【京都】元々銭湯だった?古民家カフェ「さらさ西陣」へ行ってみた!
カフェ好きのみなさん、川口葉子さん著「京都 古民家カフェ日和」という書籍をご存知ですか?
こちらの書籍には、知る人ぞ知るお洒落で穴場なカフェがたくさん紹介されているんです!
私は今回、書籍で紹介されていた「さらさ西陣」に行ってみることに。
なぜ数ある古民家カフェの中からこのカフェを選んだか?
その理由は単純で、パラパラとページをめくっていると、華やかなマジョリカタイルが目に留まり、率直に素敵!と感じたからです。
今回は「さらさ西陣」の魅力をたっぷりご紹介します!
風格漂う外観
さらさ西陣は、鞍馬口駅から徒歩15分ほどのところにあります。
駅からは、ほぼ直進。ひたすら歩いて行くと左手側に、圧巻のレトロ建物が見えてきます。
こちらの建物は、築90年の銭湯建築。
そう、こちらのカフェは元々銭湯だったのです。
1930年に銭湯「藤ノ森湯」として開業し、1999年に廃業となりましたが、翌年の2000年にカフェとして再利用されることになりました。
古き良き大正・昭和の時代を感じられる建物ですよね!
平成生まれの私ですが、なんだかノスタルジーを感じました。
マジョリカタイルに目を奪われる店内
店内に入って最初に目に留まるのは、グリーンを基調としたマジョリカタイルの壁。
こちらは、元々浴室部分だった場所です。
よく見ると、壁に穴が空いていたり(蛇口があった穴)、
頭上には、銭湯を感じられる高い天井が広がっていたり。
当時の姿のまま残されている部分が多く、見どころがとっても多いです。
私は、特に壁が欠けている部分に心惹かれました。
欠けていることによって、より一層マジョリカタイルの良さが際立っているなと感じませんか?
こちらは書籍コーナー。
おそらく自由に自席で読むことができます。
私は実際読んだわけではないので、手に取る際はスタッフの方に一声かけてみてくださいね!
本棚から少し顔をあげると、女優の綾瀬はるかさんのカレンダーが!!
背景のマジョリカタイルを見て分かる通り、まさにこちらのカフェで撮影されたのですね。
座席数は、全部で約15席ほどの用意がありました。
カウンター席や1名掛けの席もあるので、1人でも入りやすいカフェです。
私は1人で訪れたのですが、他にも1人利用のお客さんが何名かいましたよ!
洋梨とくるみのケーキとHokuzanのお茶
私は洋梨とくるみのケーキとHokuzan茶を注文しました。
お値段はセットで税込1000円。
ケーキは、ほんのりシナモンが香って、しっとりしていて美味しかったです。
中身は、食べ応え抜群の洋梨とくるみがごろっと入っています。
お茶はさっぱり爽やかで、暑い季節にピッタリ!
甘いケーキとの相性も抜群です。
今回はカフェ利用でしたが、ケーキだけでも結構お腹に溜まりました!
さらさ西陣はカフェメニューだけでなく、ランチメニューも種類が豊富です。
他のお客さんはランチメニューを注文されている方が多かったのですが、結構ボリューミーでした!
ガッツリ食べたい人にオススメです。
さいごに
京都観光といえば、お寺や神社巡りが定番だと思います。
名所巡りももちろん魅力的ですが、風情溢れるカフェもたくさんあるので、みなさんの旅のしおりに追加してみてはいかがでしょうか?
さらさ西陣の近くには、観光名所の金閣寺や二条城もあるので、観光の合間にぜひ足を運んでみてくださいね!
参考文献:川口葉子さん著「京都 古民家カフェ日和」