東京で野生のイルカと泳ぐ旅・御蔵島ドルフィンスイムツアー
みんなの人気者、イルカ。愛くるしいお姿に賢い頭脳・・・
好奇心旺盛な野生のイルカたちと、なんと海で一緒に泳げてしまうドルフィンスイムツアーというものが日本にあるの、知ってる?
しかもイルカとの遭遇率99%の島が東京都にあるっていうから、ビックリ。
そこで今回は御蔵島のドルフィンスイムを体験してきたよ。
意外と知られていない東京都御蔵島のドルフィンスイムツアーをオススメの宿やアクセスなどの紹介も含めてご紹介していくよ!
御蔵島のドルフィンスイム
御蔵島は東京・伊豆諸島の島で、人口300人の自然豊かな島。
竹芝客船ターミナルから夜行船で7時間ちょっとで着くから、ネトフリで映画とか観て寝て起きたら到着、って感じだよ。
御蔵島には約120頭のミナミバンドウイルカが住み着いていて、4月〜10月いっぱいまで各宿やいろんなツアー会社さんがドルフィンスイムツアーを開催しているんだって。
初めてのドルフィンスイムだったからネットで色んな情報を調べてみて、値段の手軽さやホームページの素敵な雰囲気にビビッときたMITOMIさんという宿に1泊することにしたよ。
ドルフィンスイムツアーもそこでお願いして大正解だったから、あとで詳しく紹介するね!
さぁ、ウエットスーツをきてボートに乗り込んだら、島をぐるりと周りながらイルカたちがいるポイントへ。シュノーケリングでいよいよ野生のイルカたちとご対面!
イルカとの遊び方
海の中でプカプカと1分ほど待っていると、向こうのほうからイルカの群れが近づいてきた!
ワクワクドキドキする瞬間。
遊びモードのイルカは「おっ?ニンゲンだ、遊ぶかー」って感じで私たちの周りをくるくると回ってくれたり、一緒に潜って遊んだりしてくれる。
海に入る前にガイドのお姉さんがイルカと泳ぐコツを丁寧に教えてくれるから、初心者でも安心してイルカと泳げたよ。
まずはイルカがこっちに来てくれたら目を合わせて並んで泳いでみよう。追いかけたり触ったりせずに、目を合わせて寄り添うのがイルカと仲良くなるコツ。
御蔵島のイルカは人馴れしていて、泳ぎ慣れている人のところに近寄っていくことが多いけど、初心者の私のところにも何度か近づいてきてくれて、目を合わせて泳ぐことができた。
イルカと隣に並んで泳げるなんて感動。あぁ、可愛い・・・
すっかりイルカたちの虜になった私は翌月も沖縄から御蔵島へ通いドルフィンスイムを堪能してしまった!
もう一つの萌えポイントがイルカの「正面顔」。
なんとも言えぬこの表情がたまらないっ。私のカメラに興味を示して『おっ!』って感じで見てるよ。この後近づいてきてくれて、隣り合わせで泳ぐことができて感動したな。
きっとほんの1分たらず。でもスローモーションのようなひととき。
移動モードとお休みモードのイルカ
移動モードのイルカはスーッと泳ぎ去っていき、お休みモードの時はまったりと眠りながら泳ぎ去っていく。
イルカが去っていったら追いかけずに船に上がって、もう一度イルカが来るポイントに先回りし、海に入るよ。約2時間のドルフィンスイムでこれを数回繰り返す感じ。
翌月にいった時もイルカと交流できなかったことはなかった。遭遇率100%は嬉しい!
ドルフィンスイムのベストシーズン
4月〜10月いっぱいまで行っているドルフィンスイムですが、7月、8月はハイシーズンで抽選になることも。この時期はイルカたちも人に飽きてきて塩対応になるんだって。(笑)
なのでベストシーズンは7月、8月以外。
初心者であればなるべく海水温度が高くなってからがオススメで、6月後半〜7月前半や9月前半がベター。水温は20度前後なのでウエットスーツで防寒対策はしっかりとして入ろう。(レンタル可能)
私が行った6月はイルカの出産シーズンで、お母さんイルカの下に愛くるしい赤ちゃんイルカの姿を見ることができた!
