」で昼食を頂くことにしました。
五千尺キッチン名物「山賊定食」
そして、このレストランの一番の魅力は窓から見えるその景色です。
カウンター席の窓からは、河童橋と正面に広がる山脈といった上高地の絶景を愉しむことができました。
河童橋~沢渡駐車場への帰路
さて、上高地でのハイキングも終わり帰路につきます。
河童橋のすぐ近くにはバスターミナルがあり、そこからバスやタクシーで沢渡駐車場まで帰ることができます。このバスターミナルから松本駅や新宿駅など、各方面へのバスも出発していました。
ハイキングの疲れを癒す沢渡湯の郷公園
河童橋のバスターミナルからタクシーで約20分、車を駐車していた沢渡駐車場に戻ってきました。
車に戻り、帰ろうとした時、面白いものを見つけました。それが「さわんど湯の郷公園」。
ここは、天然の温泉が湧いている足湯になります。しかも無料で入浴できちゃいます。
温度は少し高めですが、上高地のハイキングで疲れた体を癒してみてはいかがでしょうか。
さて今回、見ごろからは少し早い上高地への旅を紹介しました。
2023年もどんどん暖かくなり、より上高地への旅行のベストシーズンがやってきます。
是非、次の旅行の参考にしてみてはいかがでしょうか?