野生動物は赤ちゃんを敵から守る習性があるけど、御蔵島のイルカと人の絆は30年以上あるから安心して私の隣までやってきて赤ちゃんを見せてくれて、もう胸キュン。
イルカには触らないように、優しく見守ろう。
ドルフィンスイムの服装
・水着の上にウエットスーツorラッシュガード
・シュノーケリングマスク
・フィン(フィン用ソックスもあると良い)
宿mitomiさんで全てレンタルできるので、初心者の人は自分の水着だけ持っていけば大丈夫。
ウエットスーツ&インナーが2,500円、そのほかは各1,000円で貸し出しているよ(2023年)
おすすめのスケジュール
船のスケジュール的に日帰りは無理なので今回は1泊2日のプランで行ったよ。 東京・竹芝ターミナル 22:30発→翌日の朝6:00ごろ御蔵島着。
送迎車で宿へ行きチェックインを終えたらドルフィンスイムへ。
mitomiさんのドルフィンスイムは午前中1回、午後1回開催しているよ。
午前:08:00~10:00・午後:13:30~15:30・木曜午前のみ:07:00〜09:00
沖縄からの長旅だったから初日は午後の13:30〜のツアーに参加して午前中は睡眠タイム。
翌日は東京行きの船が12:40発の1本のみなので午前中に1回ツアーに参加して、シャワーを済ませたらチェックアウトして寄港。
1泊で2回のツアーに参加して大満足だった!常連さんは午前、午後の両方参加していたよ。
翌月にもう1回行った時は体も慣れたのでついてすぐ午前中のツアーで泳いでみた。船でしっかり眠れる人は午前中からでもいけると思うよ!
・東海汽船 公式サイト
・宿 mitomi 公式サイト
ドルフィンスイムにかかる費用
・交通費 東京竹芝〜御蔵島 片道9,150円(大人 2等の場合) 往復18,300円
・mitomiドルフィンスイムツアー1回9,000〜円 × 2回の場合18,000円
・mitomi宿泊費用 素泊まり一泊 5,500円
機材レンタルなしの場合 合計41,800円〜(シーズンにより変動あり)
機材フルレンタルした場合 ドルフィンスイム2回+レンタル機材一式のフルレンタルパック23,000円がお得なので合計46,800円
ダイビングショップなどが開催するツアーだと島外の会社なので70,000円〜くらいのイメージ。割高な分手配を代行してくれるので楽なのはこちらかも。
値段重視の私は自分で全部予約したけど、島に暮らして毎日イルカと泳いでいる宿のガイドさんの方が個人的にはよかったな。
イルカへの温かいloveに溢れたガイドさんたちで、イルカたちのことも聞いたら色々教えてくれたよ。
注意事項
・島に上陸する際は必ず事前に宿の予約をする必要があるので必ず予約してから行こう
・まれに波が荒れて船が欠航する場合があって帰れない可能性があるから、1日予備日を持っておくのがおすすめ。飛行機に切り替えることも可能だけど抽選の可能性あり。
・ドルフィンスイムの際はガイドさんの注意事項をよく聞いて守ろう。イルカを怖がらせないように。
まとめ
無邪気で賢いイルカたちとの神秘的な交流体験。
自然の生き物たちと交流する体験はなんとも言えない感動と非日常感を味わえるよ。
ドルフィンスイムの練習会もあったりするから、より上手に交流したい人は事前に練習してからいくのもいいと思う!私も次は1回練習会に行ってみたいな。
お邪魔させていただく島、人と自然に感謝の気持ちを忘れずに楽しもう